ドリップバッグコーヒーのフィルターの形状
スーパーのコーヒー売り場を見てみると、かなりの種類のドリップバッグのコーヒーが並んでいます。
いつも同じものを飲んでいる人が、たまに違うものを買ってみると、いつもとフィルターの形状が違うことによって、どこを破っていいのかわからなかったり、どの部分をカップに引っ掛けていいのか分かりにくいことがあります。
もちろん、ちゃんと使い方が記載されているのでそれを読めばわかるはずです。
ただ私のようにただでさえめんどくさがりな者が、最近細かい文字が見えにくくなったことでさらにそういった説明を一切読まずに「こんなもんだろう」と適当にドリップバッグを破って使おうとしてしまいます。
少し前も、高級そうなパッケージに入ったドリップバッグコーヒーをいただいたので飲んでみようとしたところ、破ってはいけないところを破ってしまい、コーヒーの粉が周りに飛び散るという大惨事を招いてしまいました。
いろんな人の話を聞くと、今現在ドリップバッグコーヒーのフィルターの形状は大きく分けて7種類ほどあるそうです。
これだけあると、たまに違うものを飲んでみようと思った時戸惑ってしまうのは仕方ないですよね。
ドリップバッグコーヒーの内容量
世の中にドリップバッグコーヒーが出回るようになった頃、1杯分のコーヒーの内容量は10グラムがスタンダードでした。
この辺は、レギュラーコーヒーを抽出するときの1杯分の目安は10グラムとよく言われるところからそうなったのかなと思います。
それからドリップバッグコーヒーが市民権を得て沢山出回るようになると内容量が9グラム、8グラム、7グラム、6グラムのものまで出てくるようになりました。
価格競争によってこの辺は自然な成り行きなのかもしれませんが、さすがに6グラムや7グラムのものを見たときは驚きました。
そして、推測になってしまいますがおそらくこの時期、家でコーヒーを飲んでいる人は一般的なサイズのコーヒーカップから大きめのマグカップに変えていった人も多いと思います。
そうすると、コーヒーの粉の量は減り抽出するときのお湯の量が増えると言うことになってしまいます。
コーヒーはかなり薄くなってしまいそうですよね。
片岡物産「匠のドリップコーヒー」
片岡物産の「匠のドリップコーヒー」の販売が好調なようです。
ラインアップは「リッチブレンド」と「モカブレンド」の2種類で、ともに10袋入りで希望小売価格は税別350円と価格もかなりお値打ちです。
このお手頃価格ということで売れていると言うことも考えられますが抽出部分に「クイック・オープン方式」を採用した点はかなり大きな要因かなと思います。
他のドリップバッグであれば、袋のどこかを手で切り取る必要がありましたがこれはその必要がありません。カップに引っ掛けるフックをやさしく引っ張るだけでフィルターの口がパカッと大きく開きます。
いたってわかりやすく、簡単で手間も省けると言うことで良いことずくめなのかなと思います。
そして、最近主流となっている1杯8グラムよりも多い9グラムのコーヒーを使用しているという点も人気の要因かなと思います。
市場の動向や消費者のニーズをつかんだ良い商品だなと思います。
こういった商品を見ていると、世の中まだまだ今までにはなかった「ちょっといいもの」と言うものを作っていけるのかなと思います。

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。