日本での「ミード」(はちみつ酒)
私も大好きな「ミード」。大好きではあるのですが、少々お値段が張るものが多くなかなか普段はそんなに飲むことができません。
ここ5年位で、国産ミードが増えてきた事は本当に嬉しいことです。
蜂蜜好き、もしくはお酒好きな人たちの中では、それなりにミードの認知度も高まってきたのかなと思います。
ただ、普通にその辺の居酒屋に行って飲むことができるかと言うとまだまだそんな事はないですね。
日本で、それなりにミード の認知度が上がってきたのはミード 協会が設立されたりといったところで蜂蜜業界などが先導したところが大きいのかなと思っていました。
ところが、どうもそれだけではなかったようです。
ヨーロッパやアメリカを中心に世界で親しまれている伝統的なお酒ですが、日本で知られるようになったのはつい最近。一説によると、日本でのミードブームは世界的ファンタジー作品「ハリー・ポッター」がきっかけだったとか!
物語のキーアイテムとして登場したミード(蜂蜜酒)を見たファンたちが検索したり、実際に購入してSNSで拡散したことで、じわじわと認知されていったのだろうということです。
他にも、サバイバルアクションゲーム「Valheim(ヴァルヘイム)」の回復アイテムとして蜂蜜酒が登場したことも、若い世代に知られるきっかけになったのではといわれています。
私はいまだもって、ハリーポッターを見たことがありません。
これを機に、見てみたいと思います。
「ミード」(はちみつ酒)の「古典派」と「モダン派」とは
この記事の中でミードには「古典派」と「モダンは」があると書かれています。
どのような違いがあるのでしょうか。
ミードには大きく分けて「古典派」と「モダン派」があります。
古典派ミードはスパイスやハーブを使用した伝統的な醸造法で製造され、濃厚な蜂蜜の甘さやしっかりとしたコクを感じることができます。かたやモダン派ミードは、ワイン酵母などを使用し短い熟成期間で製造されているものが多く、すっきりとしたライトな風味が特徴です。
近頃は日本産の米こうじを加えたジャパニーズミードや、炭酸を加えて飲みやすくしたスパークリングミードなども登場し、次世代ミードとして人気を集めています。
自分好みのミードの選び方
日本ではあまり知名度の高くないミードですが、国内外を合わせると様々なメーカーから発売されています。ミードを選ぶ際は以下のようなポイントをチェックすると良いでしょう。
甘口or辛口
蜂蜜の種類
蜂蜜以外の原材料
原産地
アルコール度数
1 蜂蜜酒であるミードは甘口のものが主流と思われていますが、なかには辛口と呼ばれるすっきりした酸味のあるドライタイプも売られています。2 蜂蜜の種類は「何の花の蜜か」という意味です。花の種類によって風味が異なるため、ミードの風味にも大きく影響します。例えばアカシア蜜は優しくクセがない日本人好みの味、レンゲ蜜は華やかな香りとまろやかな味わいが特徴です。
3 ミードには蜂蜜・水・酵母以外の原料が使われていることがあります。果汁やスパイス、炭酸など、特徴的な副原料が入っているかチェックしましょう。
4 ミードはワインと同じように風土の影響を受けやすいため、原産地によって大体の味の見当をつけることもできます。例えばアメリカやカナダなら軽めで飲みやすいものが多く、伝統的な製法を受け次ぐポーランドのミードは濃厚な蜂蜜の甘さを感じられるものが主流です。
5 ミードのアルコール度数は12%前後のものが多く、甘い味に惑わされがちですが実はなかなか高めです!なかにはアルコール度数8%程度のミードも売られているので、お酒に弱い人は度数チェックも忘れないでくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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