「がぶ飲み」の響き
「がぶ飲み」って、言葉の響きが妙に好きです。
4文字の内、頭の2文字が濁音というところに何か力強さを感じます。
似たような言葉は「どか食い」でしょうか。もちろん、こちらも大好きです。
食にまつわる4文字熟語もいろいろありますよね。
「焼肉定食」(ベタですね)
「暴飲暴食」
「牛飲馬食」
「医食同源」
嫌いなものは「腹八分目」(笑)
いつも、お腹いっぱい食べたいです。
だいぶ、逸れてしまいましたがポッカサッポロから1995年に発売された「がぶ飲みミルクコーヒー」(現在は「がぶ飲みミルクカフェラテ」)が、今春をもって終杯売するそうです。
1995年と言うと、阪神淡路大震災があった年ですね。
個人的には、新社会人となった年です。
がぶ飲みミルクコーヒー
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、4半世紀続いた「がぶ飲みミルクコーヒー」(現在は「がぶ飲みミルクカフェラテ」)を今春をもって終売することを明らかにした。
「がぶ飲みミルクコーヒー」は、1995年に“がぶがぶ飲める缶コーヒー”というコンセプトのもと、当時、缶コーヒーの主流であった190g缶ではなく340g缶を使用したことでユーザーを拡大していった。1998年からは500mlPETボトルの製品を発売し、その翌年からは、「がぶ飲みしたいとき~」のフレーズを用いたテレビCMもあって、認知が広がった。
「がぶ飲みしたいとき~」のフレーズを用いたテレビCM、ありましたね!パロディ調のCMですね。懐かしいです。
その後、「がぶ飲み」ブランドは、「がぶ飲みメロンクリームソーダ」など、炭酸飲料のラインアップを加えたことで、中高生を応援するブランドに成長していった。一方で、熾烈なPETコーヒー市場において「がぶ飲みミルクコーヒー」は苦戦。現在のポジションでは戦えないとの判断があったとのこと。
「がぶ飲み」って言うと、たくさん飲めることを表しますがやっぱりコーヒーはそう”がぶがぶ”飲むものではないですからね。
銭湯で風呂上がりに飲むコーヒー牛乳は、牛乳瓶サイズですが一気に飲み干すというところが「がぶ飲み」というイメージに合いますね。
コーヒーでなくミルクコーヒーだから「がぶ飲み」は、四半世紀残ってこれたのかなと思います。
「がぶ飲み」の今後
2020年は、エナジー炭酸飲料の「がぶ飲みフリーダムエナジー」「がぶ飲みエックスフリーダムエナジー」を投入したところ、コロナ禍で厳しい環境の中でも「がぶ飲み」の販売数量は前年比114%と好調に推移した。“型破りでルールに縛られず自由に楽しく“といったブランド色が、ターゲットとなる男子中高生に受け入れられたようだ。
2021年は、「がぶ飲み」ブランドを男子中高生に向けた“ココロ、解放炭酸”として、よりいっそう特色を打ち出す考え。その一環として、「がぶ飲みメロンクリームソーダ」と「がぶ飲みエックスフリーダムエナジー」をリニューアル発売するとともに、コロナ禍で需要が高まり、男子中高生とも相性の良いスマホアプリの「モンスターストライク」とのコラボレーションなどの施策を展開する。
「がぶ飲みミルクコーヒー」は無くなりますが「がぶ飲み」は残るというところは嬉しいですね。
「がぶ飲み」の存続は、中高生諸君にかかっていますね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。