今日は8月3日「はちみつの日」です。
「はちみつの日」の恒例となった「ハニー・オブ・ザ・イヤー」の最優秀賞と来場者特別賞の発表がありました。
四の五の言わずに選ばれたものを紹介します。
「第5回ハニー・オブ・ザ・イヤー」2019年最優秀賞
出典:https://www.shibukei.com/release/17108/
【国産部門】
商品名(採蜜地): 春の花・さくら(岩手県)
団体名: 巣鴨養蜂園【海外産部門】
商品名(採蜜地): ビーネビーネ ひまわりはちみつ(オーストリア)
団体名: 株式会社エイ・ダヴリュー・エイ【日本ミツバチ部門】
商品名(採蜜地): 安芸の国 里山のしずく(広島県)
団体名: 平沖養蜂 ※昨年の第4回に続き2年連続 最優秀賞を獲得
最優秀賞は、各部門で優秀賞に選ばれた3品から最終審査員によって決められます。
今年は、推薦&エントリー合計142品(国産75品、海外産57品、日本ミツバチ10品)あったそうです。推薦&エントリー可能な条件は「日本国内で購入出来るもの」です。
もちろん一次審査から全てブラインドで審査されます。
一次審査、二次審査、三次審査を通ったものが優秀賞となり各部門で3品選ばれます。
ですから、優秀賞に選ばれるだけでも大変なことです。
私も「はちみつフェスタ」の来場者特別賞を決めるコンテストに参加し投票しました。この3品の中から1つに投票するだけでもかなり悩みました。
どれも本当に美味しいです。
【最終審査員(敬称略・50音順)】
・奥田政行(イタリアン料理人・イタリアンレストラン「アル・ケッチャーノ」他多数経営)
・高橋純一(京都産業大学 総合生命科学部 准教授、農学博士)
・田中淳夫(NPO法人銀座ミツバチプロジェクト理事長)
・野崎洋光(日本料理「分とく山」総料理長)
・柳下浩幸(一般社団法人日本養蜂協会 副会長)
・平野のり子(日本はちみつマイスター協会 代表理事)
もちろん最終審査員もブラインドでテイスティングを行ないます。
最終審査員の先生方も相当悩まれたのではと思います。
「第5回ハニー・オブ・ザ・イヤー」2019年来場者特別賞
【国産部門】
商品名(採蜜地): 野山のはちみつ 柚子蜂蜜(岐阜県)
団体名: 堀養蜂園【海外産部門】
商品名(採蜜地): キルギスの白いはちみつ(キルギス)
団体名: 株式会社アルタイトレーディング【日本ミツバチ部門】
商品名(採蜜地): 日本みつばちのはちみつ(島根県)
団体名: 空水土 coup mead
こちらは「はちみつフェスタ」期間中に約240名の来場者による投票で各部門一番獲得票数が多かったものです。
もちろん、これもブラインドで行われます。
はちみつフェスタに来られた方なので「はちみつ大好き」という方が大半かと思いますが、たまたま銀座に来たらなんかイベントがやっていたからと参加した方もいらっしゃると思います。
そういった意味では、平均的な日本人が一番好むはちみつが選ばれたと言ってもいいのかなと思います。
ハニー・オブ・ザ・イヤーが決定するまで
【対象商品】 日本で購入することができる「はちみつ」
【推薦者】・全国のはちみつ資格取得者 日本はちみつマイスター協会認定アドバイザーおよび認定講師
・日本国内ではちみつを販売している養蜂家や企業(有資格者以外の方が推薦される場合は別途費用等がかかります)
【主催】一般社団法人 日本はちみつマイスター協会
【コンテストスケジュール】 ※審査は全てブラインド方式(どこの商品か分からない方法)
4/26まで[終了] 推薦&エントリー合計142品(国産75品、海外産57品、日本ミツバチ10品)
5月下旬[終了] 第1次審査 協会理事・フェスタ実行委員によるテイスティング審査
6月上旬[終了] 第2次審査 はちみつ資格取得者18名によるテイスティング審査
6月下旬[終了] 第3次審査 はちみつ資格取得者14名によるテイスティング審査(各部門ベスト3が決定)
7月中旬[終了] 最終審査 審査員6名によるテイスティング審査(各部門の最優秀賞が決定)
7/27(土)~28(日)[終了] 「はちみつフェスタ2019」来場者に各部門のベスト3を1日あたり先着100名様に試食してもらい、それぞれの部門からおいしいと思う1品に投票(来場者特別賞が決定)
8/3(土) 国産部門・海外産部門・日本ミツバチ部門の最優秀賞と来場者特別賞を発表(ニュースリリース配信・ホームページ掲載)
私も日本はちみつマイスター協会の認定講師なので、もちろん毎年推薦しています。
私が推薦したはちみつも優秀賞以上に選ばれたので嬉しかったです。
ただでさえ、みなさんが良いと思う、美味しいと思うはちみつが推薦されてたくさん集まります。
その中から、こうして優秀賞や来場者特別賞に選ばれるということは大変なことであり、それだけに受賞された方は嬉しいことはもちろん大きな自信となり、今後の大きな励みになるのではと思います。
今回、会場にいた養蜂家の方かなと思われる方に声をかけました。
すると、はちみつマイスターの資格を取得し自分のはちみつを推薦したけど予選で落ちて悔しくて、どんなはちみつがベスト3として残っているのか見に来ましたという方もいらっしゃいました。
そうして、向上心を持って養蜂に取り組むきっかけにもなるのかなとお話をしていて嬉しくなりました。
私は養蜂の経験もなければ、もちろん養蜂に関しての知識も殆ど無いです。
ただ、色んな養蜂家の方から色々お話をお聞きする機会は結構あります。
「はちみつフェスタ」「ハニー・オブ・ザ・イヤー」を通して、養蜂ド素人の自分に出来ること。やってみたいことを改めて認識する場となりました。
今回、ハニーオブザイヤーに選ばれたはちみつを中心に順番に紹介していきたいと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。