キルギスの「一村一品プロジェクト」
キルギスの「一村一品プロジェクト」と言うのを聞かれた事はあるでしょうか。
この「一村一品プロジェクト」、もともとの始まりは大分県で始まった「一村一品運動」が始まりだそうです。
地域資源を活かして特産品を育てることにより地域活性化を目指す取り組みです。
JICAでは、この大分県の一村逸品運動の経験に基づき、途上国の農村部を対象に、一村一品運動を通じた農村開発に取り組んできました。
日本国内では、あの無印良品が賛同しキルギスのフエルト作りが産業として軌道に乗るよう支援も行っています。
キルギスの一村一品プロジェクトとググると羊毛(フエルト)に関しての記事が上位でヒットします。
しかし、羊毛だけではありません。
キルギスでは、質が高い美味しいはちみつが採れます。
はちみつを採り、海外に販売・流通させることで産業と雇用を生み出しお金が入る仕組みを作り、キルギスの人たちの生活を安定させようという取り組みです。海外に出稼ぎに行く若者を減らしていくことにもつながるそうです。
日本のJICAの方がそんなお手伝いをされています。
キルギスの北部で採れた、「はちみつ3姉妹」が届いたので食べ比べてみたいと思います。
「はちみつ3姉妹」とは、私が勝手に呼んでいるだけです。
キルギスのはちみつ3姉妹を食べ比べ
左からエスパルセット、マウンテンハニー、ホワイトハニーです。
キルギスには美人が多いですが、キルギスのはちみつも色白美人揃いですね!
エスパルセットは、はちみつフェスタでも大人気です。
クセは少なく、ちょっぴり爽やかさもあります。例えが下手で申し訳ないですが、コーヒーで言うなら、コスタリカのコーラルマウンテン(中煎り)あたりをかなり軽めに抽出したようなイメージかなと思います。
今までエスパルセットはいくつか食べていますが、今までの中では、味わいとしては一番あっさりした感じです。
特にレモンと相性が良さそうな雰囲気です。このエスパルセットで、レモンのはちみつ漬けを作ったら・・・・・・
焼酎やハイボールに入れて飲んだら、毎日最高贅沢な晩酌ができそうです!
マウンテンハニーは、この3姉妹の中で一番力強さを感じます。
そしてハーブらしさも割としっかり感じます。目を閉じると、標高の高い空気が澄んだところで様々な色、種類のお花が咲き誇っている情景が浮かんできます。花の種類はわかりませんが(笑)
私のように、リンデンハニー(菩提樹)が好きな方には特にオススメです。魚介類を使用したサラダやマリネに少し添えてみるのもいいかな。
ただ、個人的にはこのマウンテンハニーはそのままペロペロするのが一番オススメ!後は、ハニーバタートーストにもこのハーブ感がいいアクセントになりそうです。
最後は「ホワイトハニー」。
こちらは長時間撹拌することで空気を含ませクリーム状にしたはちみつです。
空気が多く含まれているので口どけが良いです。
全体的な味わいの雰囲気はクセが少なく、甘さがしっかりと感じられます。
この口どけの良さと、しっかりとした甘さ。
どんな食べ方が合うのでしょうか。
乳脂肪分高めのソフトクリームに合わせてみる。万人受けするかは分かりませんが、わたし的には試してみたいところです。
白身魚のムニエルに、このホワイトハニーをソース的な感じで添えてみる。こんなのも良さそうな気がします。
そこに合わせたいのは辛口の白ワインが気分です。ソーヴィニヨン・ブランがいいかな~。
3つ並べてみるとそれぞれ色は異なりますが、どれもはちみつとしては色がかなり白く感じられると思います。
こんな色白美人3姉妹に囲まれ、食べ比べができる私は今日も幸せです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。