コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【科学する紅茶屋さんのティーパーティーに参加しました】わずかな時間で紅茶のことがビックリするくらい、よくわかりました!

当ブログは「コーヒー」「はちみつ」「喫茶店・カフェ」に関した内容を書いています。今回は「紅茶」がテーマです。

 

はちみつに「紅茶」は合うと思いますし、コーヒーのライバル的な位置付けにあると思います。私は、はっきり言って紅茶のことを全く知りません(^^;

 

ただ、コーヒーとはちみつを知る上で「紅茶」のことを、もう少し知っていたいと思い今回のイベントに参加しました。

 

講師は、愛知県尾張旭市の紅茶専門店「リンアン」の堀田さんです。愛知県に住んでいらっしゃる方はご存知かもしれませんが、ここ数年、尾張旭市は紅茶の町として活気づいています。その火付け役と言えるお店です。

liyn-an.com

 

科学する紅茶屋さんの Tea Party -Seto Mappen Exhibition-

美味しい紅茶の街で知られる、おとなり尾張旭市のTEAS Liyn-an-の 堀⽥信幸さんをお招きして、瀬戸の若⼿作家グループ 「Seto Mappen」のメンバーのうつわを使ったお茶会を開催します!
エンジニア出⾝の堀⽥さんによる「美味しい紅茶」の淹れ⽅や、 お茶にまつわるお話を聞きながら、楽しいひとときを過ごしませんか?

www.facebook.com

 

 場所は愛知県瀬戸市にある「gallery & café かわらばん家」さんです。

瀬戸市と言えば、陶器の瀬戸物やB級グルメの瀬戸焼きそばも有名ですが、最近は何といっても将棋の藤井四段の出身地として話題になっている街です。尾張旭市のお隣にあります。

 

この瀬戸市の若手作家グループ「 Seto Mappen」のメンバーが作ったカップで紅茶を飲みます。

 

堀田さんは、元エンジニアです。紅茶を科学的に分析し簡単に、適当に(笑)美味しく淹れるコツを教えて下さいました。

 

紅茶の主要な成分は、ほぼ5分~10分でお湯に溶けるということに基づきどうやって淹れればいいかとわかりやすく教えてくれました。

 

その前に、イギリスの紅茶の文化「アフタヌーンティー」のお話をしてくれました。イギリスでは、紅茶を濃く抽出し好みによってミルクかお湯で割って飲むそうです。9割くらいの人はミルクティーで飲むそうです。

 

ブラックティーというのはお湯で割ったもの。

ホワイトティーはミルクで割ったものを言います。

 

堀田さんが仰られた紅茶を美味しく淹れる基本です。

  1. 新鮮な沸かしたてのお湯を使う
  2. 保存する時は光に当てない
  3. しっかり蒸らす

ケトルに水を入れる時は勢いよく入れ空気を水によく含ませ撹拌させるなど、ちょっとしたコツをいっぱい教えて頂きました。

 

そして、セトマッペンの若手作家が作ったカップでお気に入りのものを選んで紅茶を試飲します。ダージリン、ディンブラ、アールグレー、アッサムなど次から次に試飲してみます。

 

全部、ティーバッグで抽出されています。ティーバッグは美味しくないという偏見を持っていましたが、めちゃくちゃ香り高く美味しいです。

 

そしてケーキとのペアリングを楽しみます。



堀田さんが、面白いことを仰られていました。

 

カレーライスに合う飲み物って「水」くらいしかないと思う人が多いと思うけど「紅茶」が合うんだよと。

だから、カレーライスを食べたら紅茶を飲むけど紅茶を飲むときにカレーは食べたくない。

 

フードペアリングは、基本的にどれを主役に置くかで変わるとのこと。カレーを主役にするのなら紅茶は合わせるが、紅茶を主役にする時にわざわざカレーを合わせることはないと。

 

この言葉を聞いて「その通り、その通り!」と心の中で大きくうなずきました。

 

私は、コーヒーとはちみつを一緒に合わせる時9割はコーヒーを主役に置きます。コーヒーを、より美味しく。コーヒーの良さをより引き立てるはちみつ。コーヒーの味の変化を、より楽しめるはちみつを探すことがほとんどです。

 

コーヒーを飲んではちみつを食べる時に、感じる味の変化はあまり大きく感じられないものが多いことや、他にも理由はあるのですが。

 

はちみつが好きな人からしたら、はちみつをより美味しく食べられるコーヒーを飲みたいという人もいらっしゃるので、色々と模索はしていますが「これだ!!」というものには、なかなか巡りあえないです。

 

ただ、コーヒーを主役にしてはちみつを食べ続けたことで最近わかってきたことがあります。

 

それは・・・

 

この部分は言葉だけでは、なかなか伝わらないと思うのでワークショップなんかで伝えていけたらいいなと思います。

 

ペアリングの話になった時の堀田さんのお話は、しっかり私の腑に落ちました。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。