コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【新一万円札のあの人】”日本資本主義の父”渋沢栄一はコーヒーでも先駆けだった

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今年4月、麻生太郎財務相が2024年度の前半に1万円、5千円、千円の各紙幣を刷新すると発表しました。

 

その新1万円札の顔になるのが”日本資本主義の父”と呼ばれる渋沢栄一です。

 

その発表がされた時に渋沢栄一とは、どんな人物かとテレビなどでも取り上げられましたがコーヒーとも深く関わっているようです。

 

私も、正直渋沢栄一についてほとんど知りませんでした。

 

 

渋沢栄一とは

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渋沢栄一は、明治から昭和の初めにかけて、日本の産業界をリードした実業家だ。第一国立銀行(現みずほ銀行)や、王子製紙(現王子ホールディングス)、東京海上保険(現東京海上日動火災)、帝国ホテルなど、多くの企業の設立に関わった。その数は500にも上り「近代日本資本主義の父」と呼ばれている。

 あまりにも彼が関わった事業が多すぎるがゆえに、どのような功績を挙げた人物か一言で説明できないことが、知名度の低さにつながっているのかもしれない。独立系投資信託のコモンズ投信会長で、渋沢栄一を高祖父に持つ渋澤健氏も「渋沢栄一は自分が中心に立つのではなく、周囲に刺激を与えて支援する応援役だった」と話す。

 そんな彼の考え方を象徴するのが銀行の設立だろう。渋沢は資本主義の考え方を日本に紹介した人物として知られるが、その目的は民間の力を高め経済活動を活発化することにあった。中でも一つひとつ、散在している小さな資本を集約すれば、経済を動かす大きな成長資金になることを、銀行という仕組みを通じて世に示したのは、彼の大きな功績の一つといえる。

 渋沢は、第一国立銀行設立にあたって出した株主募集布告において、当時の人々に銀行の仕組みを理解してもらうべく、次のような例え話を残している。「銀行は大きな河のようなものだ。銀行に集まってこない金は、溝に溜(た)まっている水やポタポタ垂れている滴と変わりない。(中略)せっかく人を利し、国を富ませる能力があっても、その効果はあらわれない」

 この言葉は示唆に富むものだ。メガバンクはじめ、多くの日本の銀行が今、マイナス金利など収益環境の悪化に苦しみ、貸出先の不足に悩んでいる時だからこそ、1万円札の図柄に渋沢栄一が選ばれた意義は大きい。成長資金を社会が必要としている所に循環させる、銀行本来の役割を今こそ思い出すべきだろう。成熟期を迎えた日本の資本主義経済が次なるステージへ向かうカギは、ひょっとしたら再び銀行のあり方にあるかもしれないのだから。

新1万円札に登場、渋沢栄一って誰? (2ページ目):日経ビジネス電子版

明治から昭和初期にかけて、こんなに多くの企業の設立に関わっているのですね。

 

特に第一国立銀行の設立に尽力したという点においても、新1万円札の図柄になるというのは大きな意味がありそうですね。

 

そして、その渋沢栄一がコーヒーにおいても先駆けだったそうです。

 

渋沢栄一とコーヒー

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「食後カッフへエーという豆を煎じたる湯を出す砂糖牛乳を和して之を飲む頗る胸中を爽やかにす」――。これは渋沢栄一・杉浦譲共著の「航西日記」に収められている朝食の記事で、コーヒーを嗜好品として明確に文字に記録して残った最初の例とされている。「航西日記」は渋沢栄一と杉浦譲が1867年(慶応3年)に徳川昭武の随員としてフランスを訪れた際の体験記で、徳川昭武の日記にも渋沢栄一とコーヒーを飲んだという記述がある。

渋沢栄一 コーヒーでも先駆 - 食品新聞社

渋沢栄一は和食も好きだったそうですが、西洋のバターやコーヒーが特に好きだったとも言われているそうです。

 

新1万円札が登場したら、きっとこれにのっかり”渋沢栄一が愛したコーヒー”などとコーヒーを販売するコーヒー屋さんが出てきそうですね。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。