コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【3月8日はミツバチの日】ミツバチに感謝しよう

ミツバチの生涯はおよそ1ヶ月と短命です。越冬する時は別ですが。

 

そんな短い生涯の間に、私達にミツバチは様々な贈り物をくれます。

 

一番身近なものというと、やはりはちみつですね。ミツバチが生涯かけて集める事ができるはちみつの量はわずかティースプーン一杯程です。

 

だからこそ、そのはちみつを感謝してこれからも食べたいと思います。

 

「ミツバチの日」というのは「3月8日」にかけた語呂合わせから全日本ミツバチ協同組合と日本養蜂はちみつ協会が制定したものです。

 

3月8日は他にも「サワークリームの日」「さやえんどうの日」「ビールサーバーの日」「さばの日」「鯖すしの日」「赤ちゃん&子どもカットの日」(散髪にかけ)などがあるそうです。

 

こうして並べると日本人は語呂合わせが好きな国民だと言うことがよくわかりますね。

 

 

ミツバチ産品

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ミツバチ

「ミツバチ産品」とはミツバチが作り出すものです。はちみつ以外にどんなものがあるのでしょうか。

 

ローヤルゼリー

“ローヤルゼリーとは蜂蜜の加工品”、“蜂蜜の中でも最も高級なものがローヤルゼリー”もしくは“ローヤルゼリーは蜂蜜の成分”などと誤解をされることがありますが、蜂蜜は、働き蜂が花蜜を餌として巣に蓄え熟成させた甘味料であり、ローヤルゼリーは、働き蜂が花粉を材料として体内で合成し分泌したものです。見た目はとろりとした乳白色の物質で、酸味が強く、蜂蜜とはまったく異なります。

ローヤルゼリーとは | ミツバチ産品研究 | みつばち健康科学研究所(山田養蜂場)

ローヤルゼリーはミツバチの中でも女王蜂だけが食べられる特別なものです。他の働き蜂が孵化後3日めまで食べるのはワーカーゼリーです。

 

女王蜂と働き蜂は何が違うのか?

 

卵の状態では全く違いがありません。

 

孵化後、ワーカーゼリーを食べるものが働き蜂になります。4日めからははちみつと花粉を食べます。

 

一方、女王蜂は生涯ローヤルゼリーを食べ続けます。

 

遺伝子的な違いはないのですから驚きですね。

 

プロポリス

天然の抗菌物質・プロポリス
ミツバチは、新芽や蕾、樹皮を巡って、そこから分泌される樹脂(じゅし)を集めることがあります。この樹脂は巣に持ち帰られた後、蜜蝋(みつろう)と混ぜられ巣材として利用されます。そのためミツバチの巣箱では、粘着性のある樹脂状の固形物がよく観察されます。これが”プロポリス”と呼ばれるものです。
巣材として利用するだけなら、働きバチが分泌する蜜蝋で十分なようにも思われますが、なぜミツバチはプロポリスを作る必要があるのでしょうか。この謎を解くカギは、実は、ミツバチの集める樹脂の性質にあります。
樹脂には優れた抗菌作用をもつ成分が含まれます。というのも、植物は、自らが傷つけられると、傷口を守るために樹脂を分泌し、また、芽を病原性の微生物から守るために新芽や蕾に抗菌作用をもった物質を送っているのです。

 

ミツバチはこの抗菌作用を活用し、プロポリスを巣の隙間に塗ることで、温かく、湿度が高い巣の中でも細菌の繁殖を抑えて、巣を清潔に保つことができるようにしています。プロポリスは、病原性の細菌やウイルスの巣への侵入を防いでミツバチの仲間を守る”防御壁”といえるのです。

プロポリスとは | ミツバチ産品研究 | みつばち健康科学研究所(山田養蜂場)

プロポリスは、その高い抗菌作用をりようして巣を様々な病原菌やウイルスから守るためのものです。

 

蜜蝋(ミツロウ)

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蜜蝋(ミツロウ)は、ミツバチが六角形の巣を作る材料として、働き蜂の腹部にある分泌腺から分泌するロウのことです。ミツバチの巣から得られたものを溶かして固め、ブロック状にしたもので、別名ビーズワックス(Beeswax)とも呼ばれます。

羽化後、12~14日を過ぎた働き蜂は、はちみつや花粉を食べながら、お腹にある蝋鏡(ろうきょう)という器官から、ミツロウを分泌し、巣を作るのです。 主成分はワックスエステル(パルミチン酸ミリシルなど)で保湿効果に優れており、人の皮脂中にも存在するため、肌になじみやすいです。

蜜蝋(ミツロウ)の色は淡黄色、濃黄色、黄橙色、茶色など様々で、ミツバチの巣によって異なります。 蜜蝋(ミツロウ)は主に、床ワックス、革製品のメンテナンス、ろうそく、クレヨンの材料として使われています。

蜜蝋(ミツロウ)とは? | 秋田屋通販オンラインショップ

 

ビーポーレン(ミツバチ花粉)

ミツバチは花粉を採取した後、花粉を後ろ足で団子状に丸めて足につけて持ち帰ります。団子状にするときにミツバチは、自らの体内から分泌される酵素で固め「花粉団子」を作ります。
このミツバチが作った花粉団子をビーポーレン(蜂花粉)と言い、酵素で固めてあるため腐ることはありません。ミツバチはこれをたくさん巣の中に貯め込んで女王蜂を育てたり、自分たちが冬越しするための餌とするのです。
巣の中の花粉をすべて採ってしまうと、蜂そのものが全滅してしまうので、養蜂家の人達は少しずつ採取します。

 

約90種もの栄養素を含む完璧な食品とされているビーポーレン(蜂花粉)には、他の食品よりも高い鉄分とたんぱく質が含まれ、それに加えビタミンAとB、カルシウムも含まれているため健康維持に役立ちます。

ビーポーレンとは?(蜂花粉とは?)【龍野マルゼン薬店 健康食品活用ガイド】

 

まとめ

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「ミツバチ産品」色々ありますよね。

 

ミツバチ産品と上手につきあうことで、健康維持や美容に役立ちそうなものが多いですね。

 

特に、女性には嬉しいものばかりじゃないでしょうか。

 

私は今日もミツバチに感謝しながら美味しいはちみつを頂きたいと思います。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。