小学校の入学前、キャラメルコーンが大好きでした。今も好きです。軽い口当たりが好きです。ただ、そんなにしょっちゅうは食べていないです。
ある程度食べると甘いのですが、一緒に入っているピーナツをお口直しに食べるとさらに進みます。ピーナツ、ぜんざいを食べている時に漬物を食べる感じの意味で入っているのかなと思っていたのですが、他にも理由があるようです。
キャラメルコーンにピーナツが入っている理由
①代替品
キャラメルコーンを販売していた当時は、乾燥剤がとても高価でした。湿度の高い日は袋の中でキャラメルコーンが湿気を吸ってしまいます。
それを防ぐ目的としてローストしたピーナッツがあります。
ローストしたピーナッツは塩分を含んでいます。
それが乾燥剤の役割を担っていたようです。
②振動
ピーナッツは袋詰めの最後に入れています。出荷前はピーナッツが一番上にある状態です。
それが輸送中に振動で、底へ落ちていきます。
袋の中の湿気は、ピーナッツが落ちながら吸ってくれます。
そして私達の手元に届く頃には、底に落ちた状態となっています。
③甘さ
ピーナッツは湿気を吸い取るだけでなく、キャラメルコーンの甘さを引き立てる役割もあります。湿気と甘さのバランスを考えて、今の量に調整されています。
まるでキャラメルコーンとピーナッツは、お互いを支え合う夫婦のような存在に感じました^^
振動しながら輸送中に下に落ちていく間に湿気を取る役割を果たしているとは・・・よく考えられましたね。
キャラメルコーン コーヒー牛乳味
スーパーに行って、お菓子売り場の棚を見ていると”コーヒー”の文字が目に飛び込んで来ました。それが大好きなキャラメルコーンの「コーヒー牛乳味」なら買うしか無いですね。
期間限定で、昨年も販売されていたようです。
パッケージもレトロな感じでいいですよね。コーヒー牛乳を飲むと、子供の頃銭湯で飲むコーヒー牛乳が最高に美味しかったのでその時のことを思い出します。
そして、キャラメルコーンを食べると小学生になった時のことを思い出します。ただ、この時の記憶はブログには書けないような内容なので書きません。私にとってトラウマになり、大好きだったキャラメルコーンをその後成人を迎えるまで食べられなくなりました。
今も、キャラメルコーンを食べると必ずその時のことが蘇ります。
銭湯で飲むコーヒー牛乳は楽しい思い出ですが、私にとってキャラメルコーンは人生で最悪と言ってもいいくらいの暗い過去です。大人になって、だいぶ吹っ切れてキャラメルコーンを食べられるようになりました。
パッケージの裏面を見ると・・・・・・
やっぱり銭湯をイメージしたイラストが使われていますね。
見た目は、普通のキャラメルコーンより少し色が濃いかなと思います。
食べてみると、たしかにコーヒー牛乳っぽい味がしますが少し食べ進めると普通のキャラメルコーンとの差がすぐにわからなくなります。
そして、やっぱりコーヒーと一緒に頂きたいです。
この「キャラメルコーン コーヒー牛乳味」にはピーナツは入っていなかったです。
甘くなりすぎた口をなおすのに、やっぱりコーヒーはいいですね!
ただ、コーヒーを飲むとさらに普通のキャラメルコーンとの差は全くわからなくなりました。
まとめ
フードペアリングの基本は「同じ系統」のものを合わせることです。
キャラメルコーンとコーヒー牛乳。どちらも、ちょっと甘ったるいかなという意味でフードペアリング的な相性もいいと思います。
そして、私にとっては”いい思い出”と”悪い思い出”という差はありますが、どちらも小学生の低学年の頃の記憶を呼び戻してくれるものです。
小学生の低学年の頃の思い出として、この2つに「池中玄太80kg」と「将棋」と「大相撲」が加われば完全に鼻垂れ小学生に戻れます。
風呂上がりに片手を腰に当ててコーヒー牛乳を飲みながら「池中玄太80kg」を見たら・・・考えるだけで、涙がちょちょ切れます。
いつになくキャラメルコーンのコーヒー牛乳味を食べながら感傷に浸ることが出来ました。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。