チーズとはちみつ
チーズとはちみつは、やはり切っても切れない関係だと思います。
チーズだけで食べてももちろんおいしいです。はちみつだけで食べてももちろんおいしいです。
この2つが合わさることで、さらにその味わいが深く感じたり複雑に感じたりと楽しみ方に幅が広がります。
私が、はちみつの講座を開催しても参加者の方から「次回はチーズを使った講座を開催してください」と言うリクエストが多いです。
講座の中で、たまにチーズを使うこともありますがおまけ程度でしか使ったことがありません。
そんなにチーズの事を詳しく勉強しているわけでは無いですので。
もっともっと、チーズのことを知りたいと思いこの講座に参加してみました。
北海道産チーズ
ここ数年、チーズにも興味を持ち色々と食べるようになりました。
ただ、ほとんど海外産のものばかりです。意識していないところで国産のチーズを食べていた事はあるかもしれませんが記憶にないです。
今回、オンラインの講座で北海道産のチーズとはちみつのペアリングを楽しむものに参加しました。
そのチーズは、清澄白河にある「チーズのこえ」セレクトのチーズだそうです。
まずは、そのチーズの紹介からです。
写真がボケています・・・
今の時期にピッタリな春らしいチーズです。
シールの貼り間違えだそうです。
(誤)ハードチーズ
共同学舎「レラ・ヘ・ミンタル」
(正)セミハードチーズ
チーズ工房アドナイ「トムドアドナイ」
どれも美味しそうですよね。その量だけ見ているとそんなに多く感じませんが、いざ食べてみるとお腹にずしっとくるのがチーズです。
北海道産チーズとはちみつのフードペアリング
はちみつは、自前のものを合わせます。
最初に少しずつチーズを食べその風味や味わいの確認をします。
平日夜の開催だったと言うことで、会社から帰り何も準備していなかったので、とりあえずはちみつの店の手前のほうに合ったものを10個ぐらい集めて臨みました。
それぞれのチーズに私が合うかなと思ったのを紹介しておきます。
◆槲プレミアム リンデンと藤が良かったです。
個性が強いわけではないですが、このチーズの深い味わいの虜になりそうです。どんな蜂蜜でも受け止めてくれそうです。
◆ブルーチーズ オークとクロバナエンジュが良かったです。
栗は、山形の山栗を合わせましたがこれも良かったです。
海外産のブルーチーズに比べ、その味わいはやはり優しいので、海外産の栗はちみつよりは国産の栗はちみつの方がちょうどいい感じです。
◆トムドアドナイ 柑橘系のはちみつがいい感じでした。中でも一番はゆずです。
渾然一体感にびっくりです。
◆桜アフィネ 桜の余韻を楽しむなら、やっぱりアカシア。
山桜で、桜・桜も良かったですが方向性が近い海外産のチェリーが深みを増して
良かったです。
国産の佐藤錦も悪くはなかったですが、少しぼやけた印象になりました。
◆リコッタチーズ リコッタチーズには、どのはちみつも合うような気がするのですが、私の中で「これ!!」というものが、この日は見つけられなかったです。
強いて言うなら「はぜ」かな~というくらいでした。
海外産のチーズは、口に含んだ瞬間にはっきりとした個性を感じ取ることが出来ます。対して、北海道産のチーズは後味の余韻を楽しむような感じが強かったです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。