アピセラピー
ヨーロッパの方ではミツバチの恵みを健康や美容に取り入れると言う事は「アピセラピー」と呼ばれ慣れ親しまれています。
蜂蜜やプロポリス、ローヤルゼリーなどを体に摂取することを含めますが、体の外側の部分にそれらを使用する事も含みます。
また、蜂毒を使った治療なども含むようです。
さらに最近では、ミツバチの羽野音を聞くことや、ミツバチがいる中に身をおくことで、リラックス効果が出たり、安眠効果が高まると言うことも注目されているようです。
イタリア人の養蜂家がこういったことに着目し、ミツバチの羽音に満たされた、特殊な宿泊施設を作って注目されています。
この宿泊施設名を「ワンダー・ビー&ビー」と呼び、アメリカの民泊、仲介サイト「エアビーアンドビー」に登録しました。
ワンダー・ビーアンドビー
「世界ミツバチの日」(5月20日)に合わせて、このユニークな宿泊施設「ワンダー・ビー&ビー」を米国の民泊仲介サイト「エアビーアンドビー」に登録したのは、イタリア南部グロットレでオリーブを栽培しながら養蜂を営むロッコ・フィロメーノさん。
アーティストのダビデ・タリアブーエさんが設計した宿泊施設はオリーブの果樹園の中にあり、天井にはガラスで内部が見える大きな突起物がついている(写真)。その中でミツバチが巨大な巣を作っているのだ。
また外壁にもいくつもの巣箱が取り付けられていて、部屋の中は約100万匹のミツバチの羽音で満たされている。
ロッコさんはこう説明する。
「ここは、ミツバチの羽音と香りに包まれて眠ることができる世界初の場所です。本物の、自然な『ミツバチ・セラピー』を経験してください」
朝食では、リコッタ(イタリアの乳清チーズ)、いちご、自家製のビスケット、それにここで取れる天然のハチミツを味わうことができるそうだ。
エアビーアンドビーによると、宿泊費は1泊約1万5000円。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。