コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【はちみつフェスタ2018で購入したはちみつ】お買い物は計画的に

「はちみつフェスタ」の魅力は色々あると思います。はちみつ好きにとっての最大の魅力は日本中、世界中の様々なはちみつを、その場で試食して気に入ったものがあればその場で購入出来る点だと思います。

昨年は、張り切って購入し帰り道その重さに一苦労しました。

 

宅配便で送るということも考えましたが、今年のこの暑さ。宅配便のトラックに積んでいる時の日中の温度を考えると・・・クール便は高いし・・・

 

結局は、今年も自力で持って帰りました。

とはいえ、諸事情があって今年は昨年の半分ほどしか購入出来なかったので昨年よりは帰りも楽でした。

 

はちみつフェスタ2018で私が買ったはちみつ

今回は、東京に向かう時に自分の不注意で結果お金が無くなってしまったので購入予算が大幅に減ってしまいました(T_T)自業自得です。

 

そして、初日と2日目は帰り道に荷物を増やしたくなかったので最終日にまとめて購入することにしました。

 

予算も限られているので、購入するものを明確にして初日と2日めに購入予定のものをリスト化しました。

 

購入する基準

  1. コーヒーに合わせると面白そうなもの
  2. 家に無いもの
  3. お世話になっている方や応援したい人のもの

このようなものを購入したいと思います。ただ、予算が少なくなってしまったので例外が出てしまいます。

 

毎年、お言葉に甘えさせていただいて間借りし出店させていただいて一番お世話になっている蜂和産業さん。今回のワークショップでのはちみつの提供など、色々とご協力下さるビーネビーネさんのはちみつは、名古屋に帰ってからでも購入出来るので買いませんでした。すいません。

 

購入したはちみつ

簡単に、さらっとご紹介したいと思います。他にも、もちろん購入したいもの、素敵なはちみつが沢山ありました。私が購入したのは、ごくごく一部です。

 

キャリーバッグから出てきた順に紹介します。

 

(岩手)巣鴨養蜂園 あかしあ

アカシはちみつは、よく食べますが輸入品が圧倒的に多いです。アカシアも奥が深く一般的にはクセがなく食べやすいと言われています。

 

ただ”クセがなく食べやすい”というのは間違いないのですが、それでも味わいは大きく違います。

 

巣鴨養蜂園さんの東北で採れた「あかしあ」は、はちみつを照明に照らすと少し緑色っぽくも見えます。

 

口に含んでから、きれいで優しいアカシアの雰囲気をしっかりと楽しんでいるとしばらくして「ふわっ」とマメ科らしいマメの風味が感じられます。その風味がテイスティングを楽しむ上で、すごくいいアクセントになりつつ食べ終わる頃には顔がニンマリします。

 

(パキスタン)ユーラシア・トレーディング ローシドルハニー(なつめ)

パキスタンのはちみつも、なつめのはちみつも持っていないです。

 

テイスティングをすると、独特な風味でいかにも身体に良さそうな感じが・・・

これにコーヒーを合わせるとするなら、どんなものがいいかなと。

 

これから、色々試してみたいです。

 

(ハワイ)マウナウエスト オヒアレファハニー

ハワイの「愛の伝説」で有名なオヒアレファのはちみつです。

ノニのはちみつも欲しかったのですがオヒアレファハニーにしました。ハワイアンハニー独特な海からのミネラルが多そうな雰囲気。甘すぎる蜂蜜が苦手な人にオススメしたい蜂蜜です。

 

(広島)ハニープラス まちのみつ

見ているだけで元気が出てくる、ハニープラスの島さんのはちみつです。先日の豪雨の影響で大変なことも多いようですが頑張ってられます。

そんな島さんが広島市己斐の町で採った春を感じられるはちみつです。

 

(スペイン)オー・リーブ・ジャパン オラヤミエルクリーム蜂蜜エリカ

スペインで採れたクリーム状のはちみつです。エリカって聞き慣れないです。沢尻エリカさんくらいしかイメージ出来ないですがヒースのことだそうです。

 

こちらの「ユーカリ」は2016年のハニーオブ・ザ・イヤーの最終選考に残っています。その時の最優秀賞はブルガリアンローズハニーでした。

 

このエリカは、絶対コーヒーに合いますと強く推されました。テイスティングをさせていただくと、たしかにそんな雰囲気を感じさせてくれます。

 

コーヒーの種類にもよりますが、そこそこ幅広くコーヒーに合うかなというはちみつの風味がようやく食べてある程度想像出来るようになってきました。

 

ただ、それもあくまで”私ごのみの”ですが。

 

滑らかな口当たりといい、帰ってからコーヒーと合わせてみるのが楽しみです。

 

(岐阜)堀養蜂園 はぜ

真摯に養蜂に取り組んでられ、私が大好きな堀養蜂園さんの「はぜ」です。

今回、出ていた中で家にないのは「はぜ」だったので。多分、現在販売されているものはコンプリートしたはずです。

 

はぜの風味も、ちょっと特徴的なので苦手な方も多いようですが私は好きです。

 

そして、イケメンブラザーズのところには今年も女性ファンがいっぱい訪れていました。少し分けて欲しかったです。

 

