私は小学生の頃からコーヒーが好きです。毎日のように飲んでいても、飽きることはありません。むしろ、日に日にさらにコーヒーが好きになって来ているように感じます。
ただ、食べ物の好みが変わるようにコーヒーに関する好みも変わってきます。
食べ物に関しては、子供の頃からレモンや酢の物などの酸っぱいものが大好きでしたがコーヒーの酸味が強いものは、あまり好きでは無かったです。
3~4年前まで、モカははっきり言って嫌いでした。
それが、何がきっかけなのかわかりませんがある日突然モカが好きになりました。理由は未だに自分自身わかりません。
そして春から秋にかけて、アイスコーヒーを飲むことが多かったのですがここ数年で圧倒的にアイスコーヒーを飲むことが減りました。
どんだけ暑くても、基本的に今はホットコーヒーを飲みたくなります。
最近、流行りのコールドブリューも飲んでみると美味しいなと思いすっきりしているのでグビグビ飲みますが、やっぱりネルドリップかペーパードリップで抽出したコーヒーを1日1杯は最低飲みたいです。
そして、今年のように厳しい暑さのとき汗をたくさんかいた後は炭酸か水かお茶をたくさん飲みたくなります。こんな時、コーヒーを飲みたいと私は思わないのですが知人が「あ~、喉乾いた~、アイスコーヒーが飲みたい」と言ってアイスコーヒーをグビグビ飲んでいました。
何を飲むかは、もちろん個人の自由なのでそれについて、とやかく言うつもりは全くないです。ないのですが、なぜ喉がカラカラの状況で一番に飲みたいものがアイスコーヒーなのかが気になりました。
熱中症の予防にアイスコーヒーは有効か?
話が、熱中症に飛躍してしまいましたが喉がカラカラの状況というのは熱中症になるリスクが高まっているときだと思います。
アイスコーヒーより水・麦茶
出先や疲れたときなどには、ついつい、水よりアイスコーヒーやエネジードリンクに手が伸びるが、これらにはカフェインが含まれるものが多い。カフェインには利尿作用があり、せっかく水分を摂っても、トイレに行きたくなって排泄されてしまうため、補給にはならない。
これはアルコールも同様だ。アルコールの場合、利尿作用で水分が排泄されるのと同時に、アルコールを分解する際に水分を必要とするため、ただでさえ脱水状態になりやすい。ビヤホールでのトイレに通う回数や、飲酒の後の喉の渇きを思い出していただければ、わかりやすいだろう。
水分補給にはやはり、「とりあえず麦酒!」ではなく、「とりあえず麦茶か水!」である。
まあ、予想通りと言えば予想通りです。コーヒーにはカフェインが含まれているので利尿作用が働きます。
体の中の水分が不足している時に飲んだら、尿で水分をさらに排泄しようとするので熱中症対策としては避けた方が良さそうですね。
さらに、ビールなどアルコールとなると最悪ですね。利尿作用が働くのと同時に、アルコールを分解するのに水分を使ってしまいます。
暑さが厳しい。喉がカラカラ。
ビール好きにとっては最高に一口目のビールが美味しい状況だと言えますが、くれぐれも熱中症に気をつけてくださいね!
ここで疑問が・・・
ところで、アイスコーヒーを飲むと、確かに利尿作用が働くのはわかりますがアイスコーヒーを飲んで取り込んだ水分以上に排出してしまうのでしょうか?
