焼き芋談義
私は「焼き芋が大好きだ」とブログの中でも何度か書かせていただきました。
最近のスーパーマーケットは、店内で焼き芋を焼いて販売していることが多く、本当に困ります。
どうしても、焼き芋のいい香りが漂ってくると買ってしまいます。
お昼ご飯をお腹いっぱい食べた直後であっても、やっぱり買って食べてしまいます。
あれ、何とかならないのでしょうか。
先日、私と同年代から少し上の世代の女性たち数人としゃべっていた時に、焼き芋の話になりました。
最近は、スーパーでもサツマイモの種類にこだわったおいしい焼き芋が食べることができるからいいよねと言うところから話が始まりました。
皆さん揃って焼き芋が好きだと言っていましたが、その中に「最近の焼き芋はダメだ」と言う人が何人かいました。
私が反論し「最近の焼き芋って、甘さもしっかりとあるしめちゃくちゃしっとりしていて、おいしいじゃないですか」と言いました。
すると、最近の焼き芋がダメだと言っていた人たちから返ってきた言葉は「しっとりと言うより、べちゃべちゃでしょう。何を食べているのかわからない位べちゃべちゃだから、焼き芋を食べているという感じがあまりしてこない」というものでした。
確かに、最近の焼き芋は水分量が多くべチャットしているものが多いですが、私はそんな焼き芋が大好きです。
そこにしっかりとした甘さが加わった焼き芋、私は大好きなのですが昔ながらのもっと歯ごたえを感じることができる焼き芋がいいと言う方も結構多いのだと知りました。
シルクスイートや紅はるか。私が住んでいる所の近くのスーパーではこの辺をよく見かけます。
それに加え、安納芋あたりはどれも水分量が多く確かに人によってはその食感を「べちゃっ」と表現するかなと思います。
昔、焼き芋の代名詞と言えば鳴門金時でした。
糖度も高く、しっかりとした食べ応えとホクホク感がありました。
今から30年ほど前、奈良に遊びに行った時に奈良公園の近くでよくある移動販売の焼き芋屋を見つけました。
その時、無性に食べたくなり「焼き芋ください」と喜び勇んで歩み寄りました。
そこには、販売している焼き芋の品種が書かれていました。
その店主曰く、この時期1番良いと思えるサツマイモを使って販売している。
だから、ほぼ1週間ごとに販売するサツマイモを変えるとおっしゃっていました。
私が「金時芋じゃないんですか」と聞いたら、今は時期じゃないと。
で、その時に販売していた品種は忘れたのですが「どれにする?」とおじさんが聞いてきたので、私は目につい「これ下さい」と1番大きなサツマイモを指差しました。
すると、その焼き芋を取りおじさんが秤に乗せます。
焼き芋は、1個〇〇円で売るものだと思っていたら、まさかの量り売りでした。
圧倒的な存在感を放ち、丸々と大きかった私が選んだ焼き芋。
秤に乗せられ、おじさんが電卓を弾き出てきた金額が3000円ほどでした。
目ン玉が飛び出そうになりましたが、言われるがまま買ってその焼き芋を近くで食べました。
確かにものすごくおいしかったのですが、大きいとは言え焼き芋1個に3000円は高すぎるよなと思いました。
それから焼き芋を購入するときは、量り売りなのかそうでないのかを確認してから買うようになったので、良い勉強になりました。
焼き芋の”しっとり派” ”ほくほく派”どちらも絶対満足できる長坂養蜂場の「しっとりはちみつ蜜芋」
先日、長坂養蜂場でマヌカハニー入りマスクを購入したときに一緒に注文したものの1つです。
「しっとりはちみつ蜜芋」。その商品名といい、ビジュアルといいめちゃくちゃ食欲がそそられます。
パッケージの裏面を確認すると、鳴門金時芋が使われています。
袋を破り、早く食べたいと言う衝動を抑えることができず即食べ出しました。
しっかりとした食べ応えと「絶妙」と言える決して甘過ぎることのない「ちょうど良い甘さ」。
これ、べったりした焼き芋が好きな人。しっかりとした食べ応えのある焼き芋が好きな人。
どちらの人も、絶対満足できるだろうなと思いました。
これかなり危険です。
食べだしたら、全く手と口が止まることなくあっという間に最後まで全部一気に食べてしまいました。
毎日、おやつとして食べることができたらどんなに幸せだろうか…そんな妄想をしながら。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。