最近、寒い日が続いています。皆さん、風邪ひかないように気をつけてくださいね。私は暑がりの寒がりなので、最近の寒さが辛いです。
太っているから脂肪をしっかり纏っているので寒さに強いと思われがちですが、そんなことはありません。脂肪を、しっかり燃焼させエネルギーに変換出来たらもう少し温かいような気がします。脂肪を燃焼しきれないから脂肪が蓄えられるのです・・・多分。
ただ、寒いと「身が引き締まる」思いがすることもあるので悪いことばかりでもないですね。
野菜は寒さによって糖度が増したりいいこともいっぱいありますね。食べたことないのですが「雪下キャベツ」一度食べてみたいです。
わざわざ雪の下にしておく理由。
それは、雪の下でゆっくりと熟成させ、キャベツの甘味と旨みを引き出すためなんです。
キャベツが寒さから自分を守るため、たんぱく質をアミノ酸に変化させます。
その変化の際に糖度が増すと言われているんです。野菜の力は凄いですね!
中身がぎっしり詰まったあまい雪下キャベツ、シャキシャキの食感がたまりません。
野菜などの食物は気温が下がると自分の身を守るため(凍らないため)に糖度を上げるんですよね。
これ、コーヒーにも当てはまるようです。
コーヒーは赤道を中心にした南北25度のコーヒーベルトと呼ばれるエリアで育ちます。当然暑いところですが。ただ、暑すぎてもダメなので標高の高いところで栽培されます。標高が高くなれば一般的に日較差(一日の中での気温差)が大きくなります。この日較差が大きいとコーヒーの甘みや酸味は増すと言われています。
寒くなり過ぎて霜が降りると収穫が大幅に減ってしまうので、寒ければいいというものでもないです。
ただ、収穫されたコーヒーチェリーはある程度寒くてもいいようです。
KEY Post ポスト ‐Harvest ハーベスト Processing プロセッシング
収穫したコーヒーチェリーは、そのまま放置しておくと短時間で腐敗してしまうため、外果皮と果肉を除去する精選と呼ばれる作業を行ないます。当社は、精選前のチェリー状態での氷温熟成®効果に着目し、約3年にわたり開発研究所を中心にインドネシア・スラウェシ島 トラジャ地方の直営農場で研究を続けてまいりました。その結果、コーヒーチェリーを一定の条件下で氷温熟成®した生豆に、香味のもととなる「ショ糖」、「有機酸」、「遊離アミノ酸」における明らかな成分量の増加が認められ、更にそれを焙煎したコーヒーについても香気、風味上昇を実証することに成功、これをコーヒーの新加工技術「KEY Post-Harvest Processing」と名づけました。
書いてあることは難しく感じますが、ようはコーヒーの香気と風味が上昇したということですね。
キーコーヒーさんには元々「氷温熟成」という技術がありました。その氷温熟成を収穫直後のコーヒーチェリーに行うということのようです。
言葉にすると、なんだそんなことかと思うかもしれませんが生産者としっかり連携をとらないと出来ないことですね。
従来の「氷温熟成」に満足することなく、もっと美味しいコーヒーを!品質のいいコーヒーをという姿勢に共感出来ます。
このポストハーベストスロセッシングのコーヒー、飲んでみたいです。
ただ一つ、難点は横文字が苦手な私にこの名前は覚えられません(^^;
最後まで読んで頂きありがとうございました。