昨日(6月9日)は、コーヒーアミーゴス中部のイベント「ハンドドリップを楽しむ会」に参加して来ました。
募集要項を読んでいると、初心者向けのハンドドリップのイベントなのかな?とも思えたのですが、やはりガッツリとマニアな会になっていました。
コーヒーアミーゴス中部 ハンドドリップを楽しむ会
募集要項
とってもカンタンで
とっても奥深
ハンドドリップの世界✨✨✨
初めての方も もっと追求したい方も
ドリップ体験しながら 自分好みの味を探ってみませんか?
☕️ ☕️ ☕️ ☕️ ☕️ ☕️ ☕️ ☕️ ☕️
日 時: 6月9日(土) 14時〜16時
(13:45受付開始)
場 所 :マウンテンコーヒー 本社
名古屋市昭和区台町2-27
052-853-6085
※公共交通機関をご利用ください
(お車でお越しの方はコインパーキング
をご利用ください)
内 容
・コーヒー飲み比べ(インスタント、ドリップ
バッグ、ハンドドリップ)
・カリタ101を使って 基本の抽出講座・ハンド
ドリップ実践
・好みの味をイメージしながら 自由なスタイル
で2回目のハンドドリップ
☕️ドリップしたコーヒーをお互いに飲み比べて
味の違いを感じてみましょう!
☕️ドリップ器具はご用意いたしますが 愛用の道
具があれば ゼヒお持ちください
さ、ら、に
17時から懇親会も予定しております
モチロン 懇親会のみの参加も大歓迎!
🍺 🍺 🍺 🍺 🍺 🍺 🍺 🍺 🍺
内容
募集要項にも書かれていますが・・・
- ウェルカムコーヒーを使ってのブラインドテスト
- カリタ101で基本的な抽出講座
- 自由なスタイルでハンドドリップ、飲み比べ
こんなような内容でした。
1.ウェルカムコーヒーを使ってのブラインドテスト
用意されたのはインスタントコーヒーが1つ。他は炭焼きのグアテマラのコーヒーです。ただ、このグアテマラのコーヒー1つはハンドドリップ(ペーパードリップ)、1つはハリオのコーヒーメーカー、1つはドリップバッグです。
これをブラインドで当てるというもの。
さすがに、インスタントはすぐにわかりますが他は難しいです。
進行の方が「どれが一番美味しいと感じたか」と質問を出されました。私は1番が好きでしたが、多かったのは2番でした。
結果は・・・
1番はハリオのコーヒーメーカー。2番はコーヒーバッグ。3番はハンドドリップでした。
コーヒーバッグはさらっと軽いかなと思いました。この中で一番さらっと感じたのが3番だったので予想はハズレました。
ブラインドテスト、なかなか難しかったです。
2.カリタ101で基本的な抽出講座
堀先生から、UCCコーヒーアカデミーで習った「3投法」の説明と実演がありました。
ここで”裏ワザ”の紹介がありました。
コーヒーの粉をドリッパーにセットして平らにする時ですが、ドリッパーの取っ手の部分を持って軽く振る人が多いと思います。私も、そうやっています。
もちろん、これでもある程度平らになるのですがドリッパーの下の部分を掴んで軽く2~3回振るときれいに平らになりました。これは、すぐ使える裏ワザですね。
今回の説明では抽出温度は90~96℃と、やや高めでした。そして、ドリッパー内のお湯を完全に落としきってからドリッパーを外すとのことです。
グループに分かれて抽出です。
順番に抽出して、同じグループの人たちが淹れたものを飲み比べますが見事に味が違います。
グループ内で、誰が淹れたものが美味しかったかと挙手をしたのですが、私はもちろん自分の淹れたコーヒーに手を挙げておきました(笑)
3.自由なスタイルでハンドドリップ、飲み比べ
来る前は、自由なスタイル=普段の抽出と思って来たのですがちょっと様子が違います。見たこともないようなものがいっぱいあります。
手挽きミルだけで、どれだけあるの!?
そして、これは「チャフノン」という機械です。コーヒーの粉から微粉と渋皮を取り除いてくれるというすぐれものです。
チャフノン
ミルで挽いた豆から 混在する渋皮を除去することで雑味の無いクリスタルな、より美味しい極上の珈琲を楽しむ事が出来ます。
ミルで挽いた渋皮の混在した豆を容器に入れ、スイッチを入れるだけで
設定は約40秒で(随時停止、起動可)コーヒー豆は容器に、渋皮と微粉は セパレーター上部に分けられます。
カクテルシェーカーにも使われる高級ステンレス素材でお手入れが簡単。チャフノンVerⅢUFO 粉砕コーヒー豆の渋皮(チャフ)微粉 卓上分離 除去器 機能一新デビュー - japantecplan Jimdoページ
手挽きミルの分解講座も始まっています。
写真を撮り忘れてしまったのですが、一度使ってみたかったドリップポット「kaico」を持ってきて下さった方がいらしたので、これをお借りして抽出しました。
実際に抽出する前に水を入れて、どんな感じで水が出てくるかを試してみました。パッと見は太く出そうな感じですが、注湯口部分をカーブさせて切ってあり湯量のコントロールがしやすいです。
kaico
立花
美濃和紙で出来たペーパーです。昨年のSCAJ(コーヒーのイベント)で初めて見て、特別な時に使ってみたいなと思っていたペーパーです。
以前、私の妄想を書いた記事で紹介させていただきました。
これを使って、松屋式ドリップの先生に抽出していただきました。
極粗挽きに挽いたコーヒーをチャフノンにセットして微粉と渋皮を取り除きます。
そして立花にコーヒーを入れて抽出です。
こうして抽出されたスペシャルなコーヒーは、もの凄くクリアでした。口に含んだ瞬間は炭焼きコーヒーらしい風味とコーヒーの苦味がわりとしっかり感じられるのですが、その後スッキリしています。
スッキリしたコーヒーが好きな方には最高だと思います。ただ、スッキリし過ぎて後味の余韻が少し物足りなく感じました。もう少し微粉を入れてみたくなりました。
まとめ
今回、初参加の人からプロの人。マニアの人。マニアを通り越して変態な人。色んな人が参加されました。
この後、懇親会、3次会、4次会と果てしなく続きました(笑)
ネットの情報などで、こんな器具があるんだと知ることは出来ても実際にそれを使える機会って意外とないですが、コーヒーアミーゴス中部のイベントに来たらそれ以上のものに実際触れることが出来ます。
そして「コーヒー」が好きだということで集まった人たちとは、コーヒーの話しも、それ以外の話しも妙に盛り上がったりします。
終わってみると、予想通りマニアな会でしたがこれならコーヒー初心者にも参加しやすい企画だと思います。
コーヒーに少し興味持った人が、さらにコーヒーを好きになっていくイベントが色んなところで開催されるといいなと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。