こんな記事があります。
記事は英語なのでグーグルさんに翻訳をお願いしました。
コーヒーは脱水を引き起こし、その消費は回避しなければならないか、または流体バランスを維持するために大幅に減少させるべきであることがしばしば示唆されている。この研究の目的は、一連の検証された水分評価技術を通じた摂取に対するコーヒー消費の影響を直接比較することでした。バランスの取れたクロスオーバ設計では、50人の男性のコーヒー飲料(1日3〜6カップを習慣的に消費する)が2つの試験に参加し、それぞれ3日間連続して試験した。身体活動、食物および体液摂取の制御に加えて、参加者は4mg / kgのカフェイン(C)または水(W)を含む4×200mLのコーヒーを摂取した。全身水(TBW)は、重水素化酸素の摂取による試験前および試験後に計算した。ヌード体重測定(BM)に加えて、尿および血液学的水分マーカーを毎日記録した。コンプライアンスを確認するために、血漿をカフェインについて分析した。試験の開始から終了までのTBWの有意な変化はなく、試験間の差はなかった(51.5±1.4対51.4±1.3kg、それぞれCおよびW)。血液学的マーカーまたは24時間の尿量(2409±660対2428±669mL、それぞれCおよびW)、USG、浸透圧またはクレアチニンでの試験間で差は認められなかった。平均尿中Na(+)排泄は、WよりもCにおいて高かった(p = 0.02)。条件間でBMの有意差は認められなかったが、両方の試験でわずかな進行性の毎日の低下が観察された(0.4±0.5kg; p <0.05)。我々のデータは、試験間の水和状態の広範な血液学的および尿学的マーカーに有意差がなかったことを示している。これらのデータは、カフェインを摂取した雄によって適度に消費されると、コーヒーが水と同様の水和性を与えることを示唆している。
栄養士であり、脱水や温熱を悪化させる可能性があるため、運動士、運動生理学者、運動トレーナー、その他のスポーツ医師は、大人や運動選手の運動はカフェインの使用を控えることを一般的に推奨しています。 このレビューは、一般的な考え方に反して、カフェインの消費が(a)水 - 電解質の不均衡または高体温、および(b)運動熱耐性の低下を引き起こさないことを提案する。
水分補給という観点で言えば「熱中症予防の為に、カフェインを含むアイスコーヒーで水分の全てを補った」としても問題は無いようです。
”水分補給という観点”であって、他にカフェインを摂取したらダメな理由がある人は別の問題です。
熱中症対策で水を飲まなければいけないけど、水はいやだ。だったら、麦茶を飲めば問題ないです。
麦茶を飲むのもいやだ。だったら、アイスコーヒーを飲めばいいのです。熱中症対策としてアイスコーヒーを飲んで水分を補給することは問題ないです。
まとめ
いっぱい汗をかいた時。とにかく暑さが厳しい時。喉がカラカラな時。そんな状況の時は、まず水かお茶でしっかり水分を補給することが大切です。そして大量の汗をかいたときは失われた塩分の補給も忘れないようにしたいですね。いあんでs
そして、その水分補給が水や麦茶でなく「アイスコーヒー」であったとしても問題はないです。
そして、今までカフェインによる脱水症状が起きると信じられて来ましたが、それは必ずしも真実でないようです。
あらゆる試験は特定の疑問を明らかにするためにデザインされなければいけません。例えば、カフェインに関する多くの試験は「カフェインは、カフェイン耐性のない被験者の尿排出量を増やすのか」という疑問を明らかにするためにデザインされていました。つまり、これらの試験では、被験者のカフェイン耐性をなくすため、実験当日の1~4日前、あるいはもっと以前からカフェインの摂取を控える必要があります。ご存じの通り、私たちの体は、3~5日間カフェインを定期的に摂取すると、カフェイン耐性を獲得します。この耐性により、カフェインがもたらす微弱な利尿作用は低減されてしまいます。つまり、カフェイン耐性のない被験者でカフェイン摂取後の尿排出量に増加が見られたとしても、カフェイン含有飲料を常飲している人々の結果と同じになるとは限らず、実際の日常生活を反映した試験デザインとは言い難いのです。
この類の研究においては、その結果をそのまま日常生活に応用できるとは限りません。例えば、大半の試験では、カフェイン摂取後短時間の評価しか行われていません。カフェインの血中半減期は、個人間で大きく異なりますが、非喫煙者の成人健康者で約6時間、喫煙する成人健康者では約3.5時間と比較的短くなります。特にカフェインを大量に摂取した場合は、利尿作用は摂取後比較的短時間で発生するため、摂取後短時間のみでの尿の評価は、1日に必要な水分量に対するカフェインの影響に関して、誤った結論にたどり着いてしまいます。
カフェインを一度に大量摂取させ、摂取後短時間で尿を採取した多くの試験において、尿排泄量が増加したとの結論が出されています。しかし、通常の摂取量よりも多くのカフェインを急激に摂取すると、短時間で尿排泄が刺激されることが知られています。
“カフェインの脱水作用”。その真偽について。水分補給の専門家であるAnn Grandjean先生 へのインタビュー: The Coca-Cola Company
私も、カフェインによる脱水作用はあるんだと思いこんでいた一人です。今回、最初にこの記事をUPして、そうじゃないんだよと教えて頂き内容を改めることが出来ました。
内容が、正しいものに変えられたということで感謝しています。ありがとうございました!
まだまだ暑さが厳しいので、皆様も熱中症に気をつけてくださいね。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。