移動販売
新型コロナの感染拡大以降、食品メーカーや飲食店が大きく売り上げを落とし苦戦しているところが多いです。
どちらかと言うと受け身というか、お客さんに来てもらったり、注文を受けて納品したりと言うようなことが多い業種です。
ただ、お客さんや注文を待っているだけではなかなかこの厳しい世の中を乗り切っていくことができない状況です。
では、どうするのか?
いろいろ方法はあると思うのですが、その1つがキッチンカーなどによる移動販売。
まだまだイベントの開催も安定してできる状況では無いですが、地域の催しやB級グルメのイベントなどにキッチンカーで出店し売り上げを稼ごうと動いたところも多いようです。
私の友人にもキッチンカーを持っている人がいますが、お話をお聞きしているとやはり同じように考える人が多いようで、イベントの出店者募集があると最近はキッチンカーを持つ人が増えたのですぐに埋まってしまうことも多いようです。
私がよく人から受ける質問の一つに「まっちゃんは自分で喫茶店やはちみつ屋はやらないの」と言うふうに聞かれます。
残念ながら、自分の店をきちっと運営していく自信がないので今のところそういった予定は全くありません。
ただ、キッチンカーでイベントに出てたまに販売をする位であれば楽しそうだなと思います。
楽しそうだなと思うだけでは、実際にキッチンカーを持ってもきちっとした収益を上げられないのはわかっています。
ただ、車でいろんなところに行って多くの人たちと出会い、自分が大好きなキッチンカーで自分がおいしいと思えるものを調理し提供し、目の前でお客様においしそうに食べて頂いている姿を見るというのは幸せなことではないかなと思います。
ただまぁ、キッチンカーを買って維持するような余裕は私にはありません。
それは、私にとっての今の時点では憧れに過ぎません。
そんな私の憧れが、さらに高まるようなコーヒー移動販売の車をスズキがつくりました。
スズキ ジムニーによるミニマルなコーヒー移動販売の形
スズキの英国部門は8月31日、『ジムニー・ビーンズ』を発表した。欧州向け『ジムニー』(日本名:『ジムニーシエラ』に相当)の商用車バージョン、『ジムニー LCV』をベースにしたワンオフモデルだ。
ジムニー・ビーンズは、四輪車、二輪車、ATV、マリン製品と、スズキの全部門において、メディアやプロモーションイベントに活用される移動コーヒーバーとして製作された。
ジムニーLCVをベースに、ボディカラーをシフォンアイボリーパールメタリックで塗装した。青みがかったブラックルーフを組み合わせる。このカスタマイズは、ニューカッスルアポンタイン・ブライドンに拠点を置く老舗スペシャリスト「コーヒーラティーノ」によって行われた。
スズキの英国部門からの提案に基づいて、さまざまな特注の変更を行い、コンパクトなボディでスペースを最大限に活用できるようにした。これらの変更には、サイドエグゾーストパイプを備えたカスタム排気システムや、後部フロアの下に配置されたLPGタンクが含まれている。
残念ながらこのジムニーを作ったのはスズキの英国部門です。
イギリスで反響が大きければもしかしたら日本でも販売されるのかもしれません。
ジムニーのあの小さなボディーにエスプレッソマシンやLPGタンクを装備しています。
なんだかジムニーを運転して、自然豊かなところで開催されるイベントや、ちょっとした場所を借りてコーヒーを提供することをもうそうするとめちゃくちゃ楽しそうに思えてきます。
妄想すると、完全にドラマ「珈琲いかがでしょう」の中村倫也さんになりきった私が目に浮かんできます。
装備の詳細
容量57リットルの水タンクと3Mのろ過システムを装備した。アウトドアでのイベントでは、パワーインバーターによってガスまたは電気で稼働でき、必要に応じて電力を補助するために、2つの大容量125A/H12Vバッテリーを追加した。Waeco製のコンパクトな12V冷蔵庫も装備されており、牛乳をマイナス2度に冷やすことができる。
Fracino製の高性能コーヒーマシンは、アルミ製パネルとともに、ジムニーLCVの荷物スペースに組み込まれた。ミルクを泡立てるツインユニットと、熱湯ディスペンサーも装備されており、特製コーヒー2杯を同時に抽出することが可能だ。
文字による説明を読んでいるだけでも、わくわくしてくるような装備ですね。このジムニーを所有することが出来たなら、きっと私も中村倫也さんになれそうです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。