コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

京都「風とCOFFEE」 開業から2年

 

若者が店主の喫茶店

おいしいコーヒーを飲みたいなと思い、老舗の喫茶店に行くのも好きです。


老舗ならではの空気感の中でいただくコーヒーは、やはりその時間やシーンを含めて美味しくぜいたくな時を過ごすことができます。


どちらかと言うと、仕事の事など忘れのんびりまったりと過ごしたいときにはいいかなと思います。


一方、ここ最近オープンしたような店主が若い方の喫茶店も好きです。


コーヒーのことを好きになってまだ数年。


そんな若い店主がコーヒーにどんな思いで接しているのか。


また、その店舗を通じて来てくださるお客様に対しどのような思いを伝えたりしたいのか。


そんなことを考えながら、そこでいただくコーヒーもまたおいしいです。


こういった店舗を選ぶときは、何かしら自分に刺激が欲しい時が多いかなと思います。


京都で開業し2年が経った「風とCOFFEE」。


このお店にも店主の様々な思いが詰まっていそうです。

 

京都「風とCOFFEE」 開業から2年

20代の若き店主・森さんが、2年前に京都・西陣で創業し、現在2店舗を展開する「風とCOFFEE」。かつての盛り場や長年続いた喫茶店の跡といった、渋いロケーションにありながら、提案するのは、最先端の個性際立つスペシャルティコーヒー。その意外なギャップで支持を得て、京都のコーヒーシーンに新風を吹き込む一軒だ。

「風とCOFFEE」。一度聞いたら印象に残る、爽やかで詩的なネーミングだが、「実は、自分の名前をそのまんま使っただけなんですよ」と笑う森風渡さん。近年、新たなコーヒー店のオープンが相次ぐ京都でも、最も若い世代にあたるだろう。弱冠25歳での開業は、疾風怒濤の展開を経た末に実現したものだった。

振り出しは大学時代、学園祭で出店したサークルの屋台から。「ありきたりなものは避けたいと、思いついたのが、タイにいた頃に飲んだ、コンデンスミルクが入った甘い紅茶・タイティーとコーヒーの店でした。その時はコーヒーは添え物的な位置づけだったんですが、豆の種類や淹れ方、スペシャルティコーヒーの存在を知るほどに深みが分かってきて。当時、大学の近所にあった自家焙煎のコーヒー店に通って、分からないことを聞きに行くようになったんです」

コーヒーで旅する日本/関西編|若手店主ならではの感性で、京都のコーヒーシーンに新風を吹き込む。「風とCOFFEE」|ウォーカープラス

 

大学祭がきっかけというのも、いかにも若者らしさを感じますね。

 

店主の森さんはタイで生まれたこともありタイティーを学際で提供し、コーヒーはおまけだったそうです。

 

大学を卒業し、就職した後もコーヒーショップ通いは続いたが、友人とのふとした会話が転機になって、自らもコーヒー店の開業を目指すことに。「ちょうど会社での異動や環境変化で、先行きに悩んでいたことも理由の一つです。同時に、仕事で縁があったタイ料理屋さんから、空いているスペースを活用したいという話が舞い込んで、“動くタイミングが重なった”と感じた」と振り返る森さん。

1年たたずに退職を決め、間借り店舗でスタートしたが、しばらくしてタイ料理店の移転が決まり、否応なく別の場所を探すことに。「この時点でやめるという考えもありましたが、面白さが勝った」と、新天地を求めて探し当てたのが、京都市上京区にある西陣京極の路地奥にあった店舗。紆余曲折を乗り越えて、「風とCOFFEE」を創業した。

 

森さんの歩みはまだまだ止まらず、西陣京極店の創業から2年後には、早くも2号店「喫茶カゼコ」をオープンした。「2軒目は、実は自分の家の引越のために物件を探していた時、偶然見つけたんです。地下室をイメージしたちょっと怪しい雰囲気の西陣京極とは真逆のテイストですが、店のカラーをかっちり決めるより違う方が楽しいので」と森さん。

古い喫茶店兼雀荘を改装した空間は、“ネオ純喫茶”と銘打った、レトロな昭和テイストの佇まい。「この見た目で、メニューには最先端の個性派スペシャルティコーヒーも置いている、というギャップが魅力です。酸味が少ないコーヒーを好むお客さんが多いので、定番のブレンドこそ中庸のバランスの取れた配合にしていますが、基本はシングルオリジンのキャラクターを推していくスタイル。チャレンジングな取り組みをしてる産地や自分が面白いと思った精製・品種の個性を提案しています」

 

また、コーヒーとのコラボで作家やアーチストに活躍の場を提供されているソイです。

 

店舗運営にあたり、柔軟に物事を考え様々なことにトライされているようです。

 

ここに行ったら、いろんな刺激をもらえそうですよね。

kazewithcoffee.stores.jp

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。