私が生まれたのは1972年です。第2次ベビーブームの頃なので、この年に生まれた人は多いです。
この年に生まれた有名人の人を、何人か挙げたいと思います。
貴乃花親方。マツコ・デラックスさん。堀江貴文さん。中居正広さん。木村拓哉さん。西田ひかるさん。松雪泰子さん。高岡早紀さん。KEIKOさん。喜多嶋舞さん。稲葉篤紀さん。大谷晋二郎さん。ケンドーコバヤシさん。思い浮かんだのは、とりあえずこれくらいです。
調べれば、もっともっと出てくると思いますが。
そして、コーヒー業界でもこの年に誕生したものがあります。それがポッカの缶コーヒーです。
その「ポッカコーヒー」の販売が苦戦しているようです。
サッポロホールディングスの業績
ポッカの会社名は「ポッカサッポロフードアンドビバレッジ株式会社」です。
「この決算はそうとう厳しかったですね……」。サッポロホールディングス関係者はため息交じりにそう漏らした。
サッポロホールディングスの業績が苦戦している。国際会計基準(IFRS)初適用となる2018年1~6月期の決算では、売上高は2417億円(前年同期比3.6%減、以下の前年同期比はすべてIFRS遡及修正ベース)、営業損益は30億円の赤字(同12億円の黒字)に沈んだ。
サッポロホールディングスの主力商品であるビールと缶コーヒーがともに苦戦を強いられているようです。
苦戦したのは、グループ全体の売上高の約半分を占める国内酒類事業だ。セグメント損益は23億円の赤字(前年同期は6億円の黒字)。主力の高価格ビール「ヱビス」の販売減が響いた。
もう1つ、業績不振の要因となったのがポッカサッポロフード&ビバレッジが担う飲料部門の収益悪化だ。同セグメントは13億円の赤字(前年同期は3億円の赤字)。主力のコーヒー飲料の販売数量が前期比20%減と振るわなかったからだ。
ポッカ コーヒー販売苦戦の要因
ポッカサッポロが主力としているショート缶コーヒーは容量が180グラムほどと少なく、容器のスチール缶も安価なため、同社に限らず飲料メーカーにとっての利益柱だ。だがコーヒー市場では、缶コーヒーからPETボトルコーヒーへのシフトが急速に進み、ショート缶市場の縮小が続いている。
競合他社が続々とPETボトルコーヒーを市場に投入するのに対し、経営資源が限られるサッポロホールディングスは「競争が熾烈になっている市場に、わざわざ今の時点で飛び込んでいくことはない」(会社側)と静観を続ける。缶コーヒーの主な販路である自動販売機でも「打てる施策は限られる」(同)こともあり、このままではジリ貧だが思ったような手は打てていない。
ショート缶市場の縮小が続いている中、具体的な施策は打てていない。打っていないとのことですね。
ほんと、このままでは同級生の「ポッカコーヒー」が無くなってしまうかもと不安にならざるをえません。
「打てる施策は限られている」とのこと。だとしても、静観するだけでなく施策を打って出て欲しいです。
ポッカの顔
ポッカの缶コーヒーというと、真っ先に思い浮かぶのが男性の顔じゃないでしょうか。時代とともに少しずつ変わっているそうです。
現在のデザインは13代目になるそうです。
ですが、発売当時はあの顔じゃなかったそうです。
1972年発売当初のデザイン。男性キャラクターはまだ登場していなかった(ポッカサッポロフード&ビバレッジ提供)
1994年(左)、2004年(中)と徐々に変化。13年から現在のデザイン(右)に(ポッカサッポロフード&ビバレッジ提供)
顔のデザインの変遷
Q.キャラクターのモデルとなった人はいますか。
担当者「『こういう男性に飲んでほしい』という思いも込めたデザインで、モデルは特にいません」
Q.なぜキャラクターのデザインを変化させてきたのですか。
担当者「男性の顔をキャラクターに採用したのは1973年です。80~90年代は、当時の一般的な男性像をイメージしてデザインを変更してきました。2000年以降は、90年代に多くのお客さまに認知されたデザインを重んじて、刷新してきました。現在のデザインは2013年からで、13代目に当たります」
Q.顔のどの部分を変化させてきたのですか。
担当者「採用当初の1973年は、先端がカールした長いもみあげが特徴です。87年には、もみあげを短くカット。92年には短髪にし、表情も変化させました。前バージョンより、口元やあごのラインをすっきりとさせました」
モデルになった人はいないのですね。
まとめ
やっぱり同級生がいなくなると寂しいので、ポッカの缶コーヒーを応援したいです。営業資源が限られていて施策もなかなか打てていない現状は、かなり厳しそうです。
ポッカのこの男性の顔がインスタで話題になるとか、なにかしらきっかけがあるといいのですが。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。