以前、AGFさんが力を入れている徳之島のコーヒープロジェクトを紹介させて頂きました。
沖縄でもコーヒー栽培、ここ最近力が入って来ているようです。観光産業としての役割も大きいと思いますが、いつか美味しい国産コーヒーが飲めたらいいなと思っていました。
ただ、気候や風土など沖縄は決してコーヒー栽培に適した環境とは言えないです。何より、あれだけ毎年台風がやってくる土地では、せっかくのコーヒーの木がなぎ倒されてしまいます。
そんな環境のもとでも、防風林の設置などで台風対策をして沖縄の方が頑張ってられます。
「沖縄珈琲収穫祭2018」支援プロジェクト
ちょうど今クラウドファンディングで沖縄コーヒーの支援プロジェクトもあるようです。
このプロジェクトについて
私たちは長年、コーヒーを沖縄農業の新しい柱に育てるための挑戦を続けてきました。今ようやく、その未来が見え始めました。そこで、このたび「沖縄産コーヒー」の栽培の拡大と全国的な認知度アップに向けたキックオフイベント「沖縄珈琲収穫祭2018」を開催します!未来へ飛躍する沖縄の新たな特産物に、みなさまのご支援をお願いいたします。
コーヒー産地としての沖縄
世界の名だたるコーヒー産地は熱帯または亜熱帯に位置しますが、その中でもコーヒーの生育に適した環境は、一日の寒暖差と雲や霧などによる遮光性のある高地だとされています。また、上記の条件に加え日照が強すぎず、成長期に雨が多く、収穫期には雨が少ない・・・など、降水量、日射量、気温、風、土壌等の様々な条件が合致しなければ育たない繊細な植物なのです。ところが、沖縄にはそんな高地はありません。さらに強い日差しと夏から秋にかけての台風・・・、それに冬には寒い日もあります。こうした環境の相違(弱点)を克服できなかったため、大正時代に沖縄で始まったコーヒー栽培は、これまで定着しなかったのです。
盛り上がっていくといいですね。
沖縄のコーヒー
沖縄には「コーラルコーヒー」というものがあるようです。コーヒー好きな方は”コーラル”と聞くとコスタリカの「コーラルマウンテン」をイメージされる方が多いと思いますが全く関係ないようです。
「コーラル」って何かわかりますか?
私はわからなかったのでググりました。
「珊瑚」のことですね。
あの”ピンクの小粒コーラック”も、もしかしたらコーラルから名前を付けたのかもと思いました。
そう思い調べると全然違っていました^^;
便秘薬の場合、溜まった後のスッキリ感(=後が楽)を謳う『コーラック』(大正製薬)や、文字どおりお通じ解決の『スルーラック』(エスエス製薬)、関西弁もどきの直球表現(=よう出る)をアルプス山麓の歌唱法でオブラートに包んだかのような『ヨーデルS』(藤本製薬)などは、“神対応な便秘解消”を期待させる秀逸な商品名だろう。薬に歴史あり!
(2ページ目)スッと治すから「ストナ」、後が楽だから「コーラック」……オヤジギャグな薬のネーミング|健康・医療情報でQOLを高める~ヘルスプレス/HEALTH PRESS
また、こんな都市伝説もあるようです。
都市伝説
『笑点』に出演している落語家の三遊亭好楽がピンクの着物を着ているのはこのコーラックに肖ったもの(コーラック→好楽)だという都市伝説があるが、無関係である。(好楽が現在の名前になった1983年春頃も笑点に出演しているが、その頃は水色の着物であり、また前名の林家九蔵時代にもピンクの着物を着ている)
コーラルコーヒーとは一体、どんなコーヒーなのでしょう?
沖縄にある風化したサンゴを熱して焙煎するそうです。炭焼きコーヒーの炭を風化したサンゴに置き換えた感じでしょうか。そうすると、炭同様に遠赤外線の効果でコーヒー豆がふっくらと柔らかく豊かな味わいになるようです。
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そして沖縄にとってコーヒーは立派な観光資源となるので、体験型のコンテンツを用意しているところも多いようです。
こちらは「中山農園」さんです。もちろん季節によって出来るもの出来ないものありますが収穫体験や焙煎体験など用意されています。
沖縄に行ったら、ぜひ体験してみたいですね!
やんばる焙煎工房の沖縄県産コーヒー
そして「やんばる焙煎工房」さんでは、先程の中山珈琲農園さんで採れたコーヒーの販売をされています。
私が蜂蜜を好きになるきっかけを下さり、いつもお世話になりっぱなしのMさん。
そのMさんが先日、沖縄に行きコーヒーの焙煎体験をされて来られたそうです。そしてやんばる焙煎工房の沖縄県産100%のコーヒーをお土産にいただきました。
Mさん、ありがとうございます。
表面に「ナチュラル」と書かれているので精選方法はナチュラルなのでしょう。
焙煎度は私の感覚ですと中煎りか、気持ち深いです。
それでは、初めての国産コーヒーをいただいてみます。
袋のパッケージを開けた時も感じたのですが、液体を口に含んだ瞬間も凄く香りが豊かです。賞味期限が2018年12月となっているので、恐らく2017年の12月に充填されたかと思うのですが、いい香りです。
口に含んだ瞬間「ナチュラル」独特のフルーティーな風味が広がります。
ブラジルやエチオピアのナチュラルファンも満足出来るものだと思います!
今まで、耳にしてきた情報は「国産コーヒーは、美味しくない」「飲めたもんじゃない」です。
そんなこと、全然ないです。
私に情報として下さった方たちは、ずいぶんと以前に飲まれた方だと思います。沖縄の人たちの努力でこんなに香り豊かなコーヒーになったんだと思います。
カップは非常にキレイで生産者の方が心血注いで丁寧に育てられたんだと思います。そして、焙煎された方も丁寧に焙煎されたんだと思います。とにかくキレイです。
ただ、やっぱりアジアのコーヒーだと感じました。
それは味の奥行きがないです。非常にフラットな印象です。
土壌の違いであったり、中米などのように日較差(一日の気温差)があまりなかったりと色んな条件の違いはありますがアジアのコーヒーの品質が良くなったといえど、アジアのコーヒー全般に感じることが多いです。
けど、ナチュラル好きな私にはとても飲みやすく幸せを感じる一杯でした。
せっかくなので、はちみつと合わせたいと思います。
ブログでは久しぶりに登場の「シチリアレモンのはちみつ」(イタリア産)を頂くことにします。やっぱりシチリアレモンは美味いです!!
自分へのご褒美や特別な時に大切にいただく蜂蜜です。