木や革の力
最近、不思議とあまりたくさんのものを欲しいと思わなくなってきました。
人生の折返し地点は、恐らく過ぎているでしょうから自分が納得できたものや惚れ込んだものを長く愛用していきたいと思います。出来れば、生涯使っていけたらなと思います。
欲しいものはいくつかあるのですが、以前に比べしっかりとどんなものなのか調べたり慎重になりました。
特にそれが顕著なのが革靴かなと思います。
以前は、スニーカーが好きで圧倒的に休日はスニーカーを履くことが多かったです。
今も好きなのですが、それ以上に革靴が好きになりました。
自分の周りに、今年は靴を20年や30年履き込んでいるという人を何人か見ました。
ものすごく大事に手入れし、履きこんでいる姿を見ていると皆さんめちゃくちゃかっこいいです。
自分の年齢を考えると、今から20年や30年同じ靴をはき続けたら、一生添い遂げることができるような気がします。
しっかりと履き込んで、自分の体の一部のような感覚になることに憧れます。
そんな革や木など、自然な素材でできたものって、使っていると温かみを感じたり、不思議な力をもらえるような気がします。
そして、そんな不思議な力をもらえそうなスタバが西東京市に新しくオープンしました。
スターバックスコーヒー西東京新町店
庭に佇む樹齢約300年のクスノキ(西東京市保存樹木)が象徴的な木造店舗。創業以来40年間、地域に愛されてきた東京・武蔵境の喫茶店「珈琲館 くすの樹」(2019年4月閉店)の跡地に出店するもの。
庭に佇む、高さ23m、周囲7mを超える大木からインスピレーションを得た木造店舗で、木の力強さ、あたたかさをダイレクトに感じられるという。
樹齢300年のクスノキの下にあるスタバ。こんなところで、コーヒーを飲んだらクスノキが秘めている力をたくさんもらえそうな気がしますよね。
特にスピリチュアルなことを信じる方でもないのですが、そんなことを信じてみると気分良くなるので良しとします。
店内中央には、かつての喫茶店の客席であたたかみある空間を演出していた大きな丸太柱をそのままの姿で設置したほか、高い三角屋根や壁付けのライトなど当時の姿をオマージュしたデザインを随所に採用。これまでの記憶や思い出を継承しながら、変わらず地域に愛される店舗を目指す。
ここで書かれている通り、少し前までこの場所には地元で長く愛されていた喫茶店があったそうです。
それが、「珈琲館くすの樹」です。
珈琲館くすの樹
素敵な建物ですよね。
2019年4月15日に閉店されたそうです。営業は40年されていたそうです。
地元の人達にとっては、当たり前にある喫茶店だったと思います。あって当たり前とおもっていた喫茶店が無くなってしまう。
地元の常連客やファンの方にとっては寂しかったと思います。
そんな跡地に出店したスターバックス。そんなところにプレッシャーを感じるのかどうかは私にはわかりません。
しかし、店内にはかつて「珈琲館くすの樹」の店内にあった大きな丸太をそのまま配置したようなので、当時「珈琲館くすの樹」のファンにとっても嬉しいのではないでしょうか。
スターバックス コーヒー 西東京新町店の店舗概要
住所:東京都西東京市新町5-19-10
TEL:0422-39-8750
営業時間:7時30分~22時30分
定休日:不定休
店舗面積:190.86m2
席数:店内47席・店外10席
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。