レゴ(LEGO)
レゴはおそらく皆さんご存知でしょう。
レゴは、デンマークの玩具会社で1934年に「よく遊べ」を意味するデンマーク語「leg godt」から社名をレゴとしたそうです。
私が子供の頃は、レゴなんて全く知りませんでした。
私の子供が保育園に通っている頃、父親が海外旅行に行ってお土産で買ってきたレゴブロックが初めて我が家に来たレゴでした。
そのレゴブロックですが、娘はあまり興味を示さなかったですが、息子はえらく熱中して遊んでいました。懐かしいです。
名古屋市にもレゴランドが鳴り物入りでオープンしましたが、入場料の高さや様々な要因があるのでしょうが、いまひとつ来場者は少ないようです。
今、私が10歳未満の子供だったらどうなのかな?
レゴブロックに熱中するのか、しないのか。レゴブロックに熱中したら、何を作るのか。全くわかりません。
アイルランドに住む男性が、ロックダウン中の時間を利用してレゴブロックで蜂の巣を作ったそうです。
アイルランドの男性がレゴブロックで作ったミツバチの巣
アイルランドでは5月5日から5段階に分けてロックダウン封鎖に対する緩和措置がとられているそうです。
およそ8週間に及ぶロックダウン中には、多くの人が自分の時間の使い方と向き合うこととなったようです。
あるアイルランドの男性は、ロックダウン前から頭の中にあったアイデアを活かしてレゴブロックで蜂の巣を完成させたそうです。(上の写真)
それだけでもすごいなと思うのですが、さらにすごいのはそのレゴブロックの蜂の巣に現在はなんと30,000匹ほどのミツバチが巣として利用しているようです。
この男性、アイルランドのウエストミーズ州アスローンに住むルアイリ・ローガンさん。学校の教師をする傍ら、野生生物の保護活動にも従事しているそうで、新型ウィルス感染によるロックダウンが始まる前から、地元に生息するミツバチの巣づくりを考えていたそうです。
ちなみに、レゴブロックで作った蜂の巣は完成まで8週間を費やしたそうです。
有害物質は一切含まれていないレゴブロックの素材を使って蜂の巣を作り上げた。アイリさんは、組み立てるときに糊や接着剤も一切使用しなかったそうです。
では、何を使用したのか?
何も使用しなかったそうです。
ミツバチには木の芽や樹液、その他の植物源から集めた樹脂製混合物「プロポリス(882)」と言うものを法がわりにしてその隙間に埋め込み、風や空気が中に入らないようにする生活能力を備えているからです。
アイリさんは、順調にいけば夏のピーク時には巣の中のミツバチは 50,000から60,000匹に増える可能性があると見込んでいるようです。
レゴブロックでできた蜂の巣から、ミツバチが飛び立つ姿を子供たちにもたくさん見てもらいたいなと思います。
ステイホーム時間、ほんと人によって様々な使い方があるんだなと思いました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。