キャッチコピーの大切さ
ネット通販を利用している人も、かなり増えてきていると思います。
米やペットボトルの水など、重たいものを買う時は玄関先まで届けてくれるので便利ですよね。
私は、実店舗で服などを購入しようとすると「これ、いいな」と思っても自分に合うサイズがないことが多いです。
ユニクロでも、私に合うサイズは「通販限定」なので実物を店舗で見て気に入ったものをユニクロのアプリで購入します。こうやって、実物を店舗で見ることが出来るものはいいですが、ネットで購入する時に写真画像だけではなんか伝わらないと感じることがあります。
実物を見て購入するシーンでは、その商品の見た目。すなわち『顔』が非常に大切ですよね。人間と同じで、まずは見た目のインスピレーションが大事です。
見た目がよくないと、手に取ってもらうこともなく通り過ぎていってしまいますよね。
一方、実物を見ることが出来ない商品。スマホの写真も進化し、ものすごく綺麗に画像で確認することが出来ます。メルカリなどの中古品を購入するにも細かいキズまで、
かなりしっかりと確認することも出来ます。
すごく綺麗に見ることができるのだけど、そのモノが持つ空気感というか自分とそのモノのフィーリングというかが中々伝わって来ないです。
だから、楽天などではその商品ページにその商品の良さを伝えようとずらっと”どこまであるんだぁ?”というくらい商品説明を延々としているものもあります。
ただ、その長~い文章を読む人は、そのモノに興味・関心をもった人しか当然読まないですよね。
その商品の画像を見て、価格を見て、あとは最初に書いてあるキャッチコピー。
ここで判断し、その長い商品説明を見ようかどうか判断するんじゃないでしょうか。
これから、益々ネット通販で商品を購入する人の割合は増えると思います。販売する側にとっては、さらにキャッチコピーの重要性が高まりそうですね。
反対に言えば、写真を見ても何の変哲もない。価格も普通。
だけど、キャッチコピーが見た人に響けば購入してもらえるチャンスは十分にあると思います。
『農家の嫁プロデュース』農家の嫁シリーズ
滋賀県高島市の「よこいファーム」さん。
この農家に嫁いだ女性が加工品シリーズ「農家の嫁」を地元の道の駅やネット販売をし大人気だそうです。
この『農家の嫁プロデュース』というキャッチコピーを見て、みなさんはどんな風に思いますか?
私がぱっと思い浮かんだのは・・・
- 農作物のことをよく知っていそう
- その農作物の良さを、しっかり引き出したものを作ってくれそう
- 一生懸命、農作物を育てていそう
- 真面目そう
- 頑張っていそう
- 自然を愛していそう
- 環境に配慮していそう
- 素朴そう
などなどです。
直接、商品に関係ないものもあるかもしれないですが、ほぼポジティブなイメージしか私は描けません。
特に最初の2つですね。なんか、その農作物を最大限に活かしてすごく良いものを作ってくれそうと勝手に思ってしまいます。
美味しいお米と沢山のお野菜が行き交う農家に嫁ぎ
季節のお花あ旬のお野菜から四季を感じるという 幸せな日を過ごしています
そんな自然や高島という地への感謝の気持ちから『農家の嫁』ならではのモノづくりを始めました
毎日の食卓にあって嬉しい“ちょっと贅沢なスパイス”としていかがですか?
にんじんドレッシングやにんにく味噌など、美味しそうですし体に優しいんだろうなと思います。
ただ「にんじんドレッシング」と売っているより『農家の嫁シリーズ』と書かれているだけで、色んな妄想をします。
そんな『農家の嫁シリーズ』から発売された自家製米ぬか「美肌石けん」が話題になっているそうです。
地元産はちみつも使用した自家製米ぬか「美肌石けん」
出典:
農家の嫁プロデュース、自家製米ぬか「美肌石けん」 地元わき水・はちみつも使用|社会|地域のニュース|京都新聞
石けんは、コメを精米する過程で出る大量の米ぬかの有効利用を目的に昨年11月下旬、市内業者に製造を委託し、今年1月に完成した。横井さんは「子どもの頃、祖父が米ぬかが入った袋で木製の将棋台を磨いていたことを思い出して商品化を考えた。米ぬかには肌に良い働きをする成分が多く含まれている」と話す。農園近くにあるわき水「秋葉の水」から取った天然水や同市朽木産のはちみつも使っている。
精米するときに大量に出る米ぬかの有効利用を目的に作った石鹸だそうです。
米ぬかには、お米の栄養素の9割以上が含まれているとも言われているので、肌にも優しそうですね。
そこに農園近くの湧き水と高島市朽木で採れた地元産はちみつを使用して作った石鹸です。
はちみつも、米ぬか同様ビタミンやミネラルなど豊富な栄養素が含まれています。
そして、はちみつは保湿効果にすぐれているので石鹸に使用することは理にかなっています。
肌が弱い人は『農家の嫁シリーズ』の「美肌石鹸」、いいかもしれないですよ。
素晴らしいキャッチコピーによって、もっともっとこの石鹸が広まればと思います。
最後まで、読んで下さりありがとうございました。