丸山珈琲 鈴木樹バリスタ
プロフィール
株式会社丸山珈琲 販売企画ディレクター/バリスタ
鈴木樹
1984年神奈川県生まれ。製菓学校卒業後、都内でパティシエとして3年ほど勤務したのち、2006年からコーヒーの仕事に携わり、2008年に丸山珈琲に入社。店長、店舗統括ディレクターを経て、現在に至る。2016年9月に行われたジャパンバリスタチャンピオンシップでは、2010年、2011年の二大会連続優勝に続き、史上初の3度目となる優勝を獲得。2017年11月に韓国で開催されたワールドバリスタチャンピオンシップで、自身最高位となる準優勝を果たした。世界で最も注目される女性バリスタの一人。
ワールドバリスタチャンピオンシップとは
現在、世界最高峰のバリスタの競技大会で[1][2][3]、各国のバリスタ・チャンピオンシップの優勝者たち(これに、指名された競技者が加わることもある)によって、世界タイトルが競われる。競技者たちは15分間のうちに、コーヒー12杯を用意し、給仕するが、その内訳はエスプレッソ、カプチーノ、そして自身のアレンジを加えたシグネチャー・ドリンク(ただしアルコールに使用は認められていない)がそれぞれ4杯であり、これが4人の審判たちに供される。審査は2回行なわれ、1回目は予選ラウンドで、その成績上位6名が2回目の決勝ラウンドを競う。2007年に東京で開催されたWBCは、欧米以外の地域で開催された大会であり、アジアで拡大傾向にあったコーヒー消費の動向を象徴したものであった。
バリスタ競技の形式は、ノルウェーで創り出されたものであり[4]、初期のWBCにおいては、スカンディナヴィア諸国のバリスタたちが優勢であった[5]。この大会は、アメリカ・スペシャルティ・コーヒー協会(英語版) (SCAA) と、ヨーロッパ・スペシャルティ・コーヒー協会 (Speciality Coffee Association of Europe, SCAE) が、共同で権利を所有し、組織している。
シグネチャードリンクとは
このシグニチャービバレッジとは、エスプレッソを使った言わば創作ドリンクです。
ルールは色々ありますが、簡単に言うと1杯のドリンクに対して1ショットグラス分のエスプレッソを使用することが最低限のルール。
そしてアルコールの使用は認められていません。
コーヒー本来の味を感じることが出来るエスプレッソ。
ミルクと合わせるポピュラーなエスプレッソドリンクであるカプチーノ。
そして自分のオリジナリティーを出せる創作エスプレッソドリンクのシグニチャービバレッジ。
この3つで競技をおこなうことで、バリスタの総合的な力を見るのです。
鈴木樹バリスタがワールドバリスタチャンピオンシップ2017で作ったシグネチャードリンク
みなさん、気にならないですか?
鈴木バリスタがワールドバリスタチャンピオンシップ2017の舞台で、どんなシグネチャードリンクを作ったのか。
私は、すご~く気になっていました。
最近、気になって調べてもわからないことは周囲の人に言うようにしています。
「鈴木バリスタがワールドバリスタチャンピオンシップで作ったシグネチャードリンクってどんなのだろ?」
「鈴木バリスタがワールドバリスタチャンピオンシップで作ったシグネチャードリンクを飲んでみたい!」などと、あちこちで吹いてまわりました(笑)
実は、鈴木バリスタがワールドバリスタチャンピオンシップで作ったシグネチャードリンクを飲むことが出来るイベントもあったようです。その時は、イベントの存在を知らず行けませんでした。残念!!
そして、そこらじゅうで吹いてまわるとかなりの確率で何かしら帰ってきます。
今回も、どんなシグネチャードリンクを作ったのか専門誌の記事に上がっていたようでそれを見せてただきました。
そうしたら、驚愕の事実が!
以下、その記事から引用させていただきます。
「副食材を加えるシグニチャービバレッジであればバランスのとれた液体としてこのフレーバー体験を提供できると思い、フリーズドライのハチミツ7g、乳酸1gを加え、真空ミキサーで撹拌し、ラベンダーアロマを加え、エスプレッソでもミルクビバレッジでも感じることのできなかったフレーバー体験を提供しました。」
文字を目で追うだけで、よだれが出そうになってきます。
そして「フリーズドライのハチミツ」って何なのでしょう?
フリーズドライのはちみつ
フリーズドライのはちみつがあるなんて知りませんでした。
もちろん、すぐにググってみましたが出てくるのはフリーズドライにしたフルーツをはちみつに漬けたものばかりです。
そこから、頑張って調べたらようやく近いものが出てきました。