コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【コーヒーの味の好みの変化】自分の感情や心境の変化と照らし合わせてみると…

コーヒーの味の好みの変化

食べ物の好みが変化していくように、コーヒーの味の好みも変化していくと思います。
 
今の私は、あまり好きではない食べ物はありますが、はっきりと「嫌い」という食べ物はありません。
 
最後に克服したのは、結婚してしばらくした後「納豆」です。
 
今や、納豆は大好きです。
 
あれば食べるのだけれども、その存在理由がわからない食べ物は、今も昔も「そうめん」や「ひやむぎ」です。
 
あれば食べますが、こんなにもあっさりした食べ物がなぜ世の中に存在するのか私には理解できません(笑)
 
頂き物のそうめんがあれば、私が作るとほぼ「ソーメンチャンプル」になります。
やっぱり油が欲しいです。
 

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コーヒーに関しては・・・
 
大まかな変化で言えばコーヒーを飲みだした頃、まだ小学生だったので、家でインスタントコーヒーに砂糖とクリープを大量に入れたものをおいしいと思って飲んでいました。
 
中学生になってしばらくすると、多分おいしいとは感じていなかったと思うのですが、少し粋がって無理してでもブラックで飲むようになりました。
 
高校を卒業した頃、アルバイト先の近くにコーヒーチケットを入れ通うようになりました。
 
この辺になると、喫茶店で飲むホットコーヒーがブラックで飲んでもおいしいなと思うようになってきました。
 
それからしばらく、酸味が強いコーヒーは苦手だなというふうに思っていたと思います。
 
今思えば、それはコーヒーが酸化したことによって感じる味だったのだと思います。
 
それから何年かして、コーヒー会社で勤務するようになるのですが入社した頃はその頃と大きく変わっていなかったです。
 
30代後半位になってから、好んで飲んでいたのは中煎りのブレンドコーヒーが多かったと思います。
 
極端な浅煎りや、極端な深煎りは、ちょっとなぁと敬遠していたと思います。
 
40代に入り、少しして1番大きく変わったのはアイスコーヒーをブラックで飲む機会が増えたことかと思います。
 
長年ホットコーヒーは、ほぼブラックで飲んでいましたがアイスコーヒーには、ガムシロップとミルクを入れて飲んでいました。
 
どっしりとした深煎りの昔からあるようなアイスコーヒーには、今もガムシロップとミルクを入れて飲むこともあります。
 
これはこれでおいしいなと思います。
 
世の中の健康志向なのか、アイスコーヒーもブラックで飲むようになった人がかなり多いと思います。
 
それに合わせてなのか、アイスコーヒーもさらっとした軽い口当たりのものが増えてきたので、私もブラックで飲むことが増えてきました。
 
ただ年々、夏場でもアイスコーヒー自体をあまり飲まなくなってきました。
 
と、ここまでがざっくりとした私のコーヒーの味の好みと言うところでしょうか。
 

ここ10年のコーヒーの味の好みの変化

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「ここ10年」と書きましたがもう少し短い期間になるかもしれません。
 
多分、世の中のサードウェーブブームのあった影響なのか、スペシャルティコーヒー専門店などで突出した酸味特性を持つコーヒーを飲むことが楽しかったのが、今から3~5年位前にかけてでしょうか。
 
この時でも、普段は中煎りから少し深煎り位のコーヒーを飲むことが多かったのですが、週に1回は浅煎りの強烈な個性を放つスペシャルティコーヒーを飲みたいなと思っていました。
 
それが1年から1年半ほど前まではそんな感じだったのですが、最近は普段飲むコーヒーが圧倒的に深煎りのものが多くなりました。
 
そして、たまには浅煎りの強烈な酸味を放つコーヒーも飲んでみたいと思うのですが、それは月に1~2回でいいかなと思うようになってきました。
 

コーヒーの味の好みの変化を自分の心境や感情の変化と照らし合わせてみると…

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ここ最近でいうと、そんな感じでコーヒーの好みが圧倒的に深煎りに寄ってきました。
 
「長年コーヒーを飲んでいると、ほとんどの人はその年数とともに深煎りのコーヒーを好んで飲むようになる」と聞きます。
 
それはそれで、なんとなくわかるような気がします。
 
ただ、全く根拠は無いのですが私のここ数年の心境や感情の変化とコーヒーの味の好みの変化を照らし合わせて考えるとちょっと面白いなと思いました。
 
自分のやる気や気力がみなぎっている時は、酸味がはっきりしている浅煎りのコーヒーを積極的に好んで飲むことが多かったような気がします。
 
ただし、この時期サードウェーブブームで話題となるカフェが浅煎りのコーヒーを提供していたことが影響しているかもしれないので一概には言えないかもしれないです。
 
心境的に、少しお守りに入ったとき。とにかく穏やかな生活を送りたいと思った時。
そんな時は、圧倒的に深煎りのコーヒーを好んで飲むことが増えてきます。
 
カップに入っている、濃い液体の色を見て。
 
カップを口に近づけたときに、明らかに苦そうな香りを吸い込んで。
 
そして、その液体を口に含んだときに感じる圧倒的な苦さと、コーヒーらしい味わいを感じた時。
 
ほっと癒してくれるというか包んでくれるような感覚に襲われます。
 
これが、また気力がみなぎってきて、よしやるぞと思った時に、酸味がはっきりとしている浅煎りのスペシャルティーコーヒーなどを飲みたくなるような気もします。
 
好んで飲むコーヒーの味の変化と心境や感情の変化、皆さんも何か共通点など見つけられるかもしれませんよ。
 
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。