チョコレートを食べるミツバチって知っていますか?
はちみつマイスターのお友達から「以前、ミツバチにチョコレートを食べさせたというようなことを見たと思うのですが、それに関する記事知っていますか?」と連絡がありました。
「もちろん、知ってますとも!!これでしょ。」と、カッコよく言いたかったのですが初耳でした。
検索したら見つかるかなと思い、それらしいワードを入力し検索したのですが中々それらしい記事が見つからず。
いくつか検索ワードを入力し、ようやく出てきました。
青や緑のカラフルなはちみつにビックリ!
出典:
青や緑の蜂蜜!?ミツバチがお菓子の産廃工場から砂糖衣を持ち出した結果! | 話題の画像プラス
この写真のビンに入っているものは「はちみつ」のようなものです。
公正競争規約で定義される「はちみつ」は『「はちみつ」とは、みつばちが植物の花みつを採集し、巣房に貯え熟成した天然の甘味物質であって、別表に定める性状を有し、別表に定める組成基準に適合したものをいう。』とあります。
だから厳密に言えば「はちみつ」ではないです。
ですが、ミツバチが集めたものです。
蜂蜜の色と言えば一般的には黒、赤、黄などをイメージすると思います。ところが花の蜜ではない物から作られた蜂蜜はとんでもない色になる様です。フランス北東部の養蜂農家の方の蜂蜜は青や緑に変色していることに気付きました。それがこちら。
ミツバチは花の蜜以外でも蜂蜜を作れるのですね、初めて知りました。それが人間の作った人口甘味料だったのは不幸なことですが・・・。
この工場に捨てられていた物質は、『M&M'Sチョコ』をコーティングするカラフルな砂糖衣だったようです。
『M&M'Sチョコ』と言えば日本のマーブルチョコレートの本家版と言えば分かり易いでしょうか。
それをミツバチたちは餌だと勘違いして巣に持ち帰ってしまったのですね。この蜂蜜はカラフルで一見綺麗ですが、廃棄物処理工場で杜撰な管理で保管されていた砂糖衣ですので人体に有害な物質入りの可能性が高いでしょうね。
当然フランスの安全基準から逸脱しているので食用として食べることも売ることも禁止されたようです。
花の蜜ではなく『M&M'Sチョコ』をコーティングするカラフルな砂糖衣をミツバチが集めたようです。
『M&M'Sチョコ』って最近は見かけないような気がするのですが、調べてみると今も販売しているのですね。
子供の頃は、よく食べたように記憶しています。外側のカラフルな砂糖衣が固いので、手で持ってもチョコが溶けないのでベタつかないのがいいですよね。
食べたときも、その外側の部分が固いので、食べごたえがある食感的にも好きでした。
一見、このはちみつのようなものも見た目はカラフルで綺麗ですが考えただけでゾッとしますね。
廃棄物処理工場にあったものをミツバチが餌だと間違えて巣に持ち帰ったのではと記事には書かれています。
見た目の色から察するに、人間が食べても有害なものが入っているように思います。そして農業大国フランスで安全基準からはずれているので、食べることも売ることも禁止されているものだったようです。
巣に持ち帰られた、このチョコレートの有害物質を含む砂糖衣はミツバチの幼虫たちも触れるわけです。
人間による、ずさんな管理が招いた事故と言えるのではと思います。
ミツバチが気の毒でなりません。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。