コスタコーヒー
「コスタコーヒー」は、ヨーロッパ最大の店舗数を誇るコーヒーブランドです。
その「コスタコーヒー」が、ついに日本のペットボトルコーヒー市場に進出してきました。
自販機を含む全国で発売されるのは2021年4月26日からですが、コンビニエンスストアでは4月12日から先行発売されています。
ペットボトルコーヒーでは、今までになかったスリムな容器に入り270ミリリットルでメーカー希望小売価格税込170円となかなか強気な価格設定です。
コスタコーヒー「ブラック」と「カフェラテ」
今回「ブラック」と「カフェラテ」の2種類が発売されました。
せっかくなので、2種類を飲み比べてみたいと思います。
このスリムな容器に入っていると言うだけで、少し洗練された印象を受けます。
やっぱりスリムなのはかっこいいですね。クラフトボス体型の私には羨ましく思えてしまいます(笑)
そして、見た目はスリムなのですが飲み口は通常のペットボトルの容器の口よりもだいぶ大きめです。
キャップを開けて、いざ飲もうとするとこの口の広さのおかげでペットボトルのコーヒーですが、コーヒーの香りがしっかりと鼻から入ってきます。
この辺は、よく考えられていると思います。
まず、ブラックから飲んでみます。
酸味と苦味はともにそんなに強くはありません。
ただ、平均的なペットボトルのコーヒーに比べると全体のコーヒーの濃度はやや濃いめだと思います。
コーヒーらしい飲みごたえはあるのですが、酸味と苦味がほどほどに抑えられていることで飲んだ後の後味としてはすっきりとした印象を受けます。
それでいて、ナッツらしい印象とちょっぴり華やかな雰囲気も感じられます。
従来のペットボトルコーヒーのもっとすっきりしたものを飲み慣れた方にとっては、この辺を「クセ」と捉えるかもしれません。
そしてカフェラテ。
飲んだ瞬間、思っていたよりもミルク感がガツンときます。
その後に、濃厚なコーヒー感が少し遅れてやってきます。
ミルク感とコーヒー感がそれぞれしっかりとあるので、バランスを保つために甘さもややしっかり目です。
個人的には、あと少しだけ甘さが控えめだと嬉しかったですが、バランス的には申し分ないんじゃないかと思います。
この2つのコーヒーを飲んだ後にこの「コスタコーヒー」のことを調べてみると、公正競争規約の基準の1.3倍の豆を使用しているそうです。
また、抽出方法などにも工夫を見せることでしっかりとしたコーヒー感が出ているのだと思います。
今回の「コスタコーヒー」の発売をきっかけに、「高級ペットボトルコーヒー」という新しいカテゴリーの商品が今後増えてくるかもしれませんね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。