当たり前じゃない商品
私は、ごくごく平凡な人間です。平均的な人間です。自分ではすごくそう思っています。
世の中に出回っている道具や様々な商品。販売するには売れなくてはいけないので、そういった平均的な人に向けて作っているものがどうしても多いと思います。
だからおかげさまで、私のような平均的な人間は普段の生活においてそういった商品を不自由なく当たり前に使わせていただけます。
そうでない人たちは、困ってしまいますね。
1番わかりやすく言うと、左利きの人でしょうか。
ハサミなど、右利きの人が使いやすく作られているものは左利きの人にとっては使いにくいのは当たり前ですね。
私は右利きなのでそういったことに不便を感じることなく、何事もなかったかのように普通に売られているハサミを使います。
大きなひとくくりとは違う人に向けた商品というのも、これからの時代はどんどん増えていきそうですよね。
そういった商品が世の中に出てくることで、それまでの常識や慣例をいい意味で破壊してくれるのかなと楽しみでもあります。
そして、なかなかそんな点において面白いものが発売されたそうです。
なんと、猫舌専用の保温マグカップだそうです。保温マグカップなんて、いかに高い温度を長時間維持できるかというのに各メーカーが競いあっていましたが、それに一石を投じるような商品ですね。
私は、おかげさまでそんな猫舌ではないのでもちろんこのマグカップを買う事は無いですが、世の中の猫舌さんにとっては嬉しい商品なのかなと思います。
猫舌専用の保温マグカップ
「猫舌専科マグ DMCH200P」は、ステンレスの真空2重構造の内側に吸熱剤を入れたステンレスマグ。価格は3,080円。
熱々の飲み物を飲みやすい温度に下げて温かさをキープする。同社の真空2重構造タンブラーと比較した試験で、タンブラーでは80℃の飲み物を入れて3分後も約80℃の温度を保つのに対し、猫舌専科マグでは約69.5℃にまで温度が下がった。また、約30分後にも60℃台の温度をキープし、飲みやすい状態が続くという。
スライドフタ付きで、飲み口の開け閉めができる。密封はしないので、飲み物を入れた状態でカバンに入れて持ち運ぶことはできない。
本体サイズは約92×130×97mm(幅×奥行き×高さ)で、重さは約320g。容量は約200ml。1時間の保温効力は58℃以上。カラーはピンク/ホワイト/ブルー/グリーン。

内部構造のイラストを見ると「吸熱剤」なんてものが使われているようです。
一般的な保温マグカップの構造を見ることは中々ないですが、恐らく保温マグカップに「吸熱剤」を使うなんて今までの常識ではあり得なかったのではと思います。
そして、凄いのは60℃台まで温度を早く下げて、その猫舌さんにとって飲み頃であろう60℃台を長らくキープするというところです。
私には、なぜこんなことが出来るのか全くわかりません。
このシリーズには、一部のコンビニのコーヒーマシンに使用できるものや、直接飲み口にに口をつけないコップ付きのものもあるようです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。