先日、SCAJ(日本スペシャルティコーヒー協会)の対談企画で堀口珈琲の堀口俊英氏と丸山珈琲の丸山健太郎氏の対談記事がありました。「スペシャルティコーヒー最前線」と銘打たれた対談企画ですが、それに相応しいツートップのお二人の対談ということで楽しく記事を拝見しました。
丸山氏がインタビュアーということで堀口氏の語録がふんだんに盛り込まれた内容でした。
興味深い内容をいくつかご紹介したいと思います。
表現のし過ぎ
「日本人もアメリカ人も色々なことを言葉で表現しようとし過ぎている」
昨今のサードウェーブの影響か、コーヒーの香味や風味。酸味特性や苦みをいろんな言葉で表現することが増えています。が、本質はそこではないですよねという内容。
他の人と一緒にカッピングをすると、皆さんいろんな言葉で表現をします。私は普段そんなに多くはカッピングをしないので語彙力は乏しいです。みんな、凄いなあと思うと同時に、あまりにも度が過ぎると「ホンマかよ」と、ちょっと疑念が湧いてくることがあります。
「しっかりした酸があって、なめらかなボディ感があって、甘いアフターテイストがあるいいコーヒーですね」くらいのコメントが出来る方がはるかにコーヒーのことがわかっているのではと仰られていました。
ストロベリーだったら、エチオピアのイルガチェフのナチュラルやイエメンにしか中々みられない。それを無理やりそういう言葉を持ってくるというのは行き過ぎているとのことです。決してストロベリーが大事なのではないと。物事の本質を見失うなということですね。
最後は深い焙煎へ
「コーヒーの嗜好は浅い焙煎から深い焙煎に流れるので、最後は深煎りの方に必ず行く、という確信が僕の中にはある」
サードウェーブで浅い焙煎のものがもてはやされています。スペシャルティコーヒーと呼ばれるようなもの。特にその酸味特性が際立ったものなどは浅めの焙煎の方がそれをしっかりと感じ取ることができるのではと思います。
だけど、コーヒーが好きになって年数を重ねたら重ねるほどそのコーヒー特有の苦みやコクに人は魅かれるということだと思います。私はどちらもあると思いますが、普段飲むコーヒーは深煎りへシフトしていき特別な時に飲むものは果物としてのコーヒーを愉しむ。そんなふうな楽しみ方をしたいと思います。
先日、アップしたブログで普段よりコーヒーを飲む杯数が減ると深煎りのものが欲しくなると書きました。コーヒーに飢えても深煎りのものを欲すると思います。
コーヒー以外の美味しいものを食べる
「ベーシックな味覚はコーヒーだけでは養えない」
とにかく食べることが大好きな私には嬉しい言葉でした。いいもの、美味しいものをたくさん食べることで味覚が養われるということですね。コーヒー以外のものでも日々美味しいものを食べていきたいと思います。
他にも堀口氏のお話は興味深いものが多かったです。また、数年後にも対談があればいいなと思います。その時は、どんな話が聞けるのか。楽しみです。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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