2019年3月16日、埼玉県飯能市にムーミンバレーパークがオープンしました。この連休中にもたくさんの人が訪れたのではと思います。
子供の頃、ムーミンとバーバパパの区別がよくわかりませんでしたがどちらも好きだったと思います。
小学生の頃、ちょっと気になっていた女の子がスナフキンが大好きでした。当時は「なんでスナフキン?」と私にはスナフキンの良さがあまりわかりませんでした。
今、この歳になってスナフキンのキャラクター設定をよくよく考えると憧れるのはわかります。
必要なものだけをリュックサックに詰め色んな所にふらっと出かける。気楽に過ごしながらも人生について色んなことを考える。
今の私のほうが、こんなふうになれたらいいなと思い憧れます(笑)
そんなムーミンの作者トーベ・ヤンソンといえばフィンランドの出身です。フィンランドといえば「一人当たりのコーヒー消費量」はルクセンブルクに 次いで世界第2位です。
北欧の国では、コーヒーがたくさん飲まれていますが”ムーミンの国”フィンランドにはたくさん飲まれている秘密があるようです。
フィンランドのコーヒー消費量が多い秘密
スペシャルティコーヒー・フィンランド協会の代表であるアレクシ・クーシヤルヴさんと、市内にあるカフェ「Sävy」(サヴ)でお会いした。
浅煎りで酸味のある良質な豆、いわゆる「ノルディック・ロースト」(北欧風焙煎)ともいわれるトレンド。フィンランドでのトレンド中心地は、フィンランド南部と首都ヘルシンキ。
街でのコーヒーカルチャーの変化を見守ってきたアレクシさんは、こう語る。
「10年前に『カッファ・ロースタリー』が筆頭となって、スペシャルティコーヒーのカルチャーが浸透していきました。今では20~40代の世代を中心に受け入れられ、コーヒーはエネルギー源として飲まれるだけではなく、コーヒーを誰がどこで栽培しているのか、情報の透明度や品質にこだわる人が増えてきましたね」
自分の家でも豆を挽き、ドリップ式コーヒー器具で淹れる人が以前よりも増えてきているという。
「フィンランド人にとっての大切なリラックスするための儀式といえば、サウナとコーヒー休憩。サウナではビールを飲み、カフェや自宅などでは、コーヒーを飲みます」。
北欧は寒いのでサウナというのもうなずけます。ですが、これだけの理由でそこまで多いのかなともちょっと疑問が残ります。
他にも、やはりまだ秘密があるようです。
コーヒー休憩は、労働者の権利
「フィンランド人は、コーヒーをたくさん飲むことで世界的に知られています。労働法では、コーヒー休憩を必ず設けるように、法律で定められているんですよ」。
確かに、フィンランド労働組合PAMのサイトをみると、
労働時間が4時間以下ならコーヒー休憩はなし
4~6時間の労働ならコーヒー休憩1回
6時間以上ならコーヒー休憩 2回
これは商業企業の場合で、業種によって内容は多少異なるが、「コーヒーブレイク」は必ず設けるように労働条件で定められている。
なんと国の労働法でコーヒー休憩を設けるように法律で定められているのですね。労働契約書にコーヒー休憩のことが記載されているのも普通のことだそうです。
これなら、一人あたりの飲用杯数もぐんと増えそうな気がします。
フィンランドの人はシャイな人が多いそうです。
それにも関わらずコーヒー休憩になると、みんなでコーヒーメーカーの周りに集まり話をして盛り上がるそうです。
やっぱり、コーヒーは最強のコミュニケーションツールだと思います。
日本にも、コーヒー休憩を設けるよう法で定められたらコーヒー屋はもうかるのでしょうか(笑)
最後まで、読んで下さりありがとうございました。