ここ何年か、クリスマスを待ち望むということは無かったです。
若い頃は、それなりにクリスマスデートを楽しみにしていました。クリスマスくらいは、ちょっと贅沢して美味しいものを食べたくどこのレストランを予約しようかとお店やメニューを見比べて予約する。そんなことが楽しかったです。
子供が生まれてからも、どんな演出をしようかと考えるのはやっぱり楽しかったです。
字を書けるようになったくらいから、毎年子供にサンタさんへの手紙を書かせていました。
どんなプレゼントが欲しいのか。ちゃんとプレゼントがもらえるくらい、今年一年いい子にしていたよアピール。これからも、いい子でいるよ・・・などなど。
12月になるくらいに、トイザらスの新聞広告が入ったので欲しいものを切り抜いて手紙に貼っていました。
今思えば微笑ましい限りです。
娘は、中学生になるまで本当にサンタクロースを信じていたようです。
中学1年生の時、クリスマスが近づいたある日。
真顔で「ねえ、友達がサンタはいないって言ってたんだけど嘘だよね。」そう聞いてきました。
聞かれた時点で、流石にわかっているだろう。もしかして親に気を使っているのかとも考えましたが、本気で言っていたようです。
あの頃は、娘も可愛かったです。
子供たちが、現実を知ってからはそんなにクリスマスが楽しいという感覚もしばらくなかったです。
それが3年前、文房具朝食会@名古屋に参加するようになって12月23日にクリスマス会的な感じで開催されました。大人になってのクリスマス会、新鮮で楽しかったです。
そして、今年のクリスマスも楽しみにしていました。
それはウィーンマーケットで買ったシュトーレンを買っておいたからです。
そのウイーンマーケットでも来られていた方達と盛り上がったのですが「シュトーレン」と「シュトレン」どちらが正しいのでしょうか。
「シュトーレン」と「シュトレン」
よく聞くのは「正しいのはシュトレン」です。
ドイツ語の発音からすると、やはり「シュトレン」に近い発音です。
ただ「シュトーレン」の方が馴染みある人は多いと思いますし、スーパーなどで販売されているものも「シュトーレン」と表記されている方が多いように思えます。
今回、私が楽しみにしていたサイラーさんで販売されているものも「シュトーレン」と表記されていました。
オーストリア人のパン職人 サイラーさん
サイラーさんの本も販売されています。
福岡で愛されて20年。
大評判のパン屋サイラーの本です。
お店で人気のパンと
職人サイラーさんのこだわりをまとめました。オーストリアで100年続く パン屋の息子サイラーさん。
どうして日本にやってきたのか、自分の店を持ったワケ、大好きなサッカーの話・・・
その半生を振り返ります。〝伝統的なプレッツェル〟〝クロワッサンの原型キップフェル〟
〝ポピュラーなカイザーセンメル〟など・・・
本物の味36種類の解説、家庭向けのレシピも掲載!
内容(「BOOK」データベースより)
福岡で愛されて20年。伝統の味、人気のオリジナル、食材へのこだわりをまとめました。オーストリアで100年続くパン屋の息子サイラーさん。言葉の壁、うつ病の克服、大好きなサッカー、パン作りへの思い…すべてお話しします。著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
サイラー,アドルフ
1963年、オーストリアで100年続くパン屋に生まれる。中学校を卒業後、パンと菓子の両専門学校を修了。1984年に初来日、福岡市の千鳥屋でパンやケーキ作りをする。いったん帰国し、オーストリアのパンと菓子の2つのマイスター資格を取得。89年に再来日。94年に独立し、福岡市南区長丘に「ベッカライ&コンディトライ・サイラー」を開く
福岡の人気店となっています。
そんなサイラーさんが作ったシュトーレンを早く食べたかったのですが、しっかりクリスマスまで待ちました。
サイラーのシュトーレンとパンダコーヒー
クリスマスらしくオーストリアらしい赤いリボンが印象的ですね。
もちろん添加物も入っていません。
外装の袋を取ると、ラム酒と甘い香りがします。
そして中はラップでしっかりと巻かれています。
表面の砂糖のヒビの入り方が恐竜の卵のようにも見えます。
このラップの上から断面を見ただけでも食欲がそそられますね。
少し食べてみますが見た目ほど甘くはないです。思っていたより控えめです。
ラム酒とバターの混じり合う香りは中毒になりそうです。
そしてアーモンドが味の面でも食感の面でもいいアクセントになっています。
サイラーのシュトーレンとパンダコーヒーロースターズのドリップバッグ
名古屋市北区にある人気店「パンダコーヒーロースターズ」のオリジナルブレンドのドリップバッグと一緒にシュトーレンをいただきます。
コーヒーはエチオピア、ケニアなどのブレンドです。酸味と苦味のバランスも良く美味しいです。
シュトーレンを食べてコーヒーを飲むと結構雰囲気が変わります。
ラム酒が使ってあるからか、少しワインっぽい雰囲気を感じられるようになります。
シュトーレンは、思っていたより甘さ控えめでラム酒とバターの風味。そこにレーズンやオレンジの風味をプラスしたところにアーモンドがいいアクセントになっています。
まとめ
上品で、クリスマスに食べるにはぴったりなシュトーレンで大満足でした。
そして、この後クリスマスケーキもがっつりと食べるのでありました。
今年も、幸せなクリスマスとなったことに感謝したいと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。