美女
国や地域によって「美女」とみなされる人は違いますよね。
同じ日本でも、その時の時代時代においてもやはり違います。
有名なところはやはり「平安美人」ではないでしょうか。
平安美人とは
引目(ひきめ)、鉤鼻(かぎばな)、御樗蒲口(おちょぼぐち)……平安女性の絵を見ると、大抵どれも同じ顔に描かれています。
だからこれを見て「当時はこういう顔が美女とされていたのだ」「美女の定義は、時代によって変わるものだなあ」と思う方は少なくありません。
転じて「平安時代だったら美女だったのにね」という皮肉や「平安時代なら私もモテたろうに」などという自虐も聞かれますが、果たして本当にそうだったのでしょうか。
間違っても女性に対し「平安美人のようにお美しいですね」と言うのはやめておきましょう。
今、中国では色が白くて細い女性というのが美女の定義に近いものになっているようです。
当然、そんな女性像に憧れる中国人女性が多いわけです。
ご存知の方も多いかもしれませんが、今から4年ほど前体重20キロ台の女性が話題になりました。
体重20kg台 花の蜜や花粉を食べて生きているらしい中国人女性 その結末は
中国鄭州市に住む15歳の中国人女性がネット上で人気だ。体重は20㎏で花の蜜や花粉を食べて生きているらしいのだが、そんな人間が存在するとは到底思えない…。
大きすぎる目、細すぎる腕、どう見ても普通の人間ではない。
彼女はこうしてネット上に自分の写真を公開することで注目を集めている。そのルイ・ヴィトンのバッグは本物だろうか?
この姿が本当なら体重20㎏というのも納得。だが、果たしてこんなに細長い脚は存在するのだろうか?
写真を見る限り、明らかに違和感がすごいですよね。
この女性の結末は、やはり画像加工されたものだったと発覚していました。
決定的なのはこちらの写真。なんと車の窓ガラスに真実が写り込んでいるではないか。
これは思わぬ大誤算。きっと本人も気づかなかったのだろう。
自分がなりたい姿を、多くの人に見て欲しかった。そんなところなのでしょうか。
花の蜜や花粉を食べて生きているというのは、もちろん大嘘でした。
偏った食事ではなく、バランスの良い食事と適度な運動をし、健康な女性。
そういった方を「美女」と呼んでいいのではと思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。