美味しいコーヒーを淹れたい!!
家でハンドドリップをしている人なら、そう思う人多いんじゃないでしょうか。私も、ご多分に漏れずそんな一人です。
最近は、とんとやっていませんがスキーを始めた時。ゴルフを始めた時。自転車を始めた時。何かを始めようとする時に、典型的な”形から入る”人です。
コーヒーの抽出に関しては、自分にしてはあまり形から入っていない方だと思います。まずは基本からとカリタのごく普通の102ドリッパーから入り陶器のものを買ったりくらいはしました。
ドリップポットも、最初はカリタのホーローポットから入りハリオのステンレスポット。それからカリタの銅ポットを使っています。
特にドリップポットは、ここ2~3年の間に発売されたものに気になるものが結構あります。ありますが、カリタの銅ポット900はハリオV60での抽出に私は凄く合っているような気がするので、もうしばらくこのままかなと思います。
最近、カリタのウェーブドリッパーをもっと使ってみたいなとも思います。ウェーブドリッパーを本格的に使うようになったらカイコが欲しいなとも思います。注湯の湯量をこれだけ自由にコントロール出来るのはよく考えられているなと思います。
と、このようにドリップポットやドリッパーには拘りたいなと思いますが「ペーパー」には、普段こだわることはほぼ無いのが現状です。
カリタのドリッパーならカリタの純正のペーパーを。メリタならメリタの純正。ハリオならハリオの純正を使っておけば間違いは無いのかなと思いますが、もう少しペーパーのことを知っておいてもいいのかなと思います。
そこで、紙の「指向性」と「無指向性」について調べてみたいと思います。
ペーパーフィルターの「指向性」と「無指向性」
調べてみようと検索すると、既に詳しく調べている方がいらっしゃいます。
「指向性」のある紙とは、一定方向に紙の繊維の流れがあるものです。
「無指向性」の紙とは、紙の繊維の流れが無いものです。
細かいことを言うと「指向性」の紙で抽出すると、紙の繊維の向きがあることによって一定方向に抽出液が流れムラが出やすいかもしれません。
「無指向性」のものであれば、そんな心配はないと思います。
紙を作るには「指向性」のある紙の方が低コストで出来るため、大半がこちらになります。
「指向性」か「無指向性」か、どうやったら調べられるか?
手で紙を破ってみると、すぐにわかります。
ペーパーフィルターを破ってみました
とりあえず家にあったもので。
- セブンイレブン
- ハリオ
- メリタ ナチュラルホワイト
セブンイレブン
まずはセブンイレブンのペーパーフィルターです。
圧着部分を左側にして、何も考えずに何箇所か破ると全部斜め左に破れます。
これを破れた部分の直角方向に破ろうとすると「何で!?」って思えるくらい固くて破れないです。
ハリオ
続いてハリオのV60ペーパーです。こちらもセブンイレブンのペーパーフィルター同様、すっと破れる方向は一定です。
破れた方向と違う方向に破ろうとするとキレイに破れないです。
メリタ ナチュラルホワイトペーパー
メリタのナチュラルホワイトペーパーは自分が破りたい方向に、ほとんど抵抗なく破ることが出来ます。
今回、唯一の「無指向性」のペーパーフィルターになります。
まとめ
私が知る限りですが、現在市販されているペーパーフィルターで「無指向性」の紙なのはメリタさんだけです。メリタさんのものでも、一部安価なものは「指向性」の紙のようです。
メリタさんの紙への拘りはさすがだなと改めて感じました。
最近、家庭用のコーヒー器具ではカリタさんやハリオさんに比べちょっと地味な印象を受けるメリタさんですが、しっかりしたものを作られていますね。
ただ「指向性」か「無指向性」かはわかったのですが、実際にそれがどのくらい抽出に影響を与えるのかはわかりません。
検証するにも、どのようにすればいいのかわかりません。どなたか、このあたりに詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ教えて下さい。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。