(広島)Honey Honey Honey. 瀬戸内レモンとみかんのはちみつ

こちらも豪雨で大変な広島のHoney Honey Honey.の瀬戸内レモンとみかんのはちみつです。

第1回のハニーオブ・ザ・イヤーで最終選考に残ったはちみつです。優しいながら豊かな風味が楽しめます。

 

(長野)小布施屋 りんごはちみつ

いろんな展示会などで、よくお会いする長野の小布施屋さん。栗はちみつと迷いましたが”りんご”をチョイス。

 

栗もマイルドな栗の風味で食べやすかったです。小布施屋さんの、りんごはちみつの甘さ加減と酸味の加減とりんごの風味。ブルガリアヨーグルトに最高に合いそうです。りんごを細かく刻んで入れたブルガリアヨーグルトにかけて朝食で食べたら最高にリッチな朝になりそうです。

 

(鹿児島)高野養蜂場 鹿児島県産百花蜜

その養蜂にかける想いが、とにかく暑苦しすぎる高野さんの百花蜜(笑)養蜂や、はちみつ業界全体のことを真剣に考えられている姿に胸が熱くなりました。

 

鹿児島のはちみつ、食べたの初めてかもしれません。南国のはちみつなので、もう少しクセが強いかなと思ったのですが、そんなことありません。

 

やわらかく滑らかな口当たりと濃厚な風味。甘みと酸味のバランスの良さが私の好みです。

 

(島根)空水土 百花蜜花めぐり

ハニーオブ・ザ・イヤーの「国産部門」で最終選考に残っている百花蜜です。新蜜もあったようですが、新蜜は売り切れていました。

 

テイスティングは出来たので比べると、やっぱり新蜜は風味が立っています。それと比較すると、丸く落ち着いた感じです。後味で、ちょっぴりスパイシーな風味を感じます。これが何の花なのか、よくわかりません。

 

じっくりテイスティングすると「花めぐり」の名の通り、島根の豊かな自然の情景が思い浮かぶような味わいの変化を楽しむことが出来ます。

 

(島根)萩・石見空港ミツバチプロジェクト 空港はちみつ

昨年のハニーオブ・ザ・イヤー国産部門で最優秀賞を取った「空港はちみつ」です。今年はスティックタイプも販売されていました。

 

昨年はブースがお隣同士で、地元島根からもメディア取材が多く入っていました。ハニーオブ・ザ・イヤーの最優秀賞に選ばれてからは「空港はちみつ」を求める方の行列も凄かったそうです。

 

それから1年。販売されている様子を見ていると、お客様への案内・食べ方の提案の仕方などが凄いんです。決してマニュアル通りではなく、一生懸命にはちみつの良さを伝えようとする説明に聞き惚れてしまいました。

 

この1年間、一生懸命に。そして真剣に「空港はちみつ」に向き合って来られたんだなというのが伝わってきました。すごく刺激をいただきました。

 

そして、こちらのスタッフの方も私のワークショップを受講してくださいました。ありがとうございました。

 

(ニューカレドニア)B.I.O-NC バニラビーンズはちみつ(加工品)

昨年から出展されているニューカレドニアのはちみつを販売されているB.I.O-NCさん。

マングローブか赤こしょうのはちみつのどちらにしようかと思い、テイスティングをしたのですが「バニラビーンズはちみつ」を購入。加工品です。

 

ニューカレドニアの特産の品質のいいバニラビーンズを、ニューカレドニアの百花蜜に入れたものです。

 

テイスティングしたものは、まだバニラビーンズを入れてそんなに経ってないので風味が弱いかもとのことでしたが、しっかりバニラの風味を楽しむことが出来ました。

 

1年の半分くらいはニューカレドニアにいらっしゃるようです。昨年、はちみつフェスタでお会いしてニューカレドニアのコーヒー事情など色んなことを教えていただきました。

 

そして、このはちみつを購入してから数時間後に思わぬ出来事が・・・

 

また機会があればブログにUPします。

 

以上が、今年のはちみつフェスタで購入したものとなります。

 

私の講座を受講して下さった沖縄の赤嶺養蜂場の赤嶺さんの「かなぐすくはちみつ」も購入したかったのですが、赤嶺さんは帰られてしまっていて購入出来ませんでした。

 

赤嶺さん、すいませんでした。

 

まとめ

今年は、出店者数は過去最高とのことでした。はちみつフェスタの中日の土曜日は台風の影響もありお客さんの数は少なかったですが金曜と、日曜はお客さんも多かったです。

 

今年の傾向は、海外産は「白」いはちみつが多いです。特にキルギスのエスパルセットを販売されていた出店者の方が多く、来場者の方が「キルギス多いね~」と口にされるのを何度か聞きました。

 

海外産のハニーオブ・ザ・イヤーの最終選考に残っているはちみつ3種類は、全て白いはちみつです。

 

そして、ミード(蜂蜜酒)の販売をされている出店者の数も年々増えています。ほとんどの出店者さんで試飲をさせていただいたのですが、使用するはちみつに皆さんこだわり年々確実に品質がよくなっているなと感じました。

 

これからミードは盛り上がって来そうです。

 

 最後まで、読んで下さりありがとうございました。