コーヒーとはちみつと私

【コーヒー&はちみつペアリング研究家】普段、私がコーヒーとはちみつをどんなふうに楽しんでいるかご紹介させて頂きます。

【ラトヴィア発のコーヒーピクセルズ】チョコレートバーではないソリッドコーヒーのCoffee Pixelsバー

3月8日でブログを毎日更新するようになって1年が経ちました。ちょうど、この前後からある変化がありました。

 

ブログ開設当初から、パソコン画面で見た時に何かあったら連絡がとれるようにメールアドレスを載せてあります。ブログに直接コメントをいただくことはありますが、実際メールで何か連絡がくるということは、それまでほとんどありませんでした。

 

それが、この1年経ったあたりから何通かメールをいただきました。内容は皆さん様々ですが私がブログに書いた内容に関しての質問なんかが多いです。

 

そんなメールを下さった中のお一人Nさんに先日お会いしました。

 

するとNさんから、素適なプレゼントをいただきましたのでそちらをご紹介させていただきます。

 

ソリッドコーヒーのCoffee Pixels(コーヒーピクセル)バー

ラトヴィアから取り寄せていただいたもののようです。

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3人は16年12月にソリッドコーヒーという名の会社を設立し、この製品を「Coffee Pixels(コーヒーピクセルズ)」と名付けた

Coffee Pixelsのバーは1本がわずか10gと小さく、1本ずつパッケージされ、ミルクとカスカラのふたつの味がある。カスカラとは、コーヒーチェリーとも呼ばれるコーヒーノキの果実から、中の種(いわゆるコーヒー豆)を取り出したあとの果皮と果肉などの副産物を指す。ボリビアなどでは、このカスカラを乾燥させてお茶にして飲むことがある。

ライヴィスによると、ソリッドコーヒーが最初に開発したのはミルク味のCoffee Pixelsだった。だが、彼らが求めていたような、ドリップでいれたスペシャルティコーヒーの酸味とフルーティーな香りを思わせるものではなかった。

さらに、コーヒー業界から生まれる廃棄物を最小限にする製品を開発したいという願いもあった。ミルクを入れないレシピにカスカラを加えたところ、通常は廃棄される部分を利用しつつ、ストレートなコーヒーに近い味をつくり出すことができたという。

カスカラを初めて知ったという人も少なくないはずだ。実のところ、カスカラを食品としてEUで販売することは、厳密には合法ではない。

 

wired.jp

 

コーヒーピクセルズバーは1本10gと小さいです。見た目からもチョコレートバーと呼んでも良さそうに思うのですが、呼ばないのにはちゃんと理由があるそうです。

 

「チョコレート」と呼ばない理由

「チョコレート」と呼ばない理由
ソリッドコーヒーでは、リガ郊外にある生産施設でCoffee Pixelsバーを製造している。主要な材料がココアバターであることから、Coffee Pixelsはチョコレートによく似ている、とライヴィスは説明する。

それでもチョコレートと呼ばない理由のひとつは、人々がチョコレートバーのようなものであると考えた場合、これほど小さなバーにしては価格が高すぎると思われる可能性があるからだ。同社のウェブサイトによると、4本入りの1箱が送料抜きで7.20ユーロ(約940円)する。「もうひとつの理由は、コーヒーと同様にカフェインが含まれていることです。これをコーヒーチョコレートと呼ぶと、食べ過ぎても大丈夫であると人々が考えるかもしれませんから」

生産する際に最も難しかったのは、コーヒーの風味をそのまま引き出すことだったと、ライヴィスは語る。製品にはデンマークのコペンハーゲンにあるロースター「コーヒー・コレクティヴ」と連携して、エチオピア産の豆を使っている。

食べるためにコーヒーを焙煎する方法は、飲むコーヒーのために焙煎する方法と同じではないという。飲むためにコーヒーを焙煎するときは、風味を出すだけでなく、コーヒーを水に溶け出しやすくする。

「コーヒーには酸や糖などがいくらか含まれています。焙煎が浅すぎると、それらの一部は水に溶け出せなくなります」。一方、食べるためにコーヒーを焙煎するときは、そうした問題はない。豆を丸ごと食べるのであれば浅煎りでよいというわけだ。

チョコレートバーと呼んでしまうと、カフェインが入っていると認識せず食べすぎてしまうといけないからのようですね。 

 

パッケージもシンプルでオシャレです。

カフェインの含有量はミルクで33mg。カスカラが50mgです。

 

レギュラーコーヒーの抽出液100mlに含まれるカフェインの量は約60mgです。ですから通常のカップ1杯でカフェインは70mgほど含まれていると思います。

coffee.ajca.or.jp

 

 

それでは、多分口当たりが軽いかなと思うミルクから食べてみたいと思います。

 

ミルク

こういった類のコーヒー入りのもので、かつて味わったことがない程のコーヒーの風味と味がガツンと来ます。それでいて、モカらしさがしっかり伝わってきます。それも、かなり上質な感じを受けます。

 

モカらしさがしっかりしているので、当然酸味も結構感じられます。

 

カスカラ

コーヒーはミルクと同じエチオピアを使用。そしてニカラグアのカスカラを使用しているようです。

 

ミルクとの比較をするならば、さらに強い酸味を感じます。このあたりで、カスカラが入っているんだなと感じることが出来ます。

 

コーヒーの風味の強さを比較するとミルクよりも若干強く感じます。

 

総評

今更言うまでもなく、私はかなりのコーヒー好きです。この類のもので、これ程までこんなに品質の良さがわかりしっかりとしたコーヒーらしさが伝わるもの初めて食べました。

 

ただ、平均的なコーヒー好きな日本人が食べたら恐らくコーヒーの風味が強すぎると感じる人が多いのではと思います。

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通常のコーヒーとの使い分けについても触れています。

ガソリンスタンドでCoffee Pixelsがどれだけ人気であるかを知ったときには驚いたとも話す。「人々がCoffee Pixelsを選ぶのは、移動中でもコーヒーを“飲める”からだと思います。コーヒーを飲みたいのにその場にないときの備えとして、4本入りのパックを買って車に置いておくことができますから」

 

自分たちは「コーヒーを飲む」という儀式を人々から取り上げようなどとはまったく思っていない、とライヴィスは言う。どちらかと言えばCoffee Pixelsは、スペシャルティコーヒーを飲ませる店が見つからないときの代用と考えているのだ。

スターバックスのカップをつかむ代わりに、1回分のカフェインをポケットに入れておくことができる。「高品質のコーヒーが手に入るときはそれを飲み、手に入らない場合は高品質のコーヒーバーを食べることを提案しています」

 

コーヒーが飲みたくなったけど、カップに入った熱い液体のコーヒーが飲めない状況の時たしかにこのコーヒーピクセルズがあれば、ひとまずしのげそうです。

 

今後、同じようなものが日本をはじめ世界中で広まるか・・・気になりますね。

 

最後まで、読んでいただきありがとうございました。