コオロギコーヒー
Facebookを見ていたら、昆虫博士の投稿に「コオロギコーヒーが届きました」とありました。
そういえば、クラウドファンディングで、そんなのがあったなと思い出しました。
この「コオロギコーヒー」の開発のためにクラウドファンディングに挑戦しているのは、近畿大学の農学部で農業環境について勉強している清水和樹さんです。
清水さんは昆虫色の魅力を伝えるために昆虫色YouTuber(昆Tuber)として発信もされています。
この「コオロギコーヒー」は、コーヒーにコオロギの粉末を合わせたものだそうです。
コーヒーは、大阪を歩いていた時にたまたま目に止まった「サンワコーヒーワークス」さんに協力していただいたそうです。
私にとってコオロギはコオロギでしかないのですが、コオロギと一口に言ってもやはりかなり種類はあるようです。
いろんな種類のコオロギのパウダーを取り寄せ、実際にテイスティングを行い検討を重ねられました。
コオロギのテイスティングって、どうなの?と以前の私なら間違いなく思ったでしょうが、機会があればやってみたいなと今は思います。
結果コオロギの中でも味の強いフタホシコオロギが最適ではないかと言う結論に至ったそうです。
さらに、コオロギそのものの香ばしい甲殻類系の風味、えぐみのない淡白な素材の味を生かすにはどのようにすればいいのかと。
YouTube配信チームのメンバーなどにアドバイスをいただきながら検討を重ねたそうです。
原料のフタホシコオロギのパウダーは、徳島大学発のベンチャー企業である「株式会社グラリス」のものを使用。
こちらは、最近話題にもなった無印良品の「コオロギせんべい」の原材料も供給されているそうです。
そしてサンワコーヒーワークスでは、ローストされたコオロギが持つ香ばしさ、風味を存分に生かしたオリジナルブレンド開発してもらいました。
昆虫博士の味の感想
届いた「コオロギコーヒー」は中煎りのブラジルサントスにフタホシコオロギ粉末が20%ブレンドしてあるものだそうです。
コーヒーにナッツ系の香ばしさが加わり、だしのような旨味も感じます。冷めてからの方が味の個性が前に出るような気がします。
以上昆虫博士の感想です。
私は、先日昆虫博士に誘われ「セミを食べる会」に参加したくらいで昆虫食については全然詳しくありません。
20年後なのか30年後なのか。昆虫食がもっと一般に広まった頃、コオロギはその中心にある素材のような気がします。
「セミを食べる会」に参加した時、昆虫食のレシピ本で見たコオロギをトッピングしたピザの写真はかなり衝撃的でした。
「こんなにトッピングするのか」という位ピザの上がコオロギだらけでした。
昆虫色が一般的になった頃、同じ写真を見たら「美味しそう」と素直に思うことができるのか分かりませんが、高タンパク・低脂肪である昆虫食は、私にとってダイエットの強い味方になるのかもしれません。
そうは分かっていても、やっぱり普通にお肉やお魚を食べたいです。
この「コオロギコーヒー」のクラウドファンディングのページに、もっと詳しく書かれているので、その想いや経緯など御覧ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。