コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【“ハニービール”専門ナノブリュワリー&タップルーム】「HONEYCOMB&HOPWORKS(ハニカムホップワークス)」

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【“ハニービール”専門ナノブリュワリー&タップルーム】「HONEYCOMB&HOPWORKS(ハニカムホップワークス)」

ついに行ってきましたよ。東京・上落合の「HONEYCOMB&HOPWORKS(ハニカムホップワークス)」に。

 

海外のビールには、はちみつを原料として使っているものは多いです。今年、東京にオープンした“ハニービール”専門ナノブリュワリー&タップルームとはどんなものなのでしょうか。

 

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築68年の落ち着いた雰囲気のファサード。住宅地に根付くブルワリーの顔を際立てている

麦芽、ホップ、酵母、水を原材料にして醸造するのがビールの基本。そこへスパイスやフルーツなどの様々な副材料をプラスし、オリジナリティや個性的なテイストのクラフトビール(酒税法では発泡酒に分類)を醸造することが出来る。ハニービールもその例外ではなく蜂蜜を副原料として加え醸造する。蜂が花から摂る蜜はその花の香りを残して甘いテイストを魅力にした蜂蜜は日本を含めて世界に1000を越えるとも言わる種類があると言う。そんな数多くある中から着地をイメージして蜂蜜を選び個性や特徴を際立てたるように独自のハニービール醸造に挑戦するのがJOLLY project(東京都江戸川区)の木下祐斗氏だ。クラフトビールの醸造はアート&サイエンスと語る。「蜂蜜、ホップ、麦汁などの各々の素材の特徴を基に自分が造りたいビールの味やタイプの着地イメージするのがクリエティブの力。そして材料の量や配分から醸造までのレシピを組み立てビールとして造り出すのが科学の技です」と話す。そのストーリーはハニービールの魅力でもあるという。伝統的なビール造りではなく、大胆かつ自由で斬新なビール造りをモットーとするクラフトビールマンの心意気を貫く

落合に「HONEYCOMB&HOPWORKS(ハニカムホップワークス)」が開業。ハニービールのパイオニア、新進気鋭ブリュワーが新クラフトビールマーケットを熱くする - フードスタジアム フードスタジアム

 

木下さんに、色々質問させていただきましたがハニービールを作ることがとにかく楽しい!!というのが全面に溢れています。聞いている私も楽しくなってきました。

 

ハニービールの種類

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木下氏が醸造するハニービールは現在5種類。ライチ蜂蜜と高品質ホップの「ザーツ」を使用した「Honeycomb Bullet(ハニカムバレッド)」。コクのあるミャンマー産の蜂蜜とトロピカル系ホップの「モザイク」と「アイダホ7」を使用した「Boom2(ブンブン)」。オレンジ蜂蜜と柑橘系ホップ「カスケード」、「アマリロ」を使用した微炭酸の「White wasp(ホワイトワスプ)」。アルゼンチン産の上質な蜂蜜を使用し、ホップの苦味とアロマを引き出した「Yellow Jacket(イエロージャケット)」。焙煎麦芽の香ばしさとコーヒー蜂蜜の深みが特徴の「Black Bumblebee(ブラックバンブルビー)」だ。「温度が上がり変化する味をゆっくりと楽しめるのがハニービール」と木下氏は飲み方を教えてくれる。サイズはスモールが480 円、レギュラーが820円。3種類をセットにしたテイスティングセットは1000円。8あるタップにはT.Y.ハーバーブルワリーのゲストビールも用意する。他に「自家製ホワイトハニーサングリア」(750円)。「大人のレモンスカッシュ」(680円)などに加え、厳選したイタリアのボトルビール(750ml 3,800円)も揃える。



私が行ったときはHoneycomb Bullet(ハニカムバレッド)はSOUL'd OUTでしたが、他は全部いただきました。

 

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「White wasp(ホワイトワスプ)」は、めちゃくちゃ飲みやすく飲みすぎること必至です。アルコール度数が意外と高めなので注意が必要です。

 

私は、店を出る時少し膝ががくつきました(笑)

 

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ピンクドローンは、ビールはちょっと苦手かなという女子でも飲むことが出来そうなフルーティー感でした。

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そして、私が一番気になったコーヒーのはちみつを原料とした「Black Bumblebee(ブラックバンブルビー)」。

 

こちらは、お聞きしたらベトナム産のコーヒーの花のはちみつだそうです。恐らく、カネフォラ種のはちみつです。コクがあり、コーヒーらしい雰囲気もあります。

 

飲んだ瞬間、オペラのようなビターチョコを食べてみたいと思いました。

 

頼まれてもいないですが、勝手に木下さんにグアテマラ産のコーヒーのはちみつを押し付けておいたので、もしかしたらそのうち登場するかも。

 

最後にイエロージャケットを飲みました。美味しかったです。美味しかったのですが、かなり酔いがまわっていてそれしか覚えていないです。

 

写真も撮り忘れました。

 

フードメニュー

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これは、一番ボリュームがあるメニューの「ハニービールで煮込んだ自家製炙り煮豚」(800円)。絶対、これを目当てに食べに来るお客さんいるはずです。

 

お箸で簡単にお肉がホロホロとほぐれます。

 

お聞きしたら、ビールを注ぐ時最初に少しグラスに入れない分を取っておいたもので煮込むそうです。

 

だから、毎回それぞれのビールが混ざっている割合が違うのである意味一期一会な味です。

 

まあ、これを頂く頃にはかなり酔いがまわってそんな繊細な味の違いが私にはわからないでしょうが。

 

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最初にオーダーしたいのは「イベリコ豚のレバーパテ」。このレバーパテの海に飛び込みたくなりますよ。

 

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シメに選んだのは林檎のベーコン。肉厚ベーコンの下で、林檎がかくれんぼしています。

 

店舗概要

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店名 HONEYCOMB&HOPWORKS(ハニカムホップワークス)
住所 東京都新宿上落合2-10-19
アクセス 東西線落合駅、西武新宿線下落合駅から徒歩5〜6分、JR東中野駅、西武新宿線中井駅から徒歩7〜8分
電話 03-6279-3946
営業時間 【水〜金】17:00〜22:00【土日祝】14:00〜22:00
定休日 月・火
坪数客数 12,7坪(醸造所約8坪、客席約4坪)9席
客単価 2500円
運営会社 株式会社OLLY project
オープン日 2020年6月20日

 

 

こんな素敵なハニービール専門店が生活圏内にあったなら・・・ 

 

はちみつ好きな人はもちろん、ビール好きな人もぜひオススメしたいお店です。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。