コーヒーとお茶
子供の頃は毎日のようにお茶を飲んでいましたが、最近私がお茶を飲むのは1週間に数回程度です。
普段はコーヒーと水を飲むことが圧倒的に多いです。
コーヒーのカネフォラ種(ロブスタ)はよくその味が「麦茶」に例えられます。
実際ロブスタを飲んでみると本当に麦茶のような味に感じます。
そんなことを考えれば、コーヒーにお茶を少し足してみると言うのもありなのかもしれません。
静岡県掛川市の荒川佳也さんが、ほうじ茶の香ばしさとコーヒーの深みを最大限に引き出した商品を発売しました。
「カネコ園」と「掛川一風堂」
荒川さんは静岡県掛川市で約90年続く茶商の4代目です。
静岡と言いえば全国有数のお茶の産地ですね。それでありながら先代がお茶とコーヒーの両輪経営に乗り出しました。それが約20年前です。
そしてお茶の卸と販売では「カネコ園」。
自家焙煎のコーヒー豆販売は「掛川一風堂」と屋号を分けています。
また本来お茶屋さんでありながら、店内でコーヒー教室を開きコーヒー器具の扱い方やドリップの方法などを教えてみるみる評判が広まったそうです。
「お茶屋の珈琲」をさらにアピールしたいと「出張和服カフェ」も始めた。一風堂のホームページにはポットからフィルターに熱湯を注ぐ和服姿の男性の写真が載っている。背景には竹を描いた掛け軸、敷物の上には扇が配置されたこった絵柄だ。写っているのはご本人。この夏北海道で開かれた通販関係者の国際会議に講師役で呼ばれた。「金屏風(びょうぶ)の前で演じたら評判だった」と振り返った。
お茶屋茶匠(ちゃしょう)のほうじ茶珈琲(コーヒー)
今回のこの新商品は、ほうじ茶の香ばしさとコーヒーの深みを最大限に引き出すにはどうすれば良いかという点で、かなり試行錯誤を重ねられたそうです。
そして「地元の茶葉を少しでも消費に結びつけたい」と言う思いが込められています。
レギュラータイプ(200グラム)とドリップバックタイプ(8グラム)の2種類があり、通販でも扱っています。
まとめ
一風堂が設立された頃、世の中はペットボトルのお茶が普及し、若い人たちの間で急須で飲む習慣が姿を消しつつあった。全国一を誇った静岡の茶業も最近は茶価の低迷や生産量の減少などが続いている。「茶を取り巻く環境は大きく変化している」と厳しさを感じている。
お茶を取り巻く環境は、ペットボトル入りのお茶の普及によって大きく変わっています。
コンビニの店舗の拡大などで、いつでも好きな飲物がすぐに手に入るというのも影響していると思います。
静岡の大きな地場産業である「お茶」の消費拡大のために、苦労されているのが伝わってきますね。
最近、お茶の消費拡大に全然役に立っていない私がいうのもなんですが、そのペットボトルを逆手にとった反撃を期待しています。
以前から、東急ハンズなどで売っている「チャッティー」の普及と楽しみ方を広く一般の人に伝えたら特に夏場の消費拡大に繋がるのではと思います。
自分のお気に入りのお茶を水出し抽出して持ち歩こう!!
最後まで、読んで下さりありがとうございました。