コーヒーとはちみつと私

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【”死の谷”で養蜂】故中村哲医師の偉業が形に

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中村哲医師のお別れ会

昨年12月に武装集団の銃撃によって殺害されたNGO「ペシャワール会」(福岡市)の現地代表、中村哲医師(享年73)のお別れ会が今日1月25日に開かれました。

中村哲医師のお別れ会 5000人が参列 福岡

画像出典:

中村哲医師のお別れ会 5000人が参列 福岡 | NHKニュース

 

黙とうのあと、ペシャワール会の村上優会長があいさつし、「中村先生の精神・魂は今でも私たちの心の中に強く大きく存在しています。先生の意志を共有し、継続してご支援いただけるようお願いいたします」と時折、声を震わせながら呼びかけました。

また、中村さんの長男の健さんは「『口だけでなく行動で示せ』という父のことばを心に刻み、一歩一歩、前に進んでいきたい」と述べました。

このあと、献花が行われ、参列した人たちが中村さんや中村さんとともに亡くなった運転手などの遺影に静かに花を手向けていました。

 

中村哲医師の生前の言葉『口だけでなく行動で示せ』は、それを長年ずっと実践されてきた方の言葉なので重みがあります。

 

言うだけなら誰でも出来るので、いかにそれを行動に移すことが出来るのか。私は中々、行動に移すことが出来ない人なのでこの言葉が胸に滲みます。少しずつでも前に進めるよう行動で示すことが出来る人になりたいですし、ならなければと思います。

 

”死の谷”で養蜂

中村さんが総院長を務めていた現地の非政府組織(NGO)「PMS」(平和医療団)は2003年から、福岡市のNGO「ペシャワール会」が日本全国から集めた浄財などを基に用水路を建設してきた。10年に完成し、「マルワリード」(真珠)と名付けられた用水路は、「死の谷」と呼ばれるガンベリ砂漠の一角を潤し、農場も整備。野菜や果物を栽培している。

 養蜂は昨年4月に始めた。6月にはユーカリの花から採れた300キロの蜂蜜を収穫し、現地の市場でも販売した。今春以降はかんきつ類などの蜂蜜も採れる見通しという。

かつての「死の谷」で養蜂 中村哲さんの遺業がまた一つ形に|【西日本新聞ニュース】

 

かつて「死の谷」と呼ばれた砂漠の一角に、中村哲医師らが尽力し用水路が出来ました。

 

その用水路のおかげで野菜や果物の栽培が可能になりました。

 

そして、野菜や果物が栽培されたことで養蜂が可能となり昨年の4月頃から始め6月にはユーカリから約300キロのはちみつを採ることが出来たそうです。

 

もちろん、現地でそのはちみつを販売しナンに付けて食べる人が多いそうです。

 

まだまだ課題は多いですが、このはちみつを日本に輸出することももちろん考えてられるようです。

 

中村哲医師らが関わり作られた用水路がきっかけで、はちみつが採れそれが日本に輸出される。

 

中村哲医師の意思を継ぐ、日本とアフガニスタンの平和の象徴とこのはちみつがなればと思います。

 

現地で、中村哲医師の銃撃事件後治安の悪化もあり灌漑事業など大規模な工事は中断しているようです。

 

市民が安心して暮らすことが出来るよう願うばかりです。

 

最後まで、読んで下さりありがとうございました。