最近、新しく出会う人達と話をしていても生まれ育ちが地元の愛知・岐阜・三重の人たちとは話が弾むことが多いように感じます。
なんせ、最近のことは中々記憶出来ない年頃になって来ましたが昔のことはよく覚えています。その”昔”。自分が子供だった頃同じように地元で過ごした人たちとは、地元ネタで話が盛り上がることが多いです。
そして、やはり同じ文化で育ったので安心感があるというかホッとします。
例えば、年代や地域など限られている小学生時代の「バブルフルーツ」。給食ネタとしては最高に盛り上がります。みかんやパイナップルが入ったニチレイさんのデザートです。容器の上から見ると桜の花の形をしてオレンジ色っぽい色でした。
オリジナルの画像は見つけられなかったですが、2015年に形は違いますが復刻版が販売されたようです。
【号外】バブルフルーツ復刻成る! | Noisy Majority
バブルフルーツが当時、学校給食で提供されていたのも限られた地域だったと聞いたことがあります。バブルフルーツを知っている人は、私と年代も大きく変わらないはずです。
さて、やっぱり地元が同じ人とは安心感があるわけですが今回地元が近い3人娘とデートしました。
近代養蜂発祥の地・岐阜県の東濃で採れた3種類の百花蜜です。
岐阜県・東濃というと今まで何度か紹介させて頂いたのが私が大好きな堀養蜂園さん。堀養蜂園さんはシングルオリジンに拘って、真摯に養蜂に向き合ってられます。堀さんのはちみつは、何種類も食べて来ましたが当然単花蜜のみです。
今回は「下石(おろし)ファーム」さんの3種類の百花蜜です。
先日、名古屋市守山区のオリコーヒーさんでイベントをさせて頂いた時に参加者として下石ファームさんが参加して下さり「くり・百花」を参加者の皆さんにプレゼントしてくださりました。ありがとうございました。
そして、私にはさらに他2種類「あかしあ・百花」と「れんげ・百花」もくださりました。
下石ファーム
イベントが終了してから参加して下さった生産者の加藤さんに少しお話をお伺いしました。元々はお父様が養蜂をされていたそうです。その姿を子供の頃から見て育ったそうです。
そして3年ほど前から、養蜂を始められたそうです。
下石(おろし)ファームのはちみつ
下石ファームさんのはちみつは百花蜜が全部で3種類です。
○採蜜時期によって次の3種類のはちみつを販売しています。
・れんげ・百花:生産時期4月~5月上旬のれんげを中心にさくら、ほとけのざなど花の香りの残るはちみつです。
・あかしあ・百花:生産時期5月~6月上旬のあかしあを中心に透明度が高く味にくせのないはちみつです。
・くり・百花:生産時期6月~7月上旬のくりを中心にそよご、りょうぶなど濃厚な味わいの愛好家に人気のはちみつです。
はちみつの色は、左の「あかしあ・百花」が一番透き通っていますね。色白美人さんです。
「くり・百花」と「れんげ・百花」はそんなに色の差はないですが若干「れんげ・百花」の方が濃いように見えます。
テイスティングをすると見た目の色から想像出来る通り、クセがなく食べやすいです。最初に優しいフローラルな風味がたち、その後かすかに豆っぽい風味も感じられます。最後の方に爽やかな酸味がふわっと感じられます。れんげも少し入っているかなと感じるのですがどうなんでしょうか。
続いて「れんげ・百花」。若々しい感じがします。酸味が強いわけではないのですが、酸味の部分に「元気いっぱい」という印象を受けます。ちゃきちゃきの女子高校生といった雰囲気です。
成績も優秀で面倒見のいい野球部のマネージャーのような感じです。
実際、女子高校生とデートしたら犯罪になりそうですがはちみつを食べながら妄想するだけなら、そんなことはないです。
そして「くり・百花」。栃が結構入っていそうな感じです。一番、岐阜の百花蜜らしい感じを受けます。真面目でメガネをかけている大人しい読書好きな女の子といった感じでしょうか。
そして明るい風味、ソヨゴかなと思いますがメガネを取ったらびっくりするくらい美少女だったという感じがします。
まとめ
春から初夏にかけて同じ岐阜県の東濃地方で採れた百花蜜。少しずつ採れた時期が違うだけで、こんなに風味が異なるとは。百花蜜の面白い部分だと思います。
そして、どれを食べてもホッとする安心感みたいなものを感じます。この感じ、地元のはちみつならではなのかなと思います。
気分によって、この3人娘の誰とデートをするかしばらく楽しんでみたいです。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。