ハリナシバチのはちみつ
「ハリナシバチのはちみつ」は、日本ではあまりなじみがない方も多いと思います。
お酢に似たような酸味が強く、あまり日本人に受け入れられる味ではないです。
味に対しての評価はあまり良くないですが、ネットなどを見ていると健康面での評価は高い印象を受けます。
私も何種類かハリナシバチのはちみつを食べたことがあります。
ハリナシバチもいくつか種類があるようですし、はちみつが採れた場所によってもその味わいは異なります。が、概ね聞いていた通り酢酸のような酸味をどれも感じました。
ハリナシバチ自体は、その名の通り針のない蜂です。
厳密に言うと、刺すことができない位針が小さいとも言われています。
ハリナシバチは、セイヨウミツバチに比べ見た目も小さいものが多いようです。顔はミツバチと似ています。
生息している地域は、熱帯夜亜熱帯地域に多いようです。
ハリナシバチから採れたはちみつは、一般的なはちみつよりも甘さは控えめで酸味がしっかりとあるのが特徴です。また、水分量が多いものが多いようです。
ハリナシバチのはちみつが、なぜ酸っぱいのか。
以前、お聞きしたのがセイヨウミツバチなどとショ糖を分解する酵素が違うと言うふうにお聞きしました。(動画内では、そう言っています)
しかし、いくつか調べてみるとハリナシバチは巣を全てプロポリスで作るそうです。
そのプロポリスの中ではちみつが熟成することにより、豊富なポリフェノールを含むそうです。
そのポリフェノールがハリナシバチ特有の酸味を生み出しているようです。
「マレーシア産ハリナシバチのはちみつ」を食べてみました
昨年、ギリシャ料理の会と言うものに参加したときに知り合った方からマレーシア産のハリナシバチのスティックはちみつを分けていただきました。
お聞きすると、クラウドファンディングのリターン品として届いたものだそうです。
見た目も、一般的なはちみつに比べるとかなり黒い感じです。
スティック蜂蜜なので、スプーンもなしで食べることができます。
食べてみると、やはり酸っぱいです。それも「黒酢」と瓜二つのような印象です。
黒酢が好きな人、酢ドリンクが好きな人には良いかもしれません。
普通にはちみつ屋さんに行っても、日本ではなかなかハリナシバチのはちみつを見かけることは少ないと思います。
もし見つけたら、是非一度購入して食べてみてください。
好きか嫌いか、真っ二つに好みは分かれるかと思いますが、こんなはちみつもあるんだと楽しんでもらえると思います。
動画にまとめました
動画も良かったら御覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。