よく「何でもない、ごく普通の生活を送ることが出来ることは幸せだ」と聞きます。
こういった、言葉を聞くとその時は「そうだよな」と納得するのですが日々忙しい生活が始まると、そういったことを忘れ去ってしまうことが多いです。
私に関して言うと、毎日美味しいコーヒーを飲んで、毎日美味しいはちみつを食べることが出来ればそれはそれで幸せに思います。
でも、同じ食べたり飲んだりするにしても”せかせか”と慌ただしく食べたり飲んだりすること。”ゆっくり”食べたり飲んだりすること。
この2つの差は凄く大きいことかなと思います。
美味しいものをいただくのであれば、気持ち的にもしっかりとゆとりを持って、ゆっくり味わうことが出来れば、それだけでさらに自分にとって豊かな時間となるのかなと思います。
サッカー フェルナンド・トーレスの現役最後の場所”日本”で幸せを感じたこと
今年8月23日に、サガン鳥栖に所属していた世界的スーパースターのフェルナンド・トーレス選手がヴィッセル神戸戦を最後に引退しました。
スペイン代表での試合は、印象としてポストプレーに強い印象ですがリヴァプール所属時はスピードを活かしディフェンダーの裏へ抜け出してゴールを決めるというのが多かったです。
日本にやってきてサガン鳥栖での成績は約1年、35試合に出場し5得点と決していいものではありません。
もちろん、ピークを過ぎてからなので仕方のないことだと思います。
ただ、世界的なプレーヤーが試合にどのような準備をして臨むのか。チームの戦術やプレースタイルに早く溶け込むためにチームメートと積極的に意見交換をしお互いを理解する。
そういった姿勢がチームに残したものは大きなものだと思います。
そんな、フェルナンド・トーレスが引退する時に日本の良さを語っていたそうです。
「日本での生活は楽しんでいたみたいです。『コーヒーを飲みに出かけられるのがうれしい』と言っていました。海外ではすぐに人が集まり、サインや写真を求められ、コーヒーも飲んでられないそうです。日本人はトーレスとわかっていても、プライバシーを尊重して近寄らない。それに感謝していました。『コーヒーをゆっくり飲めるのは幸せ』って。世界のスーパースターは大変だなって思いました」
トーレス現役最後の日々。ゆっくりコーヒーが飲めるのを楽しんでいた (2019年8月26日) - エキサイトニュース(3/3)
ここには書かれていませんが、日本の『治安の良さ』『町の清潔さ』についてもコーヒーをゆっくり味わえる要因と話されていたそうです。
まとめ
毎日、何気なく飲んでいるコーヒー。
ゆっくりと飲むことが出来ることが幸せなことなんだと改めて思います。
もちろん、フェルナンド・トーレス元選手と違い私がどこかのカフェでコーヒーを飲んでいても誰かに声をかけられることはありません。
治安の良さによって、安心して飲むことが出来る。
そして、もっと川上の話をするとコーヒー生産国で一生懸命生産している生産者の人がいるからこそ、目の前にコーヒーがあるのかなと思います。
生産国で紛争等が起きたらコーヒーを輸入することが出来なくなるかもしれないですし。
そんなことを考えながら、今もコーヒーを飲んでいますがコーヒーが愛おしく思えて来ました。
サッカー以外にもフェルナンド・トーレスは素敵な言葉を私たちにプレゼントしてくれました。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。