インドの”村の薬局”
インドと聞くとスパイスやハーブのイメージがあります。
その「ハーブ」の一種に『ニーム』という常緑高木があります。
世界三大医学の1つで予防医学のアーユルヴェーダでは、約4,000年もの間この『ニーム』は薬用ハーブとして抗菌効果や消化を助けるために使用されているそうです。
その効果の高さからインドの一般家庭では常備薬としてニームが置かれているそうです。そして”村の薬局”として子供のいる家庭ではニームを植えているそうです。
また、この『ニーム』を植えることで約200種類もの害虫の駆除が可能だそうです。
だから、上手にこのニームを使えば農薬の使用量を減らすことも出来ると思います。
環境破壊、ミツバチの減少、農薬による健康被害などの問題のいくつかをこのニームが解決してくれるかもしれないですね。
画像出典:ニーム(ミラクルニーム/インドセンダン)とは?どんな効能の植物? - horti 〜ホルティ〜 by GreenSnap
ニームハニー
このはちみつはインドの中部ヒマラヤの原始林に咲くニームの花から採取されたものです。
ミツバチはヒマラヤオオミツバチ。崖の上や木の上に巣を作るのでミツバチを育てるわけではありません。従って病気にならないように薬を与えたり、餌がない時は人工的に砂糖水を与える養蜂とは違います。
もちろんミツバチたちが生きていけるだけのはちみつは、残しておかなければいけません。このように自然の中でミツバチと共存している人たちはハニーハンターと言われ、命がけではちみつを採っています。採った蜜は手で絞ってミツバチの死骸などの不純物のみを除きます。全くの非加熱で大地のエネルギーと、ミツバチの酵素、ニームの成分がダイレクトとに残されたハチミツです。
ハニーハンターたちは市場ではちみつを売り生計を立てているのですが、貧困であることは確かです。
ミツバチは「ヒマラヤオオミツバチ」。そして大自然の中でハニーハンターが命がけで採ったはちみつです。
ちなみにニームの花の香りはジャスミンのような香りだそうです。香りはコーヒーの
花と一緒ですね。
フタを開けると、かなり激しく結晶化しています。
この色から、ある程度クセが強いだろうなと想像は出来ましたが想像以上のクセの強さです。
黒糖っぽさも感じますがそこに複雑にハーブらしさやそれ以外のものが絡み合っている感じです。
普段、私は圧倒的にはちみつはそのままペロペロすることが多いですがこのニームハニーは正直そのまま食べるにはハードルが高いです。
ただ、肉料理のソースに使うのには凄く合いそうな感じです。
特にラム肉やジビエ料理のソースとして合いそう!!
ただ、私の知り合いにこのニームハニーにはまってしまい他のはちみつじゃ物足りないと言っている人もいます。
もしかしたら中毒性があるかもしれないです(笑)
最後まで、読んで下さりありがとうございました。