コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【第4回ハニー・オブ・ザ・イヤー決定】北海道の市立札幌大通高校の「天然蜜食べ隊」が最優秀賞と来場者特別賞をW受賞

昨日、8月3日の”はちみつの日”に毎年発表される今年の一番のはちみつ「ハニー・オブ・ザ・イヤー」の最優秀賞が発表されました。

 

昨年までの「国産部門」「海外産部門」に加えて新たに「日本蜜蜂部門」が新設されました。3部門から、それぞれハニーオブ・ザ・イヤーの最優秀賞が選出されるので3つの蜂蜜がハニーオブザイヤー最優秀賞を受賞しました。

 

一次審査、二次審査、三次審査を経て最終審査まで残ったのは各部門3つの蜂蜜です。最優秀賞を選出するのは6名の最終審査員の方々です。

 

そして、はちみつフェスタ期間中に一般の来場者の方が一番美味しいと思うはちみつに投票し獲得票数が一番多かったはちみつが来場者特別賞を受賞します。こちらも3部門から、それぞれ選出されます。

 

こちらの記事から引用させていただきます。

prtimes.jp

 

 

第4回ハニー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞

国産部門

商品名(採蜜地): 天然蜜食べ隊 初夏の百花蜜(北海道)
団体名: 市立札幌大通高等学校

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海外産部門

商品名(採蜜地): ホワイトタイガ(ロシア)
団体名: 株式会社ロビンフッド

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日本ミツバチ部門

商品名(採蜜地): 里山のしずく(広島県)
団体名: 平沖養蜂

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最終審査員(敬称略・五十音順)

・奥田政行(イタリア料理店「アル・ケッチャーノ」オーナーシェフ)
・高橋純一(京都産業大学 総合生命科学部 准教授、ミツバチ産業科学研究センター)
・田中淳夫(NPO法人銀座ミツバチプロジェクト理事長)
・野崎洋光(日本料理「分とく山」総料理長)
・山時丈昌(一般社団法人日本養蜂協会 常務理事)
・平野のり子(日本はちみつマイスター協会 代表)

最終審査は、商品名を表記していない容器に入ったはちみつを審査員に送付してテイスティング(香り・味わい・後味の3項目)で審査されたそうです。

 

最終審査員の方々のお名前や肩書を拝見すると、そうそうたる方たちですね。

 

このような審査員の方たちに選ばれた最優秀賞は、さらにその価値が高まると思います。

 

最終審査員のコメント

国産部門「天然蜜食べ隊」
・花の香りが強く、香りも良い。非常になめらか
・クローバーの様な上品な味。気品がある
海外産部門「ホワイトタイガ」
・クリーミーな味が舌に心地よい
・クリーミーで美味しいし、あと味も良い余韻を残すがザラつきがある
日本ミツバチ部門「里山のしずく」
・日本ミツバチらしい味
・糖度が高く、発酵臭がなく上品だった

 

第4回ハニー・オブ・ザ・イヤー来場者特別賞

はちみつフェスタ期間中の7月28日・29日の2日間に来場された方の中から各日約100名の方が一番美味しいと思ったはちみつに投票し、一番各得票数が多かったものが選ばれます。

 

今回は2日間で合計約230名の方が投票されたそうです。もちろん、私もその中に入っていますよ!

 

国産部門

商品名(採蜜地): 天然蜜食べ隊 初夏の百花蜜(北海道)
団体名: 市立札幌大通高等学校

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海外産部門

商品名(採蜜地): レア ハワイアン オーガニック ホワイトハニー(ハワイ)
団体名: 株式会社NALU GARDEN FARM

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日本ミツバチ部門

商品名(採蜜地): 東京世田谷 宇山の日本蜜蜂2018(東京都)
団体名: 八房養蜂研究室

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国産部門の「天然蜜食べ隊」は最優秀賞とW受賞になりました。昨年も国産部門は「空港はちみつ」が同様にW受賞していました。

 

最終審査に進んだはちみつ 各部門3品

商品名(採蜜地) 会社・団体名 容量・価格(税込)
【国産部門】最優秀賞・来場者特別賞
天然蜜食べ隊 初夏の百花蜜(北海道)

市立札幌大通高等学校
 http://www.odori-h.sapporo-c.ed.jp/products/pg108.html

100g
1,080円
(通販なし)

