5月20日は「世界ミツバチの日」
2018年に国連(UN)の食糧農業機関(FAO)と欧州連合(EU)によって5月20日を『ワールド・ビー・デー(World Bee Day、世界ミツバチの日)』と定めました。
「世界ハナバチの日」とした方がしっくりくるのかもしれませんが…
これを制定した目的は花粉媒介するミツバチなどを保護するための世界的な取り組みとして呼びかけました。
世界ミツバチの日を記念して動画に出演したアンジェリーナ・ジョリー
アンジェリーナ・ジョリーは、女優、映画プロデューサー、ファッションモデルなど様々な顔があります。
そして、2000年に公開された映画「トゥームレイダー」の撮影で、ロケ地のカンボジアを訪れたことをきっかけに人道問題に興味を持ち、その後慈善活動にも力を入れられています。
そんなアンジェリーナ・ジョリーは、ユネスコとフランスのコスメブランド「ゲラン」が立ち上げた、女性養蜂起業家育成プログラム「Women for Bees(ウーマンフォービー)」のゴッド・マザーを務めています。
生態系におけるミツバチの重要さを広める目的で、アンジェリーナ・ジョリーが衝撃的な映像を公開しました。
アンジェリーナ・ジョリーがこの「Women for Bees」のゴッド・マザーを務めているのは、もしかしたら父親がミツバチ大国のスロバキア系の血を引いているというのも関係しているからなのかもしれません。
3日間シャワー禁止で臨んだ撮影
今回撮影するにあたり、様々な苦労があったようです。
その1つが、3日間もの間シャワーを浴びないように指示されていたそうです。
さらに撮影当日は、ミツバチが体に集まるよう、女王蜂のフェロモンを体に塗ったそうです。
およそ20分に及ぶ撮影中アンジェリーナ・ジョリーはほとんど微動だにせず、1度もミツバチに刺されることなく無事に撮影を終えたそうです。
その間、他のスタッフは防護服を身に付け完全防備だったそうです。
そして、撮影中鼻や耳の穴にミツバチが入ってこないように栓をしていたそうです。
またスカートを履いて撮影していたそうですが、スカートの中に1匹のミツバチが入り込み、アンジェリーナ・ジョリーは「刺されるには最悪の場所だな」と思ったようです。
私がもしミツバチだったら、この1匹になってみたかったです(笑)
アンジェリーナ・ジョリーは、自身も女性養蜂起業家育成プログラム「Women for Bees」に参加しており、今後フランスで養蜂家に必要な知識や実技の訓練を受ける予定だそうです。
こうした活動を通じて「女性養蜂家の自立と地域社会の向上につながれば」と語っています。
アンジェリーナ・ジョリーのように世界的に広く知られている著名な方が、こうした活動を積極的に行うことによって人々のミツバチや地球環境の問題に対する関心が高まっていけばと願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。