岐阜県大垣市上石津町上多良前ケ瀬入会の「手作り工房あめんぼ」
岐阜県大垣市にある「手作り工房アメンボ」は、里山の小さなアンテナショップです。
のどかな里山にはたくさんのおいしいの産品や素敵な手作り雑貨が隠れていました。
そんな小さな街の素敵な商品をたくさんの人たちに知ってもらいたいと思いお店を始められたそうです。
こちらのお店のオーナーは東京から移住されてきた方だそうです。
自然が豊かで暖かい人の多い上石津で穏やかに過ごされているようです。その様子を伺うことができる紹介動画がYouTubeにUPされています。
この動画を見ていると、田舎に移住してみたくなってしまいます。
そんなオーナーの雨宮明日香さんが昨年から開発しているのが、町内でとれた木の実や蜂蜜を使ったアイスクリーム「もんでこアイス」です。
もんでこアイス
岐阜県大垣市上石津町上多良前ケ瀬入会の「手作り工房あめんぼ」が、里山の恵みを詰め込んだアイスクリーム「もんでこアイス」を販売している。町内で採れた木の実や蜂蜜を使い、同店の雨宮明日香さんが昨年から開発している。ミツバチがつなげる自然の営みと各地域の素材や伝説を絡めたアイスで、雨宮さんは「アイスを通して地域の魅力を知ってほしい」と新商品を生み出す。
アイスは現在、昨年発売したほうじ茶、今年発売したカヤの実、スグリの計3種類。今月中旬には栗を使ったアイスを発売予定で、今後はレモンやアシタバ、蜂蜜のアイスも順次発売したいという。
https://www.gifu-np.co.jp/news/20210905/20210905-103371.html
ミツバチが繋げる自然の営みと地元の産品・素材を使ったアイスクリームというだけでも魅力的だと思うのですが、そこにさらに「伝説」が絡むというのが、どのように絡んでいるのか妙に気になります。
岐阜県大垣市上石津町・時地域にある伝説
時地域の唯願寺にある樹齢数百年と見られる「渋無し榧(かや)」には、ある伝説が残されている。大蛇の娘だった妻が産んだ子どもを、僧侶が境内の「渋無し榧」をすり潰して与え育てたと伝わり、現在も渋皮が殻に付くことで渋みがない実が取れる。アイスでは多良産を使うが、香ばしい香りが楽しめる一品だ。新商品の栗は牧田と一之瀬産。江戸時代に栄え、牧田宿を経由し西濃地域から滋賀県の琵琶湖畔までをつないだ「九里半(くりはん)街道」と栗の語呂合わせで、遊び心も込めた。
「もんでこアイス」に使用するはちみつ
アイス作りに欠かせないのが、同町下山の養蜂と蜂蜜販売をする「スマイルハニー」の蜂蜜だ。栗の甘露煮やスグリのジャムなどに使用し、爽やかな甘さで主役を引き立てる。
養蜂は全国を巡り蜜を集めることが多いが、スマイルハニー代表の小山内伸晃さんは通年同町で養蜂活動をしており、「全てミツバチたちが町内の花から集めた蜜ばかり」と話す。雨宮さんは「ミツバチが受粉を手伝うから里山に花が咲き実がなる。ミツバチは上石津の豊かな自然の立役者」とし、蜜と実のハーモニーで優しい味わいを作り出す。「他の地域にはない素材で里山の恵みがいっぱいのアイス。各地の景色とともに楽しんでほしい」と語る。
「手作り工房あめんぼ」さんのホームページはこちらです。石窯ピザが食べたくなってきました!
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