店でコーヒーを飲んだ時に付いてくる砂糖やガムシロップを持ち帰りますか?
喫茶店やファミリーレストランでコーヒーを注文するとスティックシュガーやポーションタイプのガムシロップやコーヒーフレッシュがついてくることがあります。
それらを家に持って帰ったことがあるかと言うアンケート結果が出ていました。
結果は以下のような感じです。
しらべぇ編集部が全国の10代~60代の男女384名に「外食」に関する意識調査を実施したところ、全体で49.0%もの人が「外食で使わなかったガムシロップや砂糖を持ち帰った経験がある」と回答。
性年代別に見ると、40代と60代女性が約8割と非常に高く、一方で、10代~30代の若い世代は、男女ともそれほど高くない割合に。男女別では、男性が42.0%に対して女性は56.0%と、大きな差が。
男性よりも女性。若者よりも年配の人が比較的多く持ち帰った経験があるようです。
この結果を見て大方予想通りだなと思ったのですが皆さんはいかがでしょうか。
40代以上の人は、子供の頃から比較的「もったいない」と親や祖父母からよく言われて育った人も多いと思います。
また、家計をやりくりしている女性にとって少しでも節約に努めたいと思うのは当然のことだと思います。
ただ、店側が提供するガムシロップやコーヒーフレッシュ、シュガーは店内でコーヒーや紅茶を飲むときに「調合するためのもの」です。
もしここで、むやみやたらと大量に持ち帰ることがあるとやはり法的に問題があるようです。
やりすぎると「窃盗罪」のリスク
使わなかったからと砂糖やガムシロップ、コーヒーフレッシュを持ち帰る行為は、法的に問題ないのだろうか。
齋藤健博弁護士によると、店内で飲食する際に多少多めに砂糖を使用する場合は「調合の度合いは本人の自由」だが、「店が提供するコーヒー・紅茶に合わせて調合するものですから、どうしても、これを大量に持ち帰る行為は問題となりえます」と指摘する。
「業務妨害罪が成立することはないと思われますが、使わない砂糖やガムシロップを自宅にあまりにも不必要に持ち帰り、自分のものとする行為は、場合によっては窃盗罪が成立してしまうリスクを負います」という。
当たり前のことだが、“無料だから”と大量に持ち帰ることは絶対にやめよう。
スマートな対応は
やはり一番スマートなのは、オーダーをしたときに事前に砂糖やコーヒーフレッシュは不要だと店員に伝えることだと思います。
そうすれば、使用していないものを廃棄されることもなく「もったいない」ということも無いですからね!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。