【国産部門】優秀賞
三ヶ日みかん蜂蜜(静岡県)
株式会社長坂養蜂場
https://www.1183.co.jp/
200g
1,540円
【国産部門】優秀賞
百花蜜 花めぐり(島根県)
空水土 coup mead
https://www.instagram.com/coup.mead/
150g
1,620円
(通販なし)
【海外産部門】最優秀賞
ホワイトタイガ(ロシア)
株式会社ロビンフッド
http://whitetaiga.com/
130g
2,592円
【海外産部門】来場者特別賞
レア ハワイアン オーガニック ホワイトハニー(ハワイ)
株式会社NALU GARDEN FARM
http://www.nalugardenfarm.com/
226g
5,400円
【海外産部門】優秀賞
ホワイトハニー クリームリンデン(ロシア)
株式会社ジャパンアンドビキン
http://priroda.co.jp/
300g
3,024円
【日本ミツバチ部門】最優秀賞
里山のしずく(広島県)

平沖養蜂

TEL 082-886-8959

※ 今回のロット完売。新蜜はお問わ合わせください

※西日本豪雨災害地区のためすぐに対応できない場合があります

130g
1,404円
(通販なし)
【日本ミツバチ部門】来場者特別賞
東京世田谷 宇山の日本蜜蜂2018(東京都)

八房養蜂研究室
https://www.facebook.com/hachifusa/

hachifusa235@gmail.com

100g
2,160円
【日本ミツバチ部門】優秀賞
日本みつばちのはちみつ(島根県)
空水土 coup mead
※今回のロット完売。秋に採蜜予定
https://www.instagram.com/coup.mead/
150g
1,620円
(通販なし)

 

まとめ

昨年、一昨年と「はちみつフェスタ」に出店していた市立札幌大通高等学校の「天然蜜食べ隊」が国産部門で最優秀賞と来場者特別賞を受賞しました。

 

今年は残念ながら出店されていなかったです。なかなか高校生が北海道から東京まで来てイベントに出店するというのは費用的なことを考えても大変だと思います。

 

こちらの写真は昨年、はちみつフェスタに出店されていた時のものです。試食をさせてもらって、滑らかさとクセの少ない上品さが印象に残っています。

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そのような感想を述べた時に、大通高校の学生さんが最高にいい笑顔で喜んでくれたのが私も嬉しかったです。

 

その時の後輩の方たちが受賞されたのかと思いますが、きっと昨年見せてくれた時と同じような素敵な笑顔で喜んでいると思います。

 

 今回、新たに加わった「日本ミツバチ部門」。なかなか日本ミツバチのはちみつを食べ比べるという機会もないので面白かったです。

 

 「海外産部門」は最終審査に残った3品が全て”白い”はちみつでした。はちみつ業界に「鈴木その子ブーム」が来ているのでしょうか(笑)古いですね。

 

しかし、見た目は白く似ていても食べてみると味わいは全く異なります。

 

あまり白いはちみつを食べたことがない人からすると来場者特別賞を受賞した「レア ハワイアン オーガニック ホワイトハニー」のミルキーな風味が一番イメージと結びつきやすい風味だったと思います。

 

それを良しとする人。面白みにかけると思う人。様々だと思います。

 

「国産部門」は百花蜜2つと、みかん蜜1つが最終審査に残っていました。もちろん、どれも美味しいです。みかんはちみつは、テイスティングしてどれかほぼ特定出来てしまいます。

 

北海道の「天然蜜食べ隊」は初夏の百花蜜。上品な中に、北海道の夏の爽やかな雰囲気が詰まっています。多くの日本人にとってとても食べやすいはちみつだと思います。

 

島根の「花めぐり」は、しっかりとテイスティングをすると島根の大自然の情景が矢継ぎ早に浮かぶかのように、風味が変化します。「花めぐり」という名前にぴったりです。冒険心溢れる人にイチオシです!

 

たかが”はちみつ”。されど”はちみつ”。

 

はちみつ一つから、色んな物語や教わることがあります。

 

コーヒーの生産国でもカップ・オブ・エクセレンスなどの品評会があります。それを励みに生産者の方が頑張りモチベーションを上げています。

 

中には不正を働くような人もいるようですが。

 

今まで「このはちみつ美味しいよ」と誰かが言っても、その根拠や指針となるべきものがほとんど無かったです。

 

ハニー・オブ・ザ・イヤーで最優秀賞を獲った。来場者特別賞を獲った。優秀賞を獲ったと聞くと消費者の方は安心してそれらを買い求めることが出来ると思います。

 

そして、その期待を裏切らないように養蜂家の方には養蜂にさらに真摯に向き合っていただき良いサイクルが周るといいなと思います。

 

 最後まで、読んで下さりありがとうございました。