9月に東京ビッグサイトで開催された「地方銀行フードセレクション2019」。
その会場でも、はちみつを扱っている企業の出展が多く見られました。
香川県の「みねやま養蜂」も、そこに出展されていました。
上の写真「瀬戸内のハチミツ」色が綺麗ですよね!
撮影技術が全く向上しない私がiPhoneで撮っても、これだけ綺麗です。
はちみつの試食をさせて頂き、少しお話しをしているとお肉の試食もさせてくれました。
はちみつのブースで「肉~?」と思いますよね。
主役は肉ではなく、その肉の味付けをしている醤油です。
もっと言うとはちみつを使用した醤油です。
現在、テスト販売をされているそうです。
みねやま養蜂 お肉様に捧ぐハチミツ醤油
商品名が素晴らしいですよね!
『お肉様に捧ぐ』
このハチミツ醤油があなた様(お肉)の持つポテンシャルを最大限に引き立たせていただきますよ!
そう語りかけているような商品名です。
はちみつは、味噌をはじめ発酵・醸造されたものとの相性はいいです。
実は、個人的に私も地元愛知県ならではの「はちみつ醤油」を1年ほど前に商品化してみようかと思ったのですが諸事情があり断念したことがありました。
まだテスト販売とはいえ、こうして商品化されたハチミツ醤油を見て、実際に食べさせてもらい嬉しかったです。
この時、試食させていただいたお肉の味付けは「お肉様に捧ぐハチミツ醤油」のみです。
味はもちろん醤油ベースで、はちみつが入ったことで甘さの部分が加わりさらに”旨味”もプラスされ、複雑な味を感じられます。
牛、豚、鶏、羊などわりとどんなお肉にも合わせられやすいと思います。
個人的には、豚バラスライスを「お肉様に捧ぐハチミツ醤油」にしばらく漬け込んでシンプルニ肉と玉葱だけ。もしくは、もやしを加えてもいいかな。それらを炒めて、白飯と一緒にガッツリ食べたいなと思いました。
みねやま養蜂の”想い”
みねやま養蜂さんと、お話しをさせて頂きました。
もちろん、一番私が気になったのは「なぜ、ハチミツ醤油を作ったのか?」というところでです。
日本には『テーブルハニー』という文化はないです。
ダイニングテーブルの上に、いつもはちみつが置いてある。
食卓に並んだ料理を食べながら、各々がはちみつをかけたいものにかけて食べる。
そんな日本に、もっとはちみつを身近に感じて欲しい。そんな願いから作られたそうです。
そして、ただの「ハチミツ醤油」でなく、もっと絞り込みピンポイントで”肉専用”の「ハチミツ醤油」にされたそうです。
漠然と「ハチミツ醤油」というよりも「お肉に使うんだ!」と、商品を手にした人にイメージがしやすくていいと思います。
そして、ヨーグルトにかけたりパンにかけたりだけでなく様々な料理にはちみつは使えるんだよということを知ってもらえたらというのが、みねやま養蜂さんの想いのようです。
私は、基本的にはちみつはそのままペロペロ食べるのが一番好きですが、もう少しこうした料理への使い方などを学んで、皆様にお伝えしていくことが出来たらいいな。
そんなふうに思いました。
香川県発で作られた肉専用の「ハチミツ醤油」。
せっかくなら、どこか地元のうどん屋さんも「肉うどん」の肉に使って頂けるお店が出来たら素敵だなと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。