ソーシャルディスタンス
英語が苦手な私が最初に『ソーシャルディスタンス』という言葉を聞いた時、どんなタンスだ?と真剣に考えました。
なんかの聞き間違いかな?
ソーシャルで椅子たんす???
ソーシャルって確か「社会的な」というような意味だよな。社会的な椅子とたんす。
公共の場に椅子はよくあるけど、たんすは見かけないし・・・これは、なんなんだ?
「で椅子たんす」でなく、もしかしたら「ディスタンス」。「ディスタンス」って距離とか、そんな意味かなと思うまでしばらくかかり、ようやく何となく意味がわかりました。
”社会的距離” 今更ですが人と人の距離をとることで新型コロナウイルス感染拡大を抑えましょうということですね。
普段生活を送っている時、たまには一人になりたいと思うこともありましたが、こうして社会的距離を取るとやっぱり私はすぐに寂しくなってしまいます。
先週末、仕事のお取引先の方に一斉メール配信で在宅ワークになるとご案内させていただきました。
すると、週が明けてから最近あまり連絡を取っていなかった方達から電話やLINEでたくさんのご連絡をいただきました。これで、かなり寂しさは紛れました。
私の心のオアシスと呼べる「文房具朝食会@名古屋」も、もちろん開催がないですが主宰者の猪口フミヒロさんがブログで素敵な動画をUPされていました。
わずか10秒ちょっとですが、文房具朝食会に参加したことがある方なら、きっと心揺さぶられる動画だと思います。
この動画を見ると、コロナが終息するまで耐えようと思いました。
そして手洗いやうがいはもちろん『三密』を避けて、コロナウイルスに感染しない・させないを心がけましょう。
『三密』と聞くたびに「檀蜜!?」と思い、ドキッとしている男性は私だけではないはずです。この際、壇蜜姉さんに「壇蜜はいいけど、三密はダ・メ・ヨ♡」と色っぽく言ってもらえば中年男性には効果抜群ではと思います。勝手に壇蜜さん、期待しています。
『三密』とは「密閉」「密集」「密接」を指します。しっかりと意識したいですね。
コロナではちみつが爆売れ!?
そして気になる記事が出ていました。こうなるかなと、数週間前からある程度予想していましたが「コロナではちみつが爆売れ」と。
スーパーやドラッグストアで、はちみつが品薄になっているようです。
コロナではちみつが爆売れする2つの理由
- 学校の休校で”おやつ需要”によるもの
- テレビで「はちみつが健康に良い」と取り上げられたこと
この2点が、はちみつが爆売れしている理由と書かれています。
1.学校の休校で”おやつ需要”によるもの
一つ目が「おやつ需要」だ。2月27日の全国の小中高校に休校要請が出て以降、はちみつの売り上げが伸び始めたのだ。
はちみつの他にも「スイーツやケーキを作るために材料を求める主婦が増えている。生クリームやバター、ホットケーキミックスなども好調」(スーパー店員)と明かす。
ホットケーキミックスを発売している永谷園によれば、「近年、ホットケーキミックスは前年割れが続いていたが、3月以降の売れ行きが良くなった。金額ベースで、昨年対比2桁増の伸び」(担当者)と思わぬ恩恵を受けている。
突然の休校や在宅ワークの増加が、家庭でおやつを作ろうという消費行動を生んでいるようだ。
これは、ちょっと微笑ましいかなと思います。学校が休校になり毎日家にいる子供に市販のスナック菓子ではなく、少し手を加えたもの。温かいものを食べさせてあげたい。できれば、体に良さそうなものを。
そんな親心が見えますね。
ホットケーキを家で焼き、そこにはちみちつをかけて子供のおやつにする。
いいと思います!
2.テレビで「はちみつが健康に良い」と取り上げられたこと
テレビ番組ではちみつが大々的に取り上げられた影響だ。3月10日、ある民放の番組で、「はちみつは健康に良い」といった趣旨の内容が放送された。
これが新型コロナ騒動に伴う健康意識の高まりで、「はちみつが新型コロナウイルス撃退に効く」という誤ったイメージが流布されたのだ。「テレビ番組の放映直後、売り場からはちみつが消えた」(大手小売りはちみつ売り場担当者)と振り返る。
しかし、新型コロナウイルスに対するはちみつの効果について、「健康に及ぼすはちみつの効果効能については、弊社の見解はない」(加藤美蜂園担当者)、「新型コロナに対応するエビデンスは現状ない」(山田養蜂場担当者)と、はちみつメーカーは明確に否定する。
この番組をティーバーで見ましたが、明確には言っていないですが「じゃあ、はちみつってコロナにも効きそう」と思えるような内容でした。
皆さん承知の通り「新型コロナウイルス」です。新たに出現したウイルスに、エビデンスが今の段階であるはずがありません。
もちろん、効く可能性はゼロではないでしょうが全く未知数です。
これに乗じて「はちみつがコロナに効く」と広告をだしているようなところに消費者庁は改善要請や注意喚起を行っています。
様々な業種・業態が苦しんでいる中はちみつが好きな私ははちみつが売れること。そして、はちみつに関わってられる方が元気になることは嬉しいですが、誤った認識を持って購入された消費者の方が、あとから「な~んだ、はちみつコロナに効かないじゃない。買うんじゃなかった。」なんて思われたら悲しいです。
私は社会人になってから転職はしていますが、ずっと食品業界で営業をしています。
やっぱり、売りたい。売上、利益を少しでも上げたい。そう思います。実際、白黒はっきりついていないようなグレーところを、なんとか使って売りたいと思うことはあります。
エビデンスが複数出ているものについては、積極的に良いと伝えていきたいですし、反対によくないと検証されているものに関してはコーヒーであろうが、はちみつであろうが、それも伝えていきたいと思います。
そのためには、もっともっと勉強しなくてはと尻を叩かれたような記事でした。
最期まで読んでくださり、ありがとうございました。