はちみつフェスタで購入した島根県の空水土さんの百花蜜「花めぐり」。
今年のハニーオブザイヤーの最終審査に残っていたはちみつです。はちみつフェスタの会場でテイスティングするより前に、ハニーオブザイヤーの投票をする時にテイスティングをしていました。
ハニーオブザイヤーの投票をする時は、最終審査に残っているはちみつなので美味しいものばかりです。美味しい中でも、個性が強いものもあれば、個性はそんなにつよくないですが、さわやかな風味がとにかく美味しいものなど色々です。
そんな凄いはちみつ達が集まっている投票会場の中で、私の印象の中に強く残ったのがこのはちみつでした。
私は百花蜜が大好きです。テイスティングをするとシングルオリジンのはちみつでは、中々味わうことの出来ない奥深さや味わいの変化を楽しむことが出来ます。もちろんシングルオリジンのはちみつも大好きですよ!
「美味しいな」と思う百花蜜はたくさんありますが、ここまで記憶に残るというか印象深い百花蜜は中々ないです。
(島根)空水土 花めぐり
「花めぐり」の名前の通り、テイスティングをすると様々な花の風味が次々と楽しむことが出来ます。
甘さや酸味の質の変化。強さの変化。ちょっとフローラルな風味が出たなと思ったら柑橘っぽい雰囲気を感じたり。すごい変化しますよ。
そして、強烈な印象が飲み込む時にかすかに「辛み」を喉で感じます。これが何の花によるものなのかも気になります。
色は柑橘系かなと思わせる黄色が強い色目です。
投票を終えてから、はちみつフェスタの会場で再度テイスティングをさせて頂き購入しました。
この「花めぐり」の新蜜も販売されていたそうですが、既に完売していたので前年に採れたものを購入。ただ、新蜜のテイスティングはさせてもらえました。
新蜜の方が、やはりフレッシュな感じで一つ一つの風味がしっかりとたっていました。
それに比べると購入させていただいたものは、やわらかく感じます。
口に含んでいる間、次から次にテンポ良く色んな味わいの変化を投げかけてくる雰囲気や最後に喉で感じる「辛み」。
そして、その雰囲気に懐の深さを感じます。
このテンポの良さや「辛口」な感じ、そして懐のの深さ。マツコ・デラックスさんのようです(笑)
マツコ・デラックスさんに合わせるコーヒーを考えたのですが、最初はブルーマウンテンNo.1が家にあるのでこれにしようとしました。
多分、ブルマンを合わせるとマツコ・デラックスさんのそれぞれの味わいが、より明るい印象を与えてくれるんじゃないかと思いました。
が、ちょっと面白みにかけるような気がして深煎りのマンデリンに変更しました。
空水土「花めぐり」×深煎りマンデリン
あえて深煎りマンデリン。どんな風に変化するか、マンデリンでは予想がつきません。
マンデリンの強いボディ感とコクを楽しみます。
それからマツコ・デラックスさんをテイスティング。すると、一つ一つの風味がさらに丸く柔らかくなった印象を受けます。花の風味を際立たせたいときには、いいペアリングではないです。
そして、その後深煎りマンデリンを飲みます。
すると、マンデリンのもっているフルーティーな部分。甘酸っぱさが、前に出てきて感じられるようになります。
ハイカカオを食べたとき程とまではいかないですが、結構マンデリンのフルーティーさ楽しめますよ!
はちみつで、マンデリンのフルーティーさをこれだけ感じる組み合わせは初めてです。そこに初々しくなったマツコさんを見ることが出来ました。
まとめ
空水土さんの「花めぐり」。はちみつが好きな人。特に百花蜜が好きだという人には是非食べて欲しいはちみつです。
今回、深煎りのマンデリンに合わせましたが、これだけ味わいの幅が広いものは他のコーヒーに合わせたら様々な表情を見せてくれそうです。
このマツコさんと、いろんなコーヒーで遊んでみたくなりました。
空水土さんのインスタはこちらです